東大ぱふぇっとです。
クレカでレバナスを買うとレバレッジの2乗になることを先日の記事で説明しました。
クレカはそもそも借金ですからね。
信用買いですね。
クレカ投信は得てしてポイントにばかり目が向きがちらしいですが、私としては実はレバレッジ効果に注目しています。
時間軸の概念
先日も時間軸に関する素晴らしい記事を書いてしまったのですが、賢明なる投資家の方々であれば既にご覧になっていることでしょう。
まだご覧になっていない方は以下にこっそりとリンクを貼っておくので見てみると良いでしょう。
クレカ投資信託に時間軸を追加する
では次は、クレカ投資信託について時間軸の概念を導入してみましょう。
これはいつも迷うのですが、最初に駄文を書き連ねるべきなのか最初から結論を述べるべきなのか…。どっちのほうが分かりやすいですかね。
クレカ投資信託積立は支払いの無限の先送りである！
結論から言います。
あなたは20年後のあなたから無利子で5万円を借りることが出来ます。
20年間も無利子でお金を借りることが出来た場合の複利運用の効果は皆さんであれば容易に察しが付くでしょう。
いいですか？クレカ投信積立というのは、無利子でお金を借りるのと同義なんですよ！！
クレカ投信では毎月5万円を積み立てることが出来ます。
細かな点はさておき、積立から実際の支払いまで約1ヶ月の猶予があるとしましょう。
どうせ1ヶ月後に払うなら変わらなくない・・・？
いいえ大違いなんですよ！！
クレカ代を支払った直後には、翌月の投資信託積立が実行されます。
その支払いはまた1ヶ月後なのです。これが次々に繰り返されます。
こうして支払いは無限に先送りされます。
分かりやすい表
本質が分かる表を作成してみました。
投資信託の積立と、実際の支払いは常に1ヶ月ずれ続けます。
パッと分かりやすい加工を加えてみました。
仮にこの制度が20年間続いた場合、20年後のあなたが、今のあなたの代わりに5万円分の投資信託を購入してくれるんですよ！
20年後の自分から前借り出来る
正直言って、年間6000ポイントもらえることよりも、今すぐ5万円を無利子で借りれることの方が効果が大きいのではないでしょうか・・・。制度が20年間も続くかはさておき。
- 毎月500ポイント→年間6,000ポイント→20年間で12万ポイント貰える
- 今5万円で投資信託を購入できる→年利7%として20年で20万円になる
※この20万円から元本5万円を引いて、15万円が利益ですね。なおインフレ率とか細かい話は未考慮。
というわけで、未来の自分から無利子でお金を借りて、投資信託を購入することに成功しました。
なお、適宜利確を行うことで即座に現金を借りることが出来てしまう気もしませんが…
実行可能な組み合わせ
東大ぱふぇっとは上記3つのクレカ投信積立を行っています。合計で毎月15万円ですね。
楽天とSBIではもちろんレバナスを積み立てています。
クレカ投信積立とレバナスを組み合わせればレバレッジの2乗が実現できますからね。
証券会社的にはポイントタダ取りをされると困りますから市況が良いときに適宜利確をして再投資するかどうかは個人の判断に任せますね。
なお、適宜利確を行うことで即座に現金を借りることが出来てしまう時点でやり得なのは明白ですが、即座に利確するのは証券会社などに多大なる迷惑がかかる行為ですのでやめましょう。
楽天カード
みなさんは楽天カードと楽天証券の組み合わせにおいてポイント1%還元にばかり注目していたものかと思われますが、実際のところは無利子前借り効果もかなり大きいのです。
楽天カードと楽天証券の組み合わせでのやり方は以下記事にあります。
エポスカード
変わり種ですがエポスカードでも投資信託の積立が可能です。無料でゴールドカードを作れたりするので、非常におすすめですね。レバナスには非対応なので、セゾン資産形成の達人ファンドが良いでしょう。株式100%ですね。
三井住友カード
また、SBI証券と三井住友カードの組み合わせも新たに生まれました。
まとめ
本文で述べられていることと合致するものは、次のうちどれか。全て答えよ。
①クレカ投信のメリットは一般的にポイントであると理解されがちだが、筆者はレバレッジ効果に注目している。
②クレカによる投資信託の積立は、支払いを無限に先送りする構造になっており、実質的には遠い将来の自分から無金利無担保で借金して株を買うのと同義であると考えられる。
③クレカで投資信託を購入して即座に売却すれば即座に現金が手に入るため、錬金術として非常にオススメである。
④クレカ投信積立×レバナスによりレバレッジの2乗が実現できる。
⑤レバレッジの2乗は素晴らしいので、東大ぱふぇっとは毎月15万円のクレカ投信枠を全てレバナスに投資している。
まとめの解説
①クレカ投信のメリットは一般的にポイントであると理解されがちだが、筆者はレバレッジ効果に注目している。
→正しい。
②クレカによる投資信託の積立は、支払いを無限に先送りする構造になっており、実質的には遠い将来の自分から無金利無担保で借金して株を買うのと同義であると考えられる。
→正しい。
③クレカで投資信託を購入して即座に売却すれば即座に現金が手に入るため、錬金術として非常にオススメである。
→誤り。クレカで投資信託を購入して即座に売却すれば即座に現金が手に入るのは事実ではあるが、証券会社などに迷惑が掛かるのでやめましょう。
④クレカ投信積立×レバナスによりレバレッジの2乗が実現できる。
→正しい。
⑤レバレッジの2乗は素晴らしいので、東大ぱふぇっとは毎月15万円のクレカ投信枠を全てレバナスに投資している。
→誤り。エポスはレバナス非対応なので毎月10万円をクレカ投信でレバナスに突っ込んでいる。
解答は①②④ですね。
間違えてしまった場合
解説を読んでも間違いがわからない場合はWealthNaviをやった方が良いかなと思います。ほんとに。
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