東大ぱふぇっとです。
非常に分かりやすいアイキャッチ画像を作りました。制作時間30秒です。
本来、図解とはこういったものを指すでしょう。昨今では図解と言う名の『文字の羅列スクショ』が流行っているようですが…。
例えば以下の図解は制作時間8秒ですが、非常に分かりやすいでしょう。
本ブログにおけるゴールドの評価は『価値を保存する石』です。
一見すると馬鹿にした表現と受け取られるかもしれません。でも、これは非常に高い評価です。
なぜなら、本ブログにおける現金の評価は『ゴミ』だからです。
分かりやすい図解。
参考リンク
本記事はレバナス・レバレッジETFについてある程度の知識があることを前提に書いています。
最低でも以下記事には目を通しておいてくださいね。
レバナス/レバレッジETF+現金は厳禁!
これほどつまらない見出しを付けたのは人生初です()
レバナス/レバレッジETF+現金というポートフォリオの人が散見されますが、これは基本的にアウトです。
例えば以下のようなポートフォリオですね。
これでフルインベストメントと同じポジションを取れていることになります!!という主張をしたいのだとは思うのですが…。
これはVOOへの全力投資に対して基本的に劣っています。
正直、なぜこういうポートフォリオを組もうと思ったのか不思議すぎますね。
一生懸命考えたのですが、パット見でのレバレッジ比率管理がしやすいからですかね…?
あとは現金が手元にあると安心できるとか…?
レバレッジ比率の管理なんてSpreadsheetで自動更新して終わりですし、手元に現金がないと安心できないならそもそもレバレッジETFなんか買っちゃダメですね。
レバナスと現金を組み合わせる理由がほんと分からないので、誰か教えて下さい。。。
なぜレバナスと現金を組み合わせてはダメなのか?
レバナスやレバレッジETFは経費率が高いです。約1%ですね。まあ金利コストと考えましょう。
レバナス&現金ポートフォリオを端的に表現すると以下のようになります。
金利を払って借金して株を買って、現金を保有!!!
?????????????????
高配当投資をして税金を払ってわざわざ強制利確された上で再投資するのを笑えないレベルだと思いますよこれ。。。
金利を払ってお金を借ります。そして現金を残します。
いやだったらその現金を使えば金利タダですよ?
リボ払いはマネーリテラシーが低いとか笑ってる場合じゃないですよこれ。あなたも現金があるのに金利払ってお金借りてるじゃないですか。。。
また、レバナスやレバレッジETFは減価しやすいという問題点もありますので、安定的な運用からは外れます。
レバレッジETF+現金ポートフォリオはレバレッジ比率の管理は楽ですが、毎日3倍複利による減価と割高な経費率というデメリットを大きく受けることになります。
現金を組み合わせて安定化を図る前に、現物株を組み合わせて安定化を図ってほしいですね。
レバレッジの本質を考える
レバレッジとは、お金を借りて株を買うことですね。この意味を十分に理解できていない人が多い気がしますね。
今回は別の表現を用いてみます。
空売りの場合を考える
空売りってご存知でしょうか?株は売りから入ることも可能です。IG証券IG証券IG証券IG証券IG証券S&P500の空売りを勧める人もいますよね。これが空売りです。初心者は絶対にやめましょう。
空売りで何が起きているのか整理してみましょう。
空売りとは、持っていない株を借りてきて、売却することです。
手数料を払って株を借りて売却しているわけですね。なお株を借りるための担保として証拠金が必要です。
レバレッジの場合を考える
レバレッジとはお金を借りて株を買うことでした。
ただ、この表現は株に焦点が当たっているのです。
株ではなく、お金に焦点を当てて言い換えてみましょう。
レバレッジとは持っていないお金を借りてきて売却することです。代わりに株を得ます。
株の空売りとは、持っていない株を借りてきて、売却することでした。似ていますよね。
- 空売り
持っていない株を借りてきて売却 - レバレッジ
持っていないお金を借りてきて売却
お金を借りるのはわかりやすいですね。借金ですから。
お金を売却とはどういうことでしょうか?
コンビニの場合を考える
普段モノを買う時、あなたは現金を売却しているのです。
100円のおにぎりを買うときの取引は以下のようになります。
買い | 売り |
おにぎり | 100円 |
『おにぎりを買う』と買ったものに対して焦点を当てた表現をしがちですが、お金に焦点を当てると現金の売却をしているのです。
コンビニ時給800円は以下のようになります。
買い | 売り |
800円 | 1時間の労働力 |
時給800円とは、1時間の労働力を売却して800円を購入する取引です。
お金は売買の対象です。貨幣の売買というと為替取引を想像しがちですが、現代において価値やサービスの交換を行う際にはほぼ必ず貨幣の売買が絡んでいます。
例外?
