【基礎知識編】

結局どっちがいい?SP500 vs 全米株式(VTI)について徹底解説!

東大ぱふぇっとです。

最近は日本でも投資ブームが来てますね。

それもそのはず、日本人にとって資産運用はもはや必須なんですよね。

日本ではバブル崩壊以降、実質賃金はほとんど上がらず、しかも少子高齢化で現役世代の社会保障費負担が増加しています。

それに加えて、将来ほんとに満足のいく年金がもらえるかは甚だ疑問🐰💔

そんな状況下、自分の老後は自分で守るために資産運用はマストなんですよね。

そして資産の運用先として人気なのが米国インデックスですよね。これは投資初心者の間でもかなり浸透してきた気がします。

普通であれば、海外の株式に投資するなんて投資初心者にはリスクが大きいようにも見えます。

ただ日本経済がオワコンの中、むしろ投資初心者にとっては日本株より米国株の方が安全なんですよね。

しかもインデックス投資であれば個別の企業を細かにチェックする必要もないし、ほったらかしでいいので初心者向けと言えます。

米国株インデックスとして、最も有名なのは”S&P500”と”全米株式(VTI)”ですよね。

そしてよくある質問がこれ。

「日本株がオワコンなのは分かった。そして米国株インデックスに投資すればいいのも分かった。でも結局”S&P500”と”全米株式(VTI)”だったらどっちに投資すればいいの?」

今回はこの疑問に対して、ずばり答えを出しちゃいます!

S&P500と全米株式の定義

まずはS&P500と全米株式の定義をしっかり見ていきましょう。

S&P500とは?

S&P500とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している米国の代表的な株価指数の1つです。

米国株式市場に上場している企業から代表的な500銘柄を時価総額で加重平均し、指数化しています。

S&P500指数は米国株式市場の時価総額の約80%を網羅しているため、米国の相場全体の動向を知る上でも役立つ指標ですね。

ちなみにS&P500の採用基準は以下の通りです。

  1. 米国企業
  2. 時価総額が131億ドル以上(金額は随時見直し)
  3. 高い流動性があること
  4. 浮動株比率が10%以上
  5. 直近四半期利益が黒字
  6. 直近1年間の利益が黒字

※2022年3月末時点

時価総額が131億ドル以上なので大型株しか採用されませんね。

しかも黒字であることが条件なので、若くてまだ赤字を掘ってる会社は採用されません。

ちなみに日本で買える代表的なS&P500連動型投資信託は以下です。

信託報酬 運用会社 積立NISA
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド 0.0938% SBIアセットマネジメント
eMAXIS Slim
米国株式(S&P500)
0.0968% 三菱UFJ国際投信

※2022年3月時点

米国市場で直接ETFを買うなら以下がお勧め。

手数料 運用会社
Vanguard S&P 500 ETF (VOO) 0.03% バンガード
iShares Core S&P 500 ETF (IVV) 0.03% ブラックロック
SPDR Portfolio S&P 500 ETF (SPLG) 0.03% ステートストリート

※2022年3月時点

全米株式とは?

全米株式はその名の通り、米国株式市場に上場している企業のほぼ100%をカバーすることを目指したものです。

米国株式市場には2022年2月時点で約4100社の企業が上場しており、全米株式はその全てを対象とします。まさに米国経済全てに投資をすることになりますね。

日本で買える代表的な全米株式型投資信託は以下です。

信託報酬 運用会社 積立NISA
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(SBI VTI) 0.0938% SBIアセットマネジメント
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI) 0.162% 楽天投信投資顧問

※2022年3月時点

米国市場で直接ETFを買うならVTI一択でいいと思います。

手数料 運用会社
Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF Shares (VTI) 0.03% バンガード

 

ここまで見ると投資信託で運用するなら、S&P500でも全米株式でもSBIの商品が信託報酬手数料が安く魅力的であることがわかりますね。

ということで投資初心者の方はまずはサクッとSBI証券で口座開設しちゃいましょう。

S&P500と全米株式のリターンを比較

早速、S&P500と全米株式の比較に入っていきましょう。

まずは最も重要なリターンの比較から。

ちなみにここでは、長期のリターンを比較するためにS&P500は”IVV”を、全米株式は”VTI”を用いています。

それぞれの各期間の配当込平均年率リターンの比較は以下。

1年 3年 5年 10年 20年
S&P500(IVV) 4.92% 18.86% 15.95% 14.52% 9.20%
全米株式

(VTI)

