高配当株ETFは市場平均のVOOに劣る
これめっちゃ言われるじゃないですか。だったら高配当の個別株買うか!って人も少しはいるんじゃないですかね。
実際にチャートを比較
過去5年分のリターンをヤフーファイナンスで出してみました。
1番上の青がVOO、2番目の紫がVIG(米国増配株式ETF)、3番目の水色がVYM(米国高配当株式ETF)です。
確かにここ5年で見ると、VOOの勝利ですね。
- VOOは189%
- VIGは160%
- VYMは145%
となっています。
(ちなみにこれ、多分配当金未考慮で株価だけだと思うんですよ。配当金再投資した上でのリターンを簡単にグラフ作るのどうやるんですかね。教えて下さい。。。)
以下ではそれぞれのETFの内訳を見ていきます。
VIG(米国増配株式ETF)とは?
バンガード・米国増配株式ETF(VIG)です。
大型株の中でも前年比増配の実績を持つ銘柄に重点を置きます。
とのこと。まあ連続増配銘柄のETFですし、高配当株ETFっぽい感じで考えてみますか。(適当)
経費率は年率0.06%ですね。無視して良いレベルの格安さでしょう。
VIGの保有上位10銘柄とその構成比
保有銘柄 | シンボル | ファンド構成比 |
---|---|---|
Microsoft Corp. | MSFT | 4.74800 % |
Procter & Gamble Co. | PG | 4.35200 % |
Visa Inc. Class A | V | 4.27700 % |
Walmart Inc. | WMT | 4.22800 % |
Johnson & Johnson | JNJ | 3.53600 % |
Comcast Corp. Class A | CMCSA | 3.47700 % |
Abbott Laboratories | ABT | 2.61700 % |
Medtronic plc | MDT | 2.60900 % |
McDonald’s Corp. | MCD | 2.59500 % |
Costco Wholesale Corp. | COST | 2.30300 % |
我がマイクロソフトが1位!!!!
まあ構成比5%ですけど。
VIGのセクター別構成比率
2019/11/30現在
セクター | VIG |
---|---|
資本財 | 26.9 % |
消費サービス | 20.3 % |
ヘルスケア | 11.9 % |
金融 | 11.5 % |
消費財 | 10.8 % |
テクノロジー | 9.1 % |
公益 | 5.7 % |
素材 | 3.8 % |
100 % |
比較的幅広いセクターに分散されているのではないでしょうか。ていうか結構優秀では?
テクノロジーが9%程度ですね。
VYM(米国高配当株式ETF)とは?
バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)です。
大型株の中でも予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を重点的に組入れます。
とのこと。
経費率は同じく年率0.06%ですね。無視して良いレベルの格安さでしょう。
VYMってなんかどっかで書いた気がするんですけど、もう一回書きますね。というかETF考察の個別記事を書けば良いのか。需要あるんですかね?
VYMの保有上位10銘柄とその構成比
保有銘柄 | シンボル | ファンド構成比 |
---|---|---|
JPMorgan Chase & Co. | JPM | 3.94400 % |
Johnson & Johnson | JNJ | 3.44000 % |
Procter & Gamble Co. | PG | 2.84100 % |
Exxon Mobil Corp. | XOM | 2.71700 % |
AT&T Inc. | T | 2.57000 % |
Intel Corp. | INTC | 2.42400 % |
Verizon Communications Inc. | VZ | 2.34800 % |
Merck & Co. Inc. | MRK | 2.11500 % |
Chevron Corp. | CVX | 2.10300 % |
Wells Fargo & Co. | WFC | 2.03600 % |
なんか高配当株っぽい感じの名前がずらずらと並んでいますね(小並感)(当たり前)
VYMのセクター別構成比率
2019/11/30現在
セクター | VYM |
---|---|
金融 | 19.4 % |
消費財 | 13.8 % |
ヘルスケア | 13.3 % |
テクノロジー | 10.3 % |
消費サービス | 9.3 % |
公益 | 8.6 % |
資本財 | 8.4 % |
石油・ガス | 8.2 % |
電気通信 | 5.1 % |
素材 | 3.6 % |
100 % |
こちらも同じく比較的幅広いセクターに分散されているのではないでしょうか。まあでも個人的には金融が多いのが嫌ですね。
テクノロジーは10%程度ですね。
高配当株ETFに対する擁護
昨日の記事で、VOOはIT系に1/4以上も割いているということを述べました。
まあ詳しくは参照先の記事を見て頂くことにしましょう。こうやってPVを稼ぐんですね。姑息ですね。嫌ならブログ村投票して帰りましょう。
ていうか忙しくて更新を1週間サボったら10位以上落ちてるんでぶっちゃけ焦ってます。
デビューから1週間で20位以内に入ったのに、ついさっき30位でしたよ。やばくないですか?
IT系ってめっちゃ伸びてる
もうこれは言うまでもないことですが、IT系ってここ5年は特にめっちゃ伸びてますよね?
VOOって実はIT系に1/4以上も割いているんですよ?
一方、VIG(米国増配株式ETF)や、VYM(米国高配当株式ETF)はテクノロジーセクターに対して10%程度しか割いていません。
- 伸びまくっているI産業に対して1/4以上も割いているVOO
- ITにあまり割いていないVIG
- ITにあまり割いていないVYM
この事実を無視して、ITの伸びが良いここ5年のリターンで高配当株ETFを否定するのってちょっとずるくないですか?
※まあそもそも、高配当株ETFはハイテクの伸びを上手く取り込めていないとも言えてしまうわけですが。
ちょっと思ったこと
米国増配株式ETF(VIG)って結構セクターの分散が優秀だなぁと。
ハイテク系が少ないのが気になりますが。
じゃあVIGとVGTを一緒に買う手はあるのでは?
VOOじゃつまらない!けれどVGTでハイテクに突っ込むのも怖い!
って人は一考の余地くらいはあるかもしれません。
まあ東大ぱふぇっとはめんどくさがり屋なので、VOOとVGTにしますけど。あとマイクロソフトとダナハー。ダナハーちゃんかわいい。ていうか名前めっちゃ可愛くないですか?ダナハーちゃん絶対かわいい女の子ですよ。
終わりに
高配当株や成長株というくくり関係なくいいものはいいもの、という見解に賛同します。
というメッセージをDMで頂きました。DMですし名前出して良いのか分からないので出さないでおきますが、ありがとうございます!
そう、東大ぱふぇっとは市場平均インデックスだろうとセクターETFだろうとグロース株だろうとバリュー株だろうと高配当株だろうと、ギャンブルとは一線を画する優良な投資であると認識しています。
東大ぱふぇっとは今回、高配当株ETFをロジカルに擁護したと言えるでしょう。
ちなみにこれはとっておきの情報ですが、
高配当株投資を擁護するとランキングが上がるという相関が見られた場合、
東大ぱふぇっとは高配当株の良さを論理武装して擁護する記事を増やすかもしれません。
というわけで投票しましょうか。
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