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失敗しない投資の始め方

【危険!】これを読まずにiDeCoをやってはいけない!デメリットが多すぎる!

東大ぱふぇっとです。

投資初心者によくオススメされるのは以下のものでしょう。

  • iDeCo
  • つみたてNISA
  • 楽天カードでの投資信託積立
  • 全世界株式 or S&P500

iDeCo以外の3つについては大変素晴らしいものですので、投資初心者の方は以下記事を参考に是非ともやって頂きたいと思います。

つみたてNISA&楽天カードでおすすめ投資信託の購入手順まとめ東大ぱふぇっとです。 本記事では、初めて株式投資を行う投資初心者の方向けに口座開設方法や投信積立設定の方法などをご紹介します。つみ...

問題なのはiDeCoですね。

初心者向けに良くオススメされるのですが、iDeCoはあまりにも危険すぎる制度なので、初心者向けに手放しに勧めて良い制度ではありません。

iDeCoの最大のデメリット

iDeCoの最大のデメリットは原則として定年まで出金が不可能なことです。

途中出金が原則不可能というのは致命的なデメリットです。

ダナハーちゃん
ダナハーちゃん
でも節税メリットが大きいんじゃないの?

と思う方もいるでしょう。

結論から言って、iDeCoにより数十年レベルで資金拘束されることは非常に大きなデメリットです。

iDeCoにより数十年レベルで資金拘束されてしまうデメリットはあまり理解しにくいのかもしれません。特に若年層であればあるほど、拘束期間が長くなるというデメリットが大きくなります。

ちょっと極端な例(でも現実にあり得る例)を考えてみましょう。

iDeCoが生む悲劇

あまり考えたくはないですが、病気で余命宣告されたとしましょう。

この場合、最後に残された時間をなるべく楽しく過ごしたいものです。

その辺りに配慮されて、一部の生命保険だと余命宣告時に生前受け取りが出来る特約がついていたりします。

iDeCoの場合はどうでしょうか。

余命宣告されて最後に海外旅行に行きたいとしても、iDeCoは引き出せません。

iDeCoが心残りとか本当に最悪すぎます。

手放しにiDeCoをおすすめしているインフルエンサーがいますが、正直言って非常に腹立たしいですね。

資金を数十年レベルで強制拘束される制度を手放しにお勧めしている人たちは、正直言って酷いと思います。

正直言って、そこまで頭が回ってないんでしょう。

iDeCoより生命保険の方がよっぽど良心的

一部のインフルエンサーは『生命保険を解約!iDeCoを始めよう!』などと言っていますが、リビングニーズ特約付きで余命宣告時に生前受け取りが出来る生命保険と、余命宣告時だろうと一切引き出しが許されないiDeCo、どちらが良いでしょうか?

どっちのほうがマネーリテラシーが高いんですかね?

生命保険であれば、掛け金が不要だと判断したらいつでも加入をやめることが出来ますので、資金を拘束されることはありません。

iDeCoは(とくに若年層は)数十年レベルで資金を強制的に拘束されます。非常に大きなデメリットです。

※生命保険とiDeCoではそもそもの目的が大きく異なるのですが『iDeCoは強制的に資金を拘束されるというデメリット』を分かりやすく表現するために敢えて比較しました。

iDeCoの目的や制度をちゃんと理解せずにiDeCoを始めるのは危険ですね。

iDeCoには他にもデメリットが!

iDeCoは強制的に資金を数十年レベルで拘束されるというデメリットが全ての要因ではあるのですが、それに付随して様々なデメリットが生じます。

そもそもiDeCoはシステムが複雑すぎるんですよね。

例えばiDeCoは掛け金については所得控除の対象なので税制メリットがありますが、実は受取時には税金が発生します。

…知ってた?

知らずにiDeCoやってる人いますよね。

知らずにiDeCoを勧めている人もたくさんいると思いますぶっちゃけ。

税制変更リスクによるデメリット

昨今、岸田新政権による金融所得課税問題が取り上げられていますね。

今、こうして目先の問題としてですら税制の変更リスクは存在します。

数十年レベル後の税制変更リスクなんて分かったもんじゃないですね。

しかもiDeCoは途中出金が一切不可能という致命的なデメリットを抱えているので、税制変更があっても対応ができません。

めちゃくちゃ極端な話ですが、iDeCoの税率を100%にされる法案が成立しそうになっても、出金できません。

金融所得課税が100%にされる法案が成立しそうになったら、法案が通って施行される前に全売却して海外に逃亡すれば良いんですが。。。

iDeCoは強制的に資金拘束される上に、出口時点における税制が不透明かつ、受取時には税金が発生します。

iDeCoはだいぶ怪しいんですよね。少なくとも全員に勧められるものではありません。

iDeCoのメリットが相対的に高い人

両論併記すべきですから、iDeCoのメリットを活かしやすい例を挙げておきましょう。

年齢面

60歳に近い人は税制変更リスクは少ないでしょう。今から5年後10年後でそこまで税制が変わるとはあまり思えません。(まあ、いま正に金融所得に対する課税が変わるかもしれないのですが、この税制変更はiDeCoには関係ありません)

私は20代なので…30~40年後の税制なんてもはやブラックボックス過ぎます。こんなものに途中出金不可でぶちこみたくないですね。現状の税制だと退職金所得控除とか使えますが、30年後にどうなってるかは謎です。

所得面

iDeCoの税制メリットは掛け金が所得控除の対象になることですね。

日本は累進課税制度を採用していますから、所得税の最高税率の部分に対して所得控除が適用されることになります。つまり所得税の最高税率が高い人ほど有利です。つまり高額所得者ほど税制メリットを活かせます。

…これ意味分からなくないですか?

