レバレッジド・逆ドルコスト平均法ってなに?
今、適当にそれっぽい名前を付けました♪
資産運用の時間分散を図る
先日の記事にて、
仮に初期投資をガッツリしても、複利(と追加投資)を考えると運用期間の後半になるほどリスクが大きくなり、資産運用の時間分散は出来ていない
ということを述べました。こちらの記事ですね。
上記記事では、資産運用の時間分散の不均衡を解決する手段として、グロース系のETFに投資するという手段をご紹介しました。今回は代わりにレバレッジETFを用いることを考えてみます。
ドルコスト平均法とレバレッジETFは性質が逆(な気がする)
ドルコスト平均法とレバレッジETFは性質が逆な気が何となくするので、ちょっと考察してみます。
いやその、直感的になんか逆な気がしたんですよね。今必死に考えてます。記事書く前に具体的な言語化まで考えるべきだった。
ただ、「ドルコスト平均法おかしくない?」って時の数学的直感と比較するとかなりレベルの低い直感で、「何となく性質が逆な気がする」程度ですので間違ってる度は高そう。
駄文を書き殴っている間にだいぶ脳内がまとまってきたので言語化チャレンジしてみます。
一応念の為に断っておきますが、これただのブログですし、なんかの公的文書とかじゃなくて、私の思考回路を何となく垂れ流しているだけの日記ですからね。
ドルコスト平均法はレンジ相場に強いが、レバレッジETFはレンジ相場に弱い
たぶんこれは合ってる。
ドルコスト平均法はレンジ相場に強い
ドルコスト平均法は取得価格の平均化がなされるので、レンジ相場に強いですね。
よく分からなかったら、具体的なチャートで考えると良いでしょう。(説明放棄)
レバレッジETFはレンジ相場に弱い
レバレッジETFは、複利効果が3倍になるので、レンジ相場に弱いですね。
VOOとSPXL(VOOの3倍レバレッジETF)を100ドルずつ購入し、10%上昇、10%下落、10%上昇、10%下落を繰り返した場合のシミュレーションをしてみました。
Date | VOO | VOOの変動率 | SPXL | SPXLの変動率 |
1 | 100 | 100 | ||
2 | 110 | 10% | 130 | 30% |
3 | 99 | -10% | 91 | -30% |
4 | 109 | 10% | 118 | 30% |
5 | 98 | -10% | 83 | -30% |
※経費率の違いを一切無視して単純化しました。
いかがでしょうか。
上記のような値動きをした場合、VOOは2%程度の下落ですが、SPXLは17%も下落しています。
レバレッジETFはレンジ相場に対して圧倒的に弱いです。
なぜこのような乖離が起きるのか?
すごい感覚的な説明をしますと、10%上がってから10%下がるのと、30%上がってから30%下がるのでは後者のほうがでっかい影響を受けますからね。
分かりやすい説明をしましょうか。
電卓を出します。
- 100と打ちます。0.9を掛けます。1.1を掛けます。100にはならずに99になりますね。
- 100と打ちます。0.7を掛けます。1.3を掛けます。100にはならずに91になりますね。
10%上がって10%下がると、元に戻るかのように錯覚しますが、
足し算ではなく掛け算なので、
実は元に戻らずに減価が生じます。
このときレバレッジETFは複利効果が3倍なので、減価がめっちゃ進みます。
掛け算の効果を3倍にするのがレバレッジETFなので。
レバレッジETFはレンジ相場において減価がより進む理由だけで1記事稼げた気がしてきた…。
ドルコスト平均法は上昇相場に弱いが、レバレッジETFは上昇相場に強い
ドルコスト平均法は上昇相場に弱いが、レバレッジETFは上昇相場に強いですよね。
まあもうこれは説明いらないですよね。(怠惰)
ちなみに下落相場に置いてはドルコスト平均法が有利でレバレッジETFが不利ですよね。やっぱ逆の性質を持っている気がしてきた。
資産運用の時間分散において性質が逆
ドルコスト平均法は資産運用の時間分散にならない
ご存知の通り、ドルコスト平均法は資産運用の時間分散にならないどころかむしろ逆行する手法ですね。
ちなみにですが、「ご存知の通り」という言葉を使うと大抵の場合において議論を有利に進められるというずるいライフハックを用いています。え?ご存知でない?以下記事を読みましょう。
レバレッジETFは使い方次第で資産運用の時間分散が可能
さて、資産運用の時間分散を解決する手段として、東大ぱふぇっとがハイテク株・グロース株投資を行っていることを以下記事で解説しました。
これと同じ思想に基づき、資産運用の初期においてはレバレッジETFを用い、時間の経過とともに徐々にレバレッジETFを売却して普通のインデックスETFへ切り替えることで、資産運用の時間分散が出来るのではないか?というわけですね。
- ドルコスト平均法はレンジ相場に強いが、レバレッジETFはレンジ相場に弱い
- ドルコスト平均法は上昇相場に弱いが、レバレッジETFは上昇相場に強い
- ドルコスト平均法は資産運用の時間分散に逆行するが、使い方次第でレバレッジETFは資産運用の時間分散に寄与する
なんか逆の性質を持っている気がしてきた。(適当)
一応念の為に断っておきますが、これただのブログですし、なんかの公的文書とかじゃなくて、私の思考回路を何となく垂れ流しているだけの日記ですからね。
レバレッジド・逆ドルコスト平均法
レバレッジド・逆ドルコスト平均法って結局何?