3.71% 18.11% 15.37% 14.24% 9.54%

※2022年3月31日から各期間をさかのぼって配当込平均年率リターンとして計算

東大ぱふぇっと
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20年間のリターン以外はS&P500の方が優れていることがわかりますね。

S&P500と全米株式のリスクを比較

次に、リスクを比較しましょう。

資産運用の世界でいうリスクとは”リターンのばらつき”で表現されます。金融学的な意味でのリスクという意味です。

言い換えればボラティリティの大きさですね。

個別株をやったことある人ならわかると思いますが、上場したばかりでまだ赤字の企業とかってめちゃくちゃ株価の変動が激しいですよね。こういう株が”リスクが高い”と言います。

ちなみにリスクは標準偏差で表します。

S&P500と全米株式の各期間のリスクは以下の通り。

数字が大きいほどリスクが高いことを表します。

3年 5年 10年
S&P500(IVV) 18.48% 14.96% 13.39%
全米株式(VTI) 19.41% 15.64% 14.15%

出典:Yahoo Financeのデータを基に筆者が作成

東大ぱふぇっと
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リスクに関しては全ての期間でS&P500の方が優れているね。

S&P500と全米株式のリスクリターンを比較

次に、資産運用のパフォーマンスを見る上でとても重要な”シャープレシオ”を見ていきましょう。

シャープレシオは超簡単にいうと「リターン÷リスク」であらわされます。

つまりシャープレシオが高いということは、”低いリスクで高いリターン”を得たということができます。

ということでシャープレシオが高い方がパフォーマンスとして優れていることを表します。

S&P500と全米株式の各期間のシャープレシオは以下の通りです。

3年 5年 10年
S&P500(IVV) 0.93 1.11 1.15
全米株式

(VTI)

0.92 1.06 1.00

出典:Yahoo Financeのデータを基に筆者が作成

東大ぱふぇっと
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シャープレシオをみても全ての期間でS&P500の方が優れているね。

考察

ここまで見てくると既にお察しの通り、ほぼ全てのデータにおいてS&P500の方が優れていることがわかります。

唯一、S&P500のデータで劣っているのは20年間リターンのみですね。

つまり過去データ分析による定量的評価に基づけば、全米株式よりもS&P500に投資する方がいいことがわかりますね。

まあ、ほとんど大差ない結果なので今全米株式に投資している方は、わざわざそれを売却してS&P500に乗り換える必要はないと思います。

ただ、これから投資を始める方に対して、強いてどちらかを勧めるならば”S&P500”ということになります。過去データを用いた数字の上では。

さて、ここでは全米株式よりもS&P500の方が数字として優れていた理由を深掘りしてみましょう。

なぜ、一部の大型株のみに投資するS&P500の方がパフォーマンスとして優れていたのでしょうか?

ここからはあくまで推測ですが、1990年代後半以降の本格的なIT時代の到来で、米国市場の主役がIT企業に変わったことが主因と考えます。

IT企業が自社サービスの質を改善し、売上を拡大していくために最も重要な要素は”データ”です。

つまりデータの量が多ければ多いほど、自社サービスの質を高めることができ、新たに顧客を獲得し、更にデータの量が増えるという好循環に入るのです。

つまり、IT企業は「大きな企業が更に大きくなる」という性質があるんですね。

代表例がまさにGAFAMですね。

実際に、小型株のラッセル2000、大型株S&P500、大型IT株Nasdaq100のリターンを比較してみるとこんな感じです。

青色:Russel 2000
水色:S&P 500
紫色:Nasdaq 100

ラッセル2000パフォーマンス直近10年間出典:Yahoo Finance

 

東大ぱふぇっと
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大型IT株がポートフォリオに占める割合が大きいほどリターンがいいことがわかるね。

まとめ

  • S&P500は米国の大型株500社、全米株式は米国の全上場株4100社が対象。
  • リターン比較では20年間のリターンを除いて、10年間以下の期間では全てS&P500が優れている。
  • リスク及びリスクリターンの比較では全ての期間でS&P500が優れている。
  • 定量的評価に基づくと全米株式よりもS&P500の方が優れいていることがわかる。

これらはあくまでも過去データを元にした分析に基づくものである点には注意が必要です。

投資とは過去ではなく未来に向かって行うものです。

あなたは車を運転するとき、バックミラーとフロントガラス、どちらを注視しますか?

当然ながら前ですよね。

今回のデータ分析に基づく考察は『バックミラーを見て前方を推測する』といった形であることに注意が必要です。

未来予測を踏まえた投資については【投資神託・予言書】毎月の短期ポジション★世界の未来予測★をご覧くださいね。

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