『分かりやすい記事を書いてくれた!お礼として感謝の気持ちを伝えます!』とか(適当)
レバレッジの本質とは?
以上の説明で、現金は売買の対象だということは十分に理解できたかなと思います。
普段おにぎりを買うときに『今わたしは100円を売却した』とか考える必要はありませんが、レバレッジを掛ける際には意識すべきです。
ナスダック100を100円買うときは以下のようになりますね。
買い | 売り |
ナスダック100 | 100円 |
レバナスの場合を考えてみましょう。
レバナスは毎日2倍複利であり、借金して2倍の株を買うのとは大きく異なるのですが、今回は説明のために借金して2倍の株を買う行為とします。
レバナスを100円買うときはどうなるでしょうか?
買い | 売り |
レバナス | 100円 |
レバナスは借金して2倍の株を買ってくれるわけですから、レバレッジ分を調整すると以下のようになります。
買い | 売り | (借金) |
ナスダック100 | 200円 | 100円 |
手持ちの100円と借りてきた100円を合わせて、200円を売却してナスダック100を買っています。
お金を借りてきて売却しています。
ここで、株の空売りとの比較を再掲します。
- 空売り
持っていない株を借りてきて売却 - レバレッジ
持っていないお金を借りてきて売却
レバレッジの本質とは現金の空売りをして株を買うことです。
つまり、レバレッジETF+現金ポートフォリオは現金を空売りしながら現金を保有しているわけです。
現金の売りポジと買いポジを両建てするという奇妙な状態が実現しているわけですね。
しかも金利1%を払って…。
金利を払って現金の両建てをしているのがレバナス+現金ポートフォリオです。
金利を払って現金の両建てって割とパワーワードだと思います。。。
- レバレッジの本質とは現金の空売りをして株を買うことである。
- レバレッジETF+現金ポートフォリオは現金の売りポジと買いポジの両建てを意味する。しかも金利1%を払って…。
というわけで、レバレッジETF/レバナス+現金を組み合わせるモデルはおかしいのです。
レバレッジは現金の空売りであることを理解できていないのかな?と思いますね。
買いポジと売りポジを両建てしているのも奇妙ですね。金利1%を払ってまで現金の両建てをする意味はあるのでしょうか?
レバナス/レバレッジETF+現金が許容される場合
特別な事情があるならレバナス/レバレッジETF+現金はもちろん許容されます。
生活防衛のための資金
家賃クレカその他の支払い用の銀行口座残高や生活防衛資金を保有するのは構いません。
現金はゴミですが、家賃クレカその他の支払いには使えるという利点があります。これは他の資産にはない利点であり、現金の存在価値です。
このための現金はそもそもポートフォリオから除外して考えた方が良いでしょう。
レバレッジETFやレバナスの運用モデルにこれらの資金を組み込むのが間違っていますね。
不動産ローンなど
例えば不動産ローン支払いのために現金が一定必要な場合は存在します。私も毎月100万円を海外不動産投資に回しているため、現金が必要です。
配偶者が投資に理解がなく、銀行口座に500万円はないとダメ!とか言われた場合も該当するかもですね。ケンカしてまで投資に回すより、レバ掛けてケンカ回避した方が良いと思います※個人の感想です。
他にも何かしらの理由で現金が必須の場合はあり得ます。
こういった場合は現金とレバナスの併用が許されますね。金利1%掛かりますが。
ちなみにデリバティブ・インデックス投資なら金利コストをほぼ無視できるので…私は現金とレバレッジの併用を一切気にしていません。
もちろん、不動産ローンがなければ現金を全部現物株式にしますけれどね。
課税の回避
デリバティブに手を出している人の場合、株式の両建てを行うことはあります。私はしょっちゅうやっています。記事書いてる今もまさに両建てしています。
なぜなら、株式の実質的なポジションを落としつつ利確が不要なため、課税を回避できるからです。
例えば東大ぱふぇっとはブログの企画用として以下のような個別株を保有しています。
これから暴落が来るかもしれない!と思ってこれらの銘柄を売却するとめちゃくちゃ課税されます。
S&P500の空売りをして両建てをすれば、株式のポジションを下げつつ含み益は複利運用できるわけですね。IG証券IG証券IG証券IG証券IG証券S&P500空売り!!