それっぽい名前を適当につけてみただけですよ♪
レバレッジド・逆ドルコスト平均法のやり方
- ドルコスト平均法でレバレッジETFに積立投資する
- 運用額が増えてきたらレバレッジETFを少しずつ売って普通のインデックスETFに変えていく
- おしまい。
・・・。
そ、その、ドルコスト平均法とレバレッジETFって逆の性質を持っている(気がする)のでお互いの長所短所を打ち消し合ってくれるんですよ!
- ドルコスト平均法はレンジ相場に強いが、レバレッジETFはレンジ相場に弱い
- ドルコスト平均法は上昇相場に弱いが、レバレッジETFは上昇相場に強い
- ドルコスト平均法は資産運用の時間分散に逆行するが、使い方次第でレバレッジETFは資産運用の時間分散に寄与する
ほら!逆の性質を持っている気がしません!?
で?何の役に立つの?
相続とかそういうのがなければ、基本的にみんなドルコスト平均法で積み立てるしかないでしょ!
だったらドルコスト平均法のデメリットを上手く打ち消したほうがリターンが安定する可能性があるじゃないですか!
(こいつ適当なこと言って適当な論理を押し付けてくるから厄介だな…。)
レバレッジド・ドルコスト平均法の検証
大半の方々はドルコスト平均法を用いることを余儀なくされているわけですね。東大ぱふぇっと自身も毎月の給料から5~10万円ほどをドルコスト平均法で積み立てておりますし。
ということは、ドルコスト平均法のメリット・デメリットをレバレッジETFで相殺することで、リターンが安定する可能性がある気がしなくもないんですよね。(何となく)
てわけで、噂のPORTFOLIO VISUALIZERを初めて使ってみました。適当にいじっただけだから間違ってるかも。
青の線がSPXL、赤の線がVOOですね。
パターン①:初期10000ドル、毎月1000ドル追加投資
こんな感じになりました。
うーん、3倍の差を付けてレバレッジETFが圧勝ですね。でもちょっと初期投資10000ドルで毎月1000ドルのドルコスト平均法って、若干初期投資多めな気がしてきました。
ていうか、なんか2010年9月からスタートになってる。なんでだ?
→VOOの設定がその時期だったからっぽいですわ。SPXLは2008年に出来てたっぽいから2年分くらいデータが減ったみたいですね。まあいっか。
パターン②:初期1000ドル、毎月1000ドル投資
完全無欠なドルコスト平均法ですね。こんな感じになりました。レバレッジETFの方が結構勝ってる。
でもさ、これってレバレッジド・逆ドルコスト平均法のおかげなの?
そうなんですよね。単にここ数年のVOOが調子良かったから、3倍レバレッジを効かせていればそりゃリターンもでかいですよね。
レバレッジETFのメリット・デメリットと、レバレッジド・逆ドルコスト平均法のメリット・デメリットの差分を検証しないといけないんじゃない?
・・・。何もやり方が思いつかない…。
まとめ
- ドルコスト平均法はレンジ相場に強いが、レバレッジETFはレンジ相場に弱い
- ドルコスト平均法は上昇相場に弱いが、レバレッジETFは上昇相場に強い
- ドルコスト平均法は下落相場に弱いが、レバレッジETFは下落相場に強い
- ドルコスト平均法は資産運用の時間分散に逆行するが、使い方次第でレバレッジETFは資産運用の時間分散に寄与する
私含めて大抵の方々はドルコスト平均法を否が応でも用いる必要があるため、逆の性質を持っている気がするレバレッジETFを上手く組み合わせれば、資産運用の時間分散が上手く出来る気がする。後半になったらレバレッジETFを少しずつ売って普通のインデックスにしましょう。
感想
これをたたき台にして、誰かロジカルモンスターの方々に検証してもらいたいです。検証方法がガチで分からないですわ。
数学的直感の精度の高さに対する数学的直感が「ドルコスト平均法の記事ほどには精度が高くない」と言っているんですよね。ドルコスト平均法のあの記事は絶対合っていて、こっちは金利分は確実に損するため、そこの差分をちゃんと整理する必要があるが検証できていないので。
ハイテクセクターETFを買うとセクター特有のリスクとかありますし、レバレッジETFとどっちが良いんだろ。VGTなら借金しているわけではない分、信託報酬は安いので、コスパが良い可能性はあります。どうなんだろ。
ていうかVGTのレバレッジETFがアリな気がしてきた。どっかで暴落あったらレバレッジETF仕込んでみようかな。
それドルコスト平均法じゃなくない?レバレッジド・逆ドルコスト平均法はどこへ行った?
追記:レバレッジETF考察の更新について
レバレッジETFについては適切な理解が必須と考えております。
適切な理解が出来ていないと、様々な理解度の方々が自分の理解度の範囲内でしか物事を見ることが出来ず、いろいろな意味で危険ですからね。
というわけで本ブログではブログ記事という単体の切り取り情報でレバレッジETFを取り扱うことは停止しております。
体系的なまとめとしてnoteをご用意いたしましたので、よろしければこちらを御覧ください。適宜アップデートも行います。
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