東大ぱふぇっとです。
『レバナスと現金を組み合わせてはいけない』
これを図解しました。
めちゃくちゃ分かりやすい画像ですよね?
ちゃんとバツ印付いてるし。分かりやすいよね?
…。まあこれ私が考えたわけではないので!
参考リンク
本記事はレバナス・レバレッジETFについてある程度の知識があることを前提に書いています。
最低でも以下記事には目を通しておいてくださいね。
なお本記事の前半は以前の記事からコピペしているものです。以下記事を読んでいる人は読み飛ばして差し支えありません。
なお一部を抜粋してコピペしているため、詳しく知りたい方はしっかりと元記事を読んでおきましょうね。
レバナス/レバレッジETF+現金はダメ!
レバナス・レバレッジETFに現金を組み合わせるポートフォリオは基本的にダメです。生活防衛資金を持つのは良いですが、ポートフォリオに現金を組み込んではいけません。
例えば以下のようなポートフォリオですね。
これでフルインベストメントと同じポジションを取れていることになります!!という主張をしたいのだとは思うのですが…。
これはVOOへの全力投資に対して基本的に劣っています。
なぜダメなのか?
レバレッジETF+現金ポートフォリオは現金を空売りしながら現金を保有しているわけです。
現金の売りポジと買いポジを両建てするという奇妙な状態が実現しているわけですね。
しかも金利1%を払って…。
金利を払って現金の両建てをしているのがレバナス+現金ポートフォリオです。
金利を払って現金の両建てって割とパワーワードだと思います。。。
- レバレッジの本質とは現金の空売りをして株を買うことである。
- レバレッジETF+現金ポートフォリオは現金の売りポジと買いポジの両建てを意味する。しかも金利1%を払って…。
- 金利を払って現金の両建てをするのは厳禁。
というわけで、レバレッジETF/レバナス+現金を組み合わせるモデルはおかしいのです。
具体的な代替案
レバレッジETF+現金はダメ!!おしまい!!!
だと困りますよね。というわけで具体的な代替案を提示しておきます。優しい。
図を0から作るのは面倒なのでレバレッジETFまとめnoteからコピペしますが、例えば以下のようなポートフォリオが良いですね。
現物株を活用しながらレバレッジ比率1.5倍を組むなら以下のようなポートフォリオになります。
100万円を持っていたら75万円をVOO、25万円をSPXLですね。レバレッジ比率の計算大変ですかね…?
運用モデルについてはレバレッジETFまとめnoteからあまりコピペをすると購入してくれた方々に失礼なのでこの程度にしておきます。
暴落時にレバナス/レバレッジETFを買い増しする資金として現金を持っている人がいるのかもしれません。でもその場合は上記のポートフォリオを組んだ上で、暴落時にVOOを部分売却してSPXLを買えば良いです。
※まあ暴落時にレバレッジETFが規制されたらアウトなのですが、それは現金で買った場合も同じなので…。
前半のまとめ
- レバナス/レバレッジETFを持つなら現金はゴミ。
- レバレッジの本質は現金の空売りをして株を買うことである。
- 金利を払って現金の両建て←ダメ。
- レバレッジETF+現金ポートフォリオは現金を空売りしながら現金を保有している。しかも金利を払っている。
レバナス/レバレッジETFを保有しながらリスクヘッジ資産として現金をポートフォリオに組み込むことは現金の両建てを意味します。
それでも現金を持ちたい場合はレバレッジETFまとめnoteで提示している運用モデルそのものなので、購入者の方に失礼なので。。。省略します()
現金を持ちながらレバナスを持つのはおかしいということはご理解頂けたでしょう。
細かな話は以下記事にて解説してあります。
オススメのリスクヘッジは?
ではリスクヘッジ資産として何を持つのが良いでしょうか?
その答えは…
- レバレッジETFまとめnoteにも書いてありますし、
- 仮想レバレッジポートフォリオnote後編にも書いてあるし、
- デリバティブ・インデックス投資【実践編】にも書いてありますし、
- AIロボアドの取材記事にも書いてあります。
別解がたくさんあるのでnoteで扱っているレベル感によって解が増えます。
一般的な答えは以下の記事に書いてありますね。
この答えが一般的だと思うのでこの記事はぜひとも目を通しておくべきでしょう!
ここから後半!!
さて、前回の記事ではおすすめのリスクヘッジ用資産について少しだけ解説を行いました。
もちろん上記の内容は正しいです。一般的にはAIロボアドの取材記事に書いてある内容をリスクヘッジとして選択すべきでしょう。まあゴールドですが。
ただ、金利を払ってゴールドを持つことになるので…だったらそもそものレバレッジ比率を下げるべきという話にもなります。
まあゴールドにもレバレッジを掛けて、現金空売りポジションを強めるのはアリですが。なお2020年8月の私のポートフォリオは正にこれですね。
本ブログの読者層はリテラシーが高いことを踏まえると、最良の選択肢はやはりレバレッジETFまとめnoteに示した内容でしょう。
本記事においては、ある種の思考実験も兼ねつつ他の手段を検討してみます。
アセットクラスから考える
アセットクラスとは資産の分類を表すものと思えば良いでしょう。
具体的には以下のものを指します。
- 株式
- 債券
- ゴールド
- 不動産
- 現金
- (暗号資産(仮想通貨))
これらのうち、レバナス・レバレッジETFに組み合わせられるものはあるでしょうか?