庶民が資産形成するためのシステムのはずなのに、高額所得者ほど有利な設計なんですよ。

いやほんと意味わからない。これをiDeCoの逆進性と呼びます。私が勝手に命名しました。

iDeCo廃止してつみたてNISAに一本化して欲しいです。つみたてNISAの非課税枠を年間100万円にしてください。申告分離課税の税率を20%から10%に戻してください。ついでに消費税の逆進性もついでに直してください。

というわけでこのブログではつみたてNISA/NISAについては推しまくっていますが、iDeCoについてはほぼ触れていません。

iDeCoって設計ミスじゃないんですかね?使う気にならないし興味ないので全く調べてないのですが💦

※なお私は確定拠出年金に加入させられているため、60歳になる頃には出口戦略を考えないといけないのですが。

60歳に近い人は出口に近いため政策変更リスクを相対的に受けにくいですね。

高額所得者は入り口時点での税制メリットが相対的に大きいため、出口の税制変更によるリスクへの耐性が相対的に高いですね。iDeCoの逆進性()

デメリットだらけのiDeCoが何故おすすめされるのか?

こうして見てきたように、iDeCoには様々なデメリットが存在します。そして制度は複雑です。

こんなにも複雑で、途中出金が一切不可能という致命的なデメリットを抱えているのに、なぜiDeCoが初心者にオススメされるのでしょうか?

オススメされる裏を知っておいた方が良いでしょうから、仮説を述べておきます。

あくまでも仮説です。

①インフルエンサーの頭が空っぽ

端的に言うと、iDeCoを初心者に手放しにお勧めしている人たちは○○なだけな可能性があります。

影響力と頭の良さはまったくもって比例しませんからね。声の大きい馬○と思っておけばよいでしょう。

すごい辛辣なことを書いていますが、そのくらいiDeCoという制度のデメリットが大きいということですね。

②利害関係があるから

まあ大抵の場合は①でしょうが、一応他の可能性も考えてみました。

それは利害関係ですね。

証券会社目線からしたら『強制的に資金を拘束されるiDeCo口座を自社で開設』してもらえることは非常に大きなメリットです。

なぜなら、メインの証券口座にしてもらえる可能性が飛躍的に高まり、将来的に株式の売買手数料を大量に落としてくれる顧客になり得るからです。

つまり、大手の証券会社はiDeCo口座獲得数を伸ばしたいわけです。

そこで頭が空っぽな可能性が極めて高いと思われるが影響力だけはお持ちのインフルエンサーの方々に謝礼金を支払いつつ、iDeCoの宣伝をしてもらうという構造が成立するわけです。

実際に私自身、大手証券会社様(R社・S社・M社のうち少なくとも1つ以上)からiDeCo口座の紹介をしてくれないかとご相談を頂いたことがあります。でも、丁重にお断りさせて頂きました。(いや、ちゃんと返事せずに適当にスルーしたかも)

なぜなら、iDeCoは上述のように気軽にオススメできるようなものではないからです。

本ブログは読者の方の不利益になりそうな情報は排除するという方針のため、丁重にお断りさせて頂いた次第ですね。

読者の方の不利益になる情報である場合、こんなにも堂々と書いてしまう辺り、ある意味でアレですが、ある意味で信用できますね()

読者の方の利益になる情報なら書いています。みんなWin-Winでみんな幸せですからね。

まとめ

  • iDeCoは途中で出金できないという致命的なデメリットがある。
  • リビングニーズ特約付きの生命保険なら余命宣告で保険金を受け取れるが、iDeCoの場合は余命宣告でも引き出せない。
  • iDeCoのシステムは難解なので、初心者向けではない。
  • iDeCoは掛け金を所得控除の対象に出来るが、出口では課税されるので注意。
  • なお出口時点での税制は不明瞭な上に途中で出金も出来ない。
  • そもそもiDeCoは高額所得者ほど有利な設計なので意味が分からない。
  • 庶民の老後資産形成のための仕組みじゃなかったんですかね?
  • iDeCoに入るのは自由ですが万人にオススメできるものではありません。
  • iDeCoを手放しにお勧めしているインフルエンサーは頭が空っぽか、証券会社からお金をもらっているか、もしくはその両方でしょう。
  • 私はiDeCoが嫌いです。

iDeCoは到底初心者向けにオススメできるものではありません。

初心者向けにオススメの投資法は以下記事をご覧くださいね。

【初心者向け】つみたてNISAの次は何をすれば良い?おすすめの投資法5選!東大ぱふぇっとです。 初心者の方向けにも情報を発信する意図で、初心者向けの記事を少し増やしています。 つみたてNISAを満額...

一応ですが、税制を考慮した上でのリスク管理・出口戦略についてはリスク管理まとめnoteに書いてあったりします。興味があったら見てみると良いかもしれません。

おまけ:確定拠出年金とiDeCoの運用方法について

確定拠出年金の場合、会社によっては強制加入させられますね。

※私は確定拠出年金に加入させられているため、60歳になる頃には出口戦略を考えないといけないのです。

強制的に入らされている確定拠出年金/企業型DCであっても、iDeCoの目的や仕組みを理解しつつ色々な事情を鑑みて自らiDeCoに入った人であっても、スイッチングに手数料が掛からないのはメリットと言えます。

ある程度中長期的な相場であれば当てられると考える場合、スイッチングをしながら運用効率を上げる方法は考えられます。

まあ一般に相場観を当てるのは難しいですが、そこはROBO PROにお任せしてしまうのがやはり楽ですね。

相場観的中の再現性を上げる方法として、一般的におすすめなのがROBO PROですから。

ROBO PROによる市場予測の秘密は以下の取材記事で解説しています。

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