SPYD・VYM・高配当ETF

【ご質問への回答】高配当ETF・SPYDを損切りすべきか?

東大バフェットです。

以下のようなご質問を頂きました。

いつもためになるブログありがとうございます。
コロナショック直前にNISA口座でSPYDを100万円ほど購入してしまい、30万円以上含み損です。
こんなことする前に東大バフェットさんのことを知っていれば、SPYDの本質を理解していれば絶対やらなかったのにと大後悔の日々です…(SPYDは上昇基調だったので、80銘柄に分散されてるし個別株やるより分散聞いてるし配当ももらえるならお得くらいにしか思ってなかったです)

NISA口座は損益通算ができないので損切すると丸々損失になってしまいますが、他の投資対象に切り替えたほうがいいのかなーと思っています。
余裕資金なので、元に戻る日がいつか来ると信じて放置してプラマイゼロになるまでひたすら待つでもいいかなと思うのですが、東大バフェットさんならどうされますか?
もし可能であれば、ブログ記事でご回答いただけたら嬉しいです!

あや様、ご質問ありがとうございます。

SPYDは配当金・高配当というPVを稼ぎやすいワードで釣ることが出来るため、(PVを稼ぐために)人気のETFとなっている模様です()

本質を理解した上で紹介している人がどの程度いるのか正直疑問ですね(多方面へ喧嘩を売る)

SPYDの危険な本質については以下記事にまとめてあります。(ロジカルなブログ)

【高配当株】減配!SPYDの本質をロジカルにまとめてみた東大バフェットです。 4連休はズームちゃん🐰💕と遊んでいたので株をあんま見ていませんでした>...

ご質問内容まとめ

要点をまとめると以下のようになるでしょうか。

  • SPYDを100万円ほど購入
  • 30万円ほどの含み損
  • NISA口座での購入なので損益通算ができない
  • 元に戻る日が来ると信じて持ち続けるべきかどうか

S&P500やNASDAQはコロナ前の価格を取り戻していますが、SPYDはなかなか厳しい状態が続いていますね…。

まずはNISA口座ではなく普通の口座であるという仮定で考え、その後NISA口座である点を考慮して改めて考えてみましょう。

今買いたいか基準で考える

税金面や手数料を一切考慮しない場合、これらの中で最も価値の高いものはどれでしょうか?

  • 現在価値100万円分のQQQ(うち、含み益が30万円)
  • 現在価値100万円分のVOO(うち、含み益が10万円)
  • 現在価値100万円分のSPYD(うち、含み損が30万円)
  • 100万円分の現金

含み益や含み損がごちゃごちゃ書いてありますが…。

税金面と手数料を一切考慮しない場合、どんなに含み益があろうと含み損があろうと、価値は同じですね。

だってどれも今すぐに売却すれば100万円になりますからね。

税金も手数料も全く考慮しないのであれば、現金100万円と全く同じなわけですね。

とすると、今どんな銘柄を持っていようと『今欲しい銘柄であれば持ち続ける』『今買いたいと思える銘柄でなければ売却する』ということが成立するわけですね。

ご質問者さんの場合はSPYDの本質を知った今となってはSPYDは欲しい銘柄でなくなったのであれば、持ち続ける意味は薄いと言えるのではないでしょうか。

NISA口座であることを考慮すると…

今回の場合はNISA口座ですね。

とすると、考えるべきことは『損益通算ができないこと』と『利益への課税がないこと』の2点ですね。

損益通算について

損益通算を考えると30万円分の損益通算分を損することになります。実際の節税額は約20%ですから、30*20%より6万円ですね。

SPYDを持ち続けるよりもVOOなどの優良ETFに変更することでこの6万円以上の利益が見込めるのであれば、SPYDを売却して良いと考えられますね。

利益への非課税について

利益への課税がないことを考えると、利益の20%分の節税枠を損することになりますね。

SPYDが今後5年でどの程度の利益を見込めるかは中々難しい問題ではありますが…。

VOOにしておく方がこの節税枠以上に利益を見込める可能性の方が高いような気がしますね…。

これら税制上のデメリット(や手数料デメリット)を補えるだけのパフォーマンスの向上をVOOなどに見いだせるのであれば変えるべきと言えるでしょう。VOOに変更しないことの機会損失をどの程度見込むか次第ですね。ちなみに私なら何のためらいもなく変えてしまいますね。※あくまでも個人の判断です。

SPYDに含まれているような銘柄は今現在となっては安めだとは思います。

そのうち復活するかもしれません。但し、いつ復活するか分からない点及び、SPYDの構造上弱い銘柄へ無限ナンピンしていく点にはくれぐれも留意しましょう。

まとめ

  • (税金面と手数料を考慮しないなら)
    現在の含み損益に関わらず
    『今欲しい銘柄であれば持ち続ける』
    『今買いたいと思える銘柄でなければ売却する』
  • 税金や手数料などのデメリット以上にパフォーマンスの向上を見込めるなら変えたほうが良い

※投資は自己責任で!ゴッドラック!

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東大バフェット
東大卒新卒1年目で資産2000万円を達成。新卒2年目の8月現在では3500万円を運用。投資の長期戦略を超ロジカルに解説します。米国株投資の普及により日本を強くしたいと本気で考えております。米国株ブログPVランキング1位を達成。いつも応援ありがとうございます♪
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POSTED COMMENT

  1. アバター あや より:

    ご回答いただけて嬉しいです!ありがとうございます。
    含み損にばかり目が行って、「今でも欲しいと思えるか」、売却したら実際に税金面でどのくらいデメリットが発生するのか考えてなかったのでとてもためになり、損切する決心がつきました。

    Noteも購入しましたが、まだ自分のなかで理解しきれていないので、何度も読み返して相場が落ち着いてきたと思ったら実践してみたいと思ってます。
    今回は本当にありがとうございました。

    東大バフェットさんと東大グレアムさんの人とは違う切り口からの記事が大好きです。これからも更新楽しみにしています!

    • 東大バフェット 東大バフェット より:

      お役に立てて良かったです!☺
      また、noteのご購入もありがとうございました!

      今後とも応援よろしくお願い致します!!

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