株式
レバナスに株式を合わせる。
まあ先述したように現物株と合わせるのは大いにアリでしょう。
ただ、今回はディフェンシブにする方法ですので…株式と合わせるのはちょっと違いますね。
強いて言えばVIGですかねやはり。VIGにレバレッジを掛けたほうが早いという宗教に入信したければIG証券でVIGにレバレッジを掛けることになります。
債券
レバナス・レバレッジETFに債券を組み合わせる手法を主張する人もいるようです。
これは株式と債券の値動きが逆相関するという幻想に取り憑かれてしまった方々の世界ですね。
なお現実には…
ゴールド
先述したようにゴールドは選択肢としてはアリになります。低リスク資産の代表格ですからね。
ただ、レバナス・レバレッジETFを保有して金利コスト(経費率)を支払っているわけですから、金利を払った上でゴールドを保有することになります。
ゴールドとは価値を保存する石ですから、それ自体が何かを生み出すわけではないですね。金利を払ってまでゴールドを保有するのであれば、ROBO PROの相場観と合わせる感じになるでしょうか。
なお、デリバティブ・インデックス投資の世界観においては株式とゴールドにレバレッジを掛けることでドル安で儲かるポジションを構築できたりもしますね。
不動産
ペーパーアセットとしての不動産ですね。まあ株式との相関は強いとはいえ少しだけズレてはいるので、単に株式150%にするよりは株式140%不動産10%の方が良いという説はあります。
ただ、本記事の主旨は『ディフェンシブにする方法』なので高リスク高リターン資産である不動産と組み合わせるのはちょっと違いますね。
現金
ある意味で低リスク資産なのである意味で組み合わせるのは正しいです。
ただ、本記事の前半で述べたようにレバナス・レバレッジETFと現金を組み合わせるのは金利を払って現金の両建てをしているだけなのでアウトです。こんなのを組むくらいならレバレッジ比率を下げろというお話。
特別な事情がない限り、基本的には論外なお話ですね。
暗号資産(仮想通貨)
本記事はディフェンシブなポートフォリオを組むために何と組み合わせるかというお話ですので無しですね。
プチまとめ
- 株式→現物株と合わせるのは大いにアリ。ディフェンシブを求めるならVIGではあるが、レバナスと組み合わせてディフェンシブになるアセットを考える上では不適当。
- 債券→株式と債券の値動きが逆相関するというのは幻想。【レバナス民必見!】救済記事を読んでおきましょう。
- ゴールド→アリではある。金利を払っている点に留意。ROBO PROの相場観にイナゴするか、デリバティブ・インデックス投資で現金の下落に賭けるポジション構築は有力。
- 不動産→ディフェンシブとは言えない。
- 現金→金利を払って現金の両建てなので論外。
- 暗号資産(仮想通貨)→ディフェンシブとは言えない。
なんかどれもパッとしないんですよね。まあ最有力の選択肢はレバレッジETFまとめnoteに書いてあるからここには書けないという話もあるのですが。
繰り返しになりますが、本記事においては、ある種の思考実験も兼ねつつ他の手段を検討している形ですからね。
そもそもの問題点は何か?
そもそも、現金をレバナス・レバレッジETFと組み合わせるのは何が悪かったのか?
これは金利を払って現金の両建てをしていることが問題点でした。
つまり、この金利(経費率)以上のメリットを現金がもたらしてくれるのであれば、現金+レバナス・レバレッジETFはアリということですね。
ディフェンシブな資産であることが求められるので、値動きがほぼ無くて金利が発生する手段が求められますね。
銀行の定期預金は…日本は空前の低金利時代なので無理ですね。金利が高いとそもそも経費率も上がるという話もありますがまあ。
値動きがほぼ無くて金利が発生する手段
値動きがほぼ無くて金利が発生する手段にピンと来た人はすごいですね。
1ヶ月以上前、コメント欄で以下のような会話がありました。
東大ぱふぇっとは高配当株投資に対して否定的な立場ではありますが、高配当株投資にも需要自体があるのは理解しています。ただ、それならFundsのようなサービスの方が合理的な可能性は高いです。
下手な高配当株よりはソーシャルレンディングの方が良いというのは言われてみると確かに。
コロナ前だと米国債の利回りが3%とかあったのでそれで良かったんですけどねぇ。逆に考えれば現在利回りを追求するなら企業の信用リスクを取りに行くというのは妥当な戦略ですね。
ちょい前は債券の強気相場なこともあり、利回りも良かったこともあり、債券で良かった。。。
今現在だと分配金の利回りを狙いに行くなら企業の信用リスクを取りに行く戦略が普通にめちゃくちゃあり。。。
株価の値動きリスクが高い人や、株価の値動きでメンタルを病んでしまう人は、リスクを取ってまで株式投資をすべきではありません。
この場合はリターンを狙う上で株式投資によるリスクを取るのではなく、Fundsで企業の信用リスクを取ったほうが良いでしょう。
ここに書いてあることが全てですね。
債券が機能しないと思われる相場が今後しばらく続くと想定される中で、利回りを追求するなら値動きリスクではなく企業の信用リスクを取りに行くという手段は妥当な戦略となり得るんですよね。
レバナス・レバレッジETFの経費率を約1%として、Fundsの利回りを約3%とするなら…
そういう結論になってしまうんですよね。実は。。。
Fundsは償還期間が1年で値動きのない短期債みたいなもんですね。
『ディフェンシブに金利を生む手段×レバレッジ』って実はすごい威力を発揮するんですよ。
なぜでしょうか?
