東大バフェットです。
貨幣がなぜ価値を持つのか!?
今回は時間軸的な観点を取り入れつつ、貨幣の価値について説明してみましょうか。
え!? そんな真面目な記事、書けるの…?
・・・。
あのですね!!!東大グレアムが来るまでは!!私一人で真面目な記事からフランクな記事まで書いてたんですからね!!
実は真面目な記事だって書けちゃうんです!!
時間軸に関する感性
時間軸に対する感性、鍛えていますか?
株式投資をやるなら、過去データだけではダメですね。
未来を見る必要があるわけですね。
過去から現在、そして未来ですね。
我々は現在を生きており、そして未来を生きるのです。
まあこんな基本的なことすら理解していない人もいるらしいですが…。大丈夫でしょうか…。
投資って過去に向かってするんじゃなくて、未来に向かってするものですよね?
※これは煽りとかではなくて、本気で心配しているのです。
というわけで今回は、貨幣価値について時間軸から説明を加えてみましょう。
貨幣価値がよく分かる例え話
さて、少し分かりやすい例え話をしましょうか。
あなたが持っているその1万円札、価値はあるんですか?
1万円あれば色々な物が買えるけど…?
ただの紙切れじゃないんですか!?
ま、まあタダの紙切れだけど…。
ではなぜ、あなたはわざわざ労働をしてまで、その紙切れを欲するのですか?
それはですね、
あなたのその1万円札を誰か他の人が『1万円』として受け取ってくれて『1万円分』のサービスやモノを提供してくれると思ってるからですよ。
!!!
諭吉2枚くれたら…ラブ◯個室ネカフェくらいなら行っても良いかも!!
ね!?!?
諭吉を手に入れればダナハーちゃんといちゃいちゃ出来るかも!?
こんなんもう札束を用意するしかないやろ!!

貨幣は将来への期待の先送り
つまりですね。
貨幣価値というものは、将来への期待が込められているのです。
そしてその期待は無限入れ子構造で無限に先送りされています。
諭吉を手に入れればダナハーちゃんといちゃいちゃ出来るかも!?
という将来への期待が込められているでしょ!?!?
そして諭吉を代償にラブ◯個室ネカフェを許可したダナハーちゃんは、
なぜそんな許可をしたのでしょう?
ダナハーちゃんはなぜ諭吉を受け取るのか?
とりあえずダナハーちゃんに聞いてみましょう。
え、えっと…。株を買いたいから…?
・・・。
自己資本を株式資本へ変換するとは。。。
…。えっと、お菓子を買いたいから♪
そういうことですね♪
そう、
ダナハーちゃんはラブ◯個室ネカフェへ行くことで株を購入し自己資本を株式資本へ変換しているのです!
間違えた。
ダナハーちゃんはラブ◯個室ネカフェへ行くことでお菓子を購入したいんですよ!
ではなぜお店はお菓子を売ってくれるのか?
お店の人が幼女の笑顔を見たいから?
…だけではなく、お店の人にも買いたい物があるからですね。
株とか。
期待の無限の先送り
つまりですね、
- 誰かさん→ダナハーちゃんと個室ネカフェいきたい!
- ダナハーちゃん→お菓子屋さんでお菓子買いたい!
- お菓子屋さん→株買いたい!
こういった形で、諭吉の価値は未来へと無限に先送りされているわけですね!
インフレで何が起きるか?
では、インフレが起きると何が起きるのでしょうか?
ダナハーちゃん、諭吉5枚でまたネカフェ…。
えー、、、諭吉10枚じゃなきゃダメ!
前は5枚でおっけーだったじゃないか!!
昔はiPhoneを5万円で買えたけど、最近のiPhoneは高いし…。最新iPhone買うには10万円ほしいもん…。
こういうことですね!
まあ期待インフレ率の向上ってやつですね。
最近のiPhone高いぞ!?!??!?みたいな。
ダナハーちゃんの手にはiPhoneSEの新型で十分なんじゃ…?
まとめ
- 貨幣の価値は期待を無限に先送りすることで定義されている
- インフレすると貨幣価値は減価する(将来の貨幣価値への期待が落ちると価値が減る)
これを株式について解説してくれた記事を東大グレアムが書いてくれているので、本記事と合わせて読み直すと理解が深まるでしょう。

東大バフェットだって真面目な記事書けちゃうんですからね!!
なお投資における時間軸の観点は…恒例のnoteにまとめてありますね!!
note優秀すぎるな…。

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いつもブログありがとうございます。
インフレ時は貨幣が増えることにより現存の貨幣価値が減る(貨幣はいくらでも人間によって創造可能)。
→金は埋蔵量が限られているため、インフレ時も価値が減ることはなく、インフレの波に乗って価値上昇。
と理解しています。
対して、プラチナは金に比べて埋蔵量が少ないため希少性が高い、かつプラチナの方が高級なイメージがある。
と思うのですが、プラチナは金よりだいぶ価格が低いようです。
不思議です。
投資対象として捉えられているかどうか、というところがこの価格差を生んでいるのでしょうか。
価値というものは、皆の認識でできている。
ということで納得できました。
ありがとうございました。
いえいえこちらこそありがとうございます。
(実は12月辺りにグレアムと一緒にプラチナへの投資を考えていたことがあったのですが、結局ゴールドになりましたね…。ちなみに工業用用途もあるのでその意味においては投機的になり得ますね。難しい。)
ご回答ありがとうございます。
人々の認識、需要と供給など
投資は難しいと再認識しました。
これからも楽しみにしております。
すごーく細かいですが、金はプラチナと違い巨視的な塊であれば凄く安定的な化学的性質を持つのは周知の通りかと思います。
でも金の原子数が百個のオーダー(nmオーダーですね)になると、強い酸化活性を示すことが2010年ごろから盛んに論文が出版されるようになっていますね。
http://molsci.center.ims.ac.jp/area/2013/lectures/1C06.pdf
工業用の用途としては、全然まだまだ反応経路が未開拓なので、金価格への反映には気にする必要はありませんが、触媒の素材の一つとして使われる可能性もあるよ、という話でした。
なるほど。なるほど。なるほど。。。ゴールドの触媒需要なぁ。。。
いつもありがとうございます!