最新ポートフォリオ

【VIG】バンガード・米国増配株式ETFの銘柄選定について

東大グレアムです。

今日はバンガード・連続増配ETF(VIG)がどのように銘柄選定を行っているのかについての説明です。

一般的な時価総額加重平均指数と比較して、銘柄選定方法が明確ではないところがありますからね。

VIGの概要

VIGとは、米国の連続増配実績のある大型株を中心としたETFです。

コロナショックでも下落耐性を発揮したことから、注目が集まりました。

【必見】高配当株ETF&連続増配株ETFの比較!【SPYD/VYM/VIG】東大バフェットです。 今回は、 高配当株ETFへ投資をしたい場合 に絞って考察を加えます。 ロジカルに高配当株E...

低金利環境下での債券の代わりになりうるものとして、東大バフェットポートフォリオ(ハイテク・連続増配ポートフォリオ)にも採用しています。

【新提案】3つのETFでお手軽バランス投資!【東大バフェットポートフォリオ】東大バフェットです。 本ブログをご覧の方々の中には、 といった方々も多数いらっしゃることでしょう。 そもそも身...
【新提案】ハイテク・連続増配ポートフォリオ【VGT/QQQ/VIG】東大グレアムです。 以下の記事で、低金利環境下での株式+債券のバランス型運用についての問題点を提示しましたが、解決策までは示してい...
【暴落対策】債券をポートフォリオに組み入れる理由東大グレアムです。 株式と債券のバランス型ポートフォリオは、シーゲル教授を始め多くの経済学者が推奨してきました。実践している投資家...

投資アプローチ

  • NASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指します。
  • 完全法を用いたパッシブ運用です。
  • ファンドはフルインベストメントを維持します。
  • 大型株の中でも前年比増配の実績を持つ銘柄に重点を置きます。
  • 低経費によってトラッキングエラーを最小限に抑えます。

ベンチマーク(DVG)

10年以上連続して増配の実績を持つ米国普通株で構成される、NASDAQ US ディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックスに連動したパフォーマンスを目指します。
今日はこの、NASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックス(NASDAQ US Dividend Achievers Select Index、DVG)がどのように銘柄選定を行っているのか(Methodology)を紹介したいと思います。

計算式

DVGは修正時価総額加重平均インデックスです。

インデックスの値はインデックスに占める各構成銘柄のウェイト(インデックスシェア)に等しくなっています。

計算式は以下です。除数で割ることは集計値を低い桁にスケーリングして把握しやすくするために行われています。

計算式:調整後の時価総額/除数

銘柄選定

DVGは、NASDAQ US Broad Dividend Achievers Index (DAA)からリミテッド・パートナーシップ(LP)の会社とREIT(Real Estate Investment Trust、不動産投資信託)を除外したものです。

LPとは、米国の企業形態の一つで、無限責任を負う最低1名のゼネラル・パートナー(GP)と、有限責任のリミテッド・パートナー(LP)とによって組織されます。

各構成証券は毎年3月に、インデックスに含まれることが適格かどうか判断され、証券の追加・削除が行われるとのことです。

また、追加の株式発行や株式分割、会社のスピンオフ等のイベントに対しては、その日のうちに対応してシェアが調整されるようです。

そうなると、今度はこの元になっているDAAとは何なのかということになります。

DAA

DAAは、10年以上連続して増配の実績を持つ米国証券のインデックスです。

DAAからLPとREITを除いたのがDVGだったので、同じような表記なのは当然ですね。

計算式

こちらも計算式はDVGと同様、以下となっています。

計算式:調整後の時価総額/除数

銘柄選定

・NASDAQ US Benchmark Index (NQUSB)からNASDAQ証券取引所・ニューヨーク証券取引所・AMEX・CBOEに登録されているLPを除外したもの。

(なんかDVGと被っている気もしますが、結局DVGはDAAからREITを除いたものという理解になるのでしょうか)

・3か月の平均1日のドル取引量が100万ドル以上であること。

・10年以上連続で毎年定期配当が増加していること。

また、イベントについては同様に対応し、リバランスは4半期ごとに実施されるとのことです。

NQUSBとは、アメリカの証券所に上場している浮動株基準時価総額加重平均インデックスです。

まとめ

インデックスがインデックスを参照しているのでややこしいですが、結局は以下のように決められていると思われます。

アメリカの証券所に上場している浮動株基準時価総額加重平均インデックスであるNASDAQ US Benchmark Index (NQUSB)から、リミテッド・カンパニー(LP)とREITを除外する。

3か月の平均1日のドル取引量が100万ドル以上であること、10年以上連続で毎年定期配当が増加していることの条件でスクリーニングする。

スクリーニングされた証券は、時価総額に応じて重みづけされて、把握しやすいインデックス値に割り戻される

こうしてできたベンチマークを基にETFが作成されているということですね。

ETFはスクリーニングや定期的なリバランスも自動で行ってくれるので、投資が趣味ではない一般の人にとってはとても優良な商品であると思いました。

※投資は自己責任で!ゴッドラック!

▼投資の基礎まとめ▼

初心者はまずはコレからスタート!
別格のインデックス投資を学べます!

▼リスク管理まとめ!▼

リスク管理が気になる方へ!
注意すべき点をまとめてあります!

▼レバレッジまとめ!(前編)▼

レバレッジを始めたい方向け!
レバレッジ初心者からでも大丈夫!

▼レバレッジまとめ!(後編)▼

さらに深い理論がここに!
究極のインデックス投資を学べます!

ブログ村応援クリックお願いします!

ABOUT ME
東大グレアム
東大グレアム
東大バフェットの大学時代の親友。主に経済的側面からの短期・中期動向や投資スタイルを解説する。類まれなる頭脳と研究能力で東大バフェットを支える最強のブレーン。
カテゴリー内人気記事

POSTED COMMENT

  1. アバター mikage より:

    そういえば、高配当・増配系米株ETFの中ではDGRWについては現時点では未だに触れていなかったと思います。DGRWについての解説記事も楽しみにしております。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。