まあ…指数をCFDで空売りするならGMOクリック証券の方が良いですね。
IG証券は決して悪いわけではないですが、個別株CFD向けだと思う。うん。初心者に勧めるものではないですが。
当然ながら一般向けではないので、やりたければデリバティブ・インデックス投資【実践編】を見た方が良いでしょう。
空売り戦略はブログ記事に書いて安易なイナゴとかされると危険なので、基本的にnoteのみに書いています。
現金の両建て
さて、上記の説明は株式の両建てに関する説明でした。
レバナス/レバレッジETF+現金は現金の両建てですね。
現金に含み益は存在しないので複雑に考える意味はありません。単にレバナスの含み益への課税を回避したい場合を考えるだけです。
株式へのポジションを減らしたいが、レバナスを利確して課税されるのは嫌だ。
この場合ならレバナスと現金を保有して現金の両建てをしても良いことになりますね。
※厳密に言うと『課税>金利』が成立する場合なのですが…そこまでは気にしなくて良いかな…。株式が低迷する期間が不明瞭なので…。
下落を予見した際に含み益への課税を逃れるために現金を持つことは許容されるでしょう。
でも、最初から運用モデルに組み込むのはおかしいですね。
プチまとめ
- レバレッジの本質とは現金の空売りをして株を買うことである。
- レバレッジETF+現金ポートフォリオは現金の売りポジと買いポジの両建てを意味する。
- 現金の両建ては意味がわからない。しかも金利1%を払って…。
- 生活防衛資金や家賃クレカ代の確保
- 不動産ローンなど必要な現金の確保
- 課税の回避のための両建て
ちなみにこの記事は6000字ですからね。。。
一般的なブログ記事は2000字が目安なのです。
※2000字を超えると読むのが疲れるので読み手が飽きて記事を閉じてしまう。なので長い記事は土日に投稿することにしています。
レバレッジに関する説明は煩雑なので2000字じゃ到底収まらないんですよ。しかも『レバレッジETF+現金がダメな理由』の解説だけでこの文字数ですからね。
1項目の解説だけでこんなに長くなるんですよ。ヤバくないですか?
というわけで、体系的なまとめであるレバレッジETFまとめnoteは読んだほうが良いと思います。。。
具体的な代替案
レバレッジETF+現金はダメ!!おしまい!!!
だと困りますよね。というわけで具体的な代替案を提示しておきます。優しい。
図を0から作るのは面倒なのでレバレッジETFまとめnoteからコピペしますが、例えば以下のようなポートフォリオが良いですね。
現物株を活用しながらレバレッジ比率1.5倍を組むなら以下のようなポートフォリオになります。
100万円を持っていたら75万円をVOO、25万円をSPXLですね。レバレッジ比率の計算大変ですかね…?計算用Spreadsheet配布した方が良い??
運用モデルについてはレバレッジETFまとめnoteからあまりコピペをすると購入してくれた方々に失礼なのでこの程度にしておきます。
暴落時にレバナス/レバレッジETFを買い増しする資金として現金を持っている人がいるのかもしれません。でもその場合は上記のポートフォリオを組んだ上で、暴落時にVOOを部分売却してSPXLを買えば良いです。
※まあ暴落時にレバレッジETFが規制されたらアウトなのですが、それは現金で買った場合も同じなので…。
まとめ
- レバナス/レバレッジETFを持つなら現金はゴミ。
- 実は現金も売買の対象である。例)おにぎりを買う時、現金は売却されている。
- レバレッジの本質は現金の空売りをして株を買うことである。
- 金利を払って現金の両建て←ダメ。
- レバレッジETF+現金ポートフォリオは現金を空売りしながら現金を保有している。しかも金利を払っている。
- 家賃クレカ支払いなどのために現金を保有するのは良い。
- 支払いに利用できるのは他の資産にはない利点であり、現金の存在価値です。
- 『レバレッジETF+現金』の代わりに『レバレッジETF+現物株』でポートフォリオを組もう!
レバナス/レバレッジETFを保有しながらリスクヘッジ資産として現金をポートフォリオに組み込むことは現金の両建てを意味します。
それでも現金を持ちたい場合はレバレッジETFまとめnoteで提示している運用モデルそのものなので、購入者の方に失礼なので。。。省略します()
現金を持ちながらレバナスを持つのはおかしいということはご理解頂けたでしょう。
おまけ:オススメのリスクヘッジは?
ではリスクヘッジ資産として何を持つのが良いでしょうか?
その答えは…
- レバレッジETFまとめnoteにも書いてありますし、
- 仮想レバレッジポートフォリオnote後編にも書いてあるし、
- デリバティブ・インデックス投資【実践編】にも書いてありますし、
- AIロボアドの取材記事にも書いてあります。
。。。。。。
別解がたくさんあるのでnoteで扱っているレベル感によって解が増えます。
一般的な答えは以下の記事に書いてありますね。
この答えが一般的だと思うのでこの記事はぜひとも目を通しておくべきでしょう!
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