レバレッジETFの活用法

これを読まずにレバナス積立をしてはいけない!レバナス・ツミレバのメリットと危険性!

東大バフェットです。

『NASDAQ100を超えるにはレバレッジを掛ければ良いじゃない』

これは東大バフェットが常日頃から言っていることですね。

【QQQ】NASDAQ100を超える方法東大バフェットです。 2020年はNASDAQ100を握っているだけで年初来約50%を出すことが出来ました。 なおこの記事を...

その影響もあってか、昨今ではNASDAQ100のレバレッジが流行っているようです。

中でも気軽に購入できる投資信託でのレバレッジが流行っているみたいですね。

iFreeレバレッジ NASDAQ100は私自身も楽天カードでの積立で用いており、適当に市況が良い時に現金化したりしていて便利な投資信託です。

一方で思考停止積立20年!みたいなことが許されるものではないという危険性も孕んでいます。

ツミレバは有効なのか?

実はこのブログでは1年半ほど前に、レバレッジETFと積立投資を組み合わせることでお互いのメリット・デメリットが上手く打ち消し合うのではないかという記事を出したりしていました。

【レバレッジド・逆ドルコスト平均法】 資産運用の時間分散を図る 先日の記事にて、 仮に初期投資をガッツリしても、複利(と追加投資)を考えると運用期間の後半...

実際に資産形成期の途中であるなら有効であろうと私は考えています。

ただ、記事内容を曲解してとにかくレバレッジETFにぶち込むイナゴをする人が後を絶たなかったのです。

単体のブログ記事でレバレッジETFについての理解をするのは難しく、適当にイナゴされると危険だなぁと言った感じです。

レバレッジETF/投信についての考察記事は仮想レバレッジポートフォリオnote前編にまとめてあります。

レバレッジ積立投資のメリット

ツミレバの最も大きなメリットは、運用額が少ない初期の段階において大きめのポジションを取ることが可能なことですね。

積立投資の弱点は運用初期ほど投資元本が少ないことでした。

レバレッジを用いればこの弱点を大きくカバーできるわけですね。

淡々とインデックス投資を行っていれば、時間を掛けてお金持ちになれるだろうと分かっている人は多いでしょう。

でも、なるべく早くお金持ちになりたい人も多いことでしょう。

そんな時にレバレッジETF/投信は便利ですね。

レバレッジ積立投資のデメリット①毎日3倍複利による暴落

ツミレバ、というかレバレッジETFの大きなデメリットは毎日3倍複利であることです。レバレッジ投信の場合は毎日2倍複利ですね。

毎日n倍複利というのは厄介なもので、レバレッジを正しく理解していない人の想像とは大きく異なる値動きをします。

例えば、NASDAQ100が3ヶ月で10%下落した場合、レバレッジ2倍のNASDAQ100投信はどのような値動きになるでしょうか?

大抵の人は20%落ちるだけと考えますよね。10%の2倍だから20%、みたいな。

ところが実際の値動きは大きく異なるのです。

実際に過去データを用いて検証すると、S&P500が10%下落しただけでレバナスは50%も下落することがあったりします。

私って、自分の脳内では結論が出ている内容をわざわざ過去データで検証するのが嫌いなんですよね(怠惰)

それはさておき、なぜこのようなことが起きるのか?

それは『毎日n倍複利』によるものです。

このメカニズムについて詳しくは以下記事を御覧くださいね。

【SPXL/レバナス】レバレッジETFの複利効果の図解!【減価・増価とは】東大バフェットです。 SPXLやTECLといったレバレッジETFが人気ですね。また、ツミレバ・レバナスと呼ばれるようにNASDAQ...

端的に言うと、毎日のように上がったり下がったりしながら徐々に下落していくと、レバ無しの指数はさほど下落していなくてもレバレッジETFは暴落してしまいます。

レバレッジ積立投資のデメリット②後半ほどリスクが高い

レバレッジETFの積立投資には一定のメリットがある、というか仮想レバレッジポートフォリオnote前編でも弊ブログの記事でも有効な投資手法として取り上げています。

一方で、投信を売りたい大和証券や、PVを稼ぎたい系YouTuberが触れていない部分があります。

それは後半になるほどリスクが高いというものです。

運用初期の段階で暴落を受けても、追加投資(積立投資/ドルコスト平均法)により暴落をカバーすることができます。

一方で、運用資産が膨らんできてから暴落すると、追加投資による暴落へのカバー効果が限定的になってしまいます。

例えば毎月10万円をツミレバしていた場合、運用資産100万円が半額の50万円になったところで、5ヶ月で取り戻せます。

一方で、運用資産が2000万円まで膨らんでいた場合、半額の1000万円になってしまうと追加投資でカバーするには100ヶ月分が必要になってしまいますね。

投信を売りたい大和証券がよく使っているグラフはその辺りが上手く隠せるような期間設定になっている切り抜きなので…(小声)

解決策は?

細かい解決策やレバレッジETFを用いた安定的なレバレッジ手法については仮想レバレッジポートフォリオnote前編にまとめてあるので割愛しますが、このブログを観てくださっている方は『レバレッジETFを積み立てるにせよ、全力でのレバレッジETF投資はやめる』ことを意識していただけたらと思います。

めちゃくちゃ簡潔な解決策としては、例えば月10万円のうち5万円はS&P500のレバ無し投信、5万円はナスレバ2倍投信に積み立てるとかでしょうね。

まとめ

本文中では経費率については無視しました。レバレッジ投信ETFの経費率は1%程度と高額なことはさすがに知っていますよね。

レバレッジETFは毎日の値動きによって減価が大きいため、長期投資でも短期のボラの影響を無視することができません。

一方で、レバレッジ無しのインデックス投資であれば、購入時と売却時の株価のみに影響を受けるので、長期投資であれば短期のボラを無視することが出来ます。

長期で見たら基本的に株価は右肩上がりと言えるでしょう。一方で短期のボラは誰にも分かりません。しかも毎日の値動きが上がるか下がるかの順番なんて誰にも分かりません。

値動きの順番によって影響を受けるのがレバレッジETFです。

その結果、S&P500が10%しか下落していないようなちょっとした調整でも、ナスレバは50%の大暴落になってしまったのです。日々の値動きの順番次第でパフォーマンスが変わってしまうからですね。

『日々のボラを無視して、長期投資でレバレッジを掛けれたら良いのに…』

と思った方は、ようこそデリバティブ・インデックス投資へ。

  • 指数が小幅調整でも、レバナスは大暴落!は実際に起こり得る。
  • ツミレバの取得価格平均化効果は後半になるほど失われて暴落耐性が減る。
  • レバレッジETFは日々の値動きの順番によってパフォーマンスが左右される。
  • レバレッジETFは日々のボラを無視できない。
  • 日々のボラを無視して長期投資レバレッジをしたければデリバティブ・インデックス投資の世界へ。
※投資は自己責任で!ゴッドラック!
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東大卒新卒1年目で資産2000万円を達成。新卒2年目の8月現在では3500万円を運用。投資の長期戦略を超ロジカルに解説します。米国株投資の普及により日本を強くしたいと本気で考えております。米国株ブログPVランキング1位を達成。いつも応援ありがとうございます♪
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