レバレッジの本質は借金して株を買うことでしたよね。その金利が経費率と考えられます。
経費率以上の利回りをディフェンシブに生み出せる手段が見つかった時、両者を組み合わせることで何が起きているか?
低金利で借りた金を高金利で又貸ししている状態を作り出せるのです。
『ディフェンシブに金利を生む手段×レバレッジ』って実はすごい威力を発揮するんですよ。
つまりレバナス・レバレッジETFで低金利借金(金利約1%)を行い、Fundsに利回り約3%で又貸ししてしまうという作戦ですね。
出典:中間管理録トネガワ
参考
本記事は思考実験も兼ねて『ディフェンシブに金利を生む手段×レバレッジ』の威力を伝えるためにFundsを例として挙げているに過ぎません。
レバナス・レバレッジETFと組み合わせる発想はちょっと悪魔的すぎます。
Fundsは償還期間が1年で値動きのない短期債みたいなものとして捉えるのが良いでしょうか。
本ブログにおいて本来Fundsは様々な事情で株式投資のリスクを取れない人向けの手段として紹介しているものです。
高配当系の記事において以下のような紹介をしている感じですね。
こういうクラウドファンディング系は株式投資に劣ることが多いため基本的に紹介しないのですが、信頼している投資家の親友がFundsを祖父母に勧めていると聞いて正直に認識を改めました。冷静に考えると株式投資にはないメリットがありますね。 株式を保有すると高配当投資であろうと株価は上下します。そして株式は長期保有が前提ですね。例えば定年退職後の方々に株式のリスクは高すぎると言えます。分配金が欲しいのであれば、値動きリスクはなく企業の信用リスクのみで分配金を貰えるFundsを使う手は割と有力です。年間の予定利回りは3%前後ですね。 Fundsは上場企業案件が多数なので、企業が倒産するリスクは低いと思われます。
- 株価の上下に一喜一憂してしまいメンタルを病んでしまう。
- 少しずつで良いから安定的に増やしていきたい。とはいえ資金を預金で眠らせるのは嫌。
- 様々な事情で株式投資でリスクを取るのが難しい。
- 既に出口が近く、株式投資の期間を十分に確保できない。
これらに該当する方で高配当投資をしている方はFundsの利用を検討する価値があるでしょう。って紹介しています。
まとめ
レバナス・レバレッジETFの本質は現金を借りてきて株を買うことでした。
その金利より高い金利で貸し出せれば、単純に利ザヤを稼ぐことが出来ます。
お金を安く借りて高く貸し付けるのは…まあカイジの世界観だけでなくその辺の銀行とかみんなやっていますが。ていうかそれが本業ですし…。
ディフェンシブに金利を生む手段×レバレッジの威力はヤバい。
この思考実験により、ディフェンシブに金利を生む手段の凄さが少しでも伝わったなら良かったです。
悪魔的発想の持ち主をまた一人、生み出してしまったのだろうか。
相場予測noteを無料お試しできるキャンペーン!
- 相場当てまくりの相場予測noteを無料で読める!
- 秘密の爆益銘柄を無料でチェックできる!
- 紙書籍が郵送されてくる!
- 総額1万円相当を無料でプレゼント!
超豪華な特別キャンペーンをIG証券様が実現してくれました!
- 私の相場予測を無料で読める!
- 総額1万円相当のプレゼントを無料でゲットできる!
IG証券でしか取り扱っていない投資対象が山ほど存在するため、私のように幅広い投資対象へ投資するなら必須の口座ですね!私自身もIG証券を利用しています!
秘密の爆益銘柄も公開中!
ブログの記事は全て無料で読めますが、相場予測noteに関しては有料記事となっています。
予言書とか言われちゃうレベル!?
驚異の的中率!爆益銘柄の公開!
別格すぎる相場予測を公開中!