東大ぱふぇっとです。
「ツミレバ」「レバナス」という言葉に代表されるように、レバレッジ投信/レバレッジETFが流行っていますね。
レバレッジETFについては人それぞれ理解力が異なるので、人それぞれが自身の理解力の範囲内で好き放題言いまくっています。
結論としては人類にレバレッジETFは早すぎたのでしょう。ドルコスト平均法でインデックスに積立投資をしているのが恐らく丁度よいのです。
投機をしたい人は決して見てはいけません
この記事はレバレッジETFで投機・ギャンブルをしたい人は決して見てはいけません。
この記事を見てしまうと、せっかくギャンブルをしようとしているのに、不安になって狼狽売りしかねないからですね。
自身に都合の悪い情報はシャットアウトする人や、認知の歪みがある人もいるでしょう。
そういう人は時間の無駄なので見る意味がないですね。
数学的感性のテスト
以下の条件のとき、あなたはどちらを選びますか?
- A:20年後、50%の確率で3倍、50%の確率で4倍になる
- B:20年後、50%の確率で100倍、50%の確率で1/10倍になる
どちらが良いでしょうね。
このブログでは中学数学を超える難解な内容は極力扱わないことにしていますが、確率とか期待値って中学数学の範囲内ですし問題はないでしょう。
期待値を求める
こういう問題に対処する1つの方法として、期待値を求めることが挙げられます。
A,Bともに全財産1000万円をぶち込んだとしましょう。
Aの場合は50%で3000万円、50%で4000万円ですね。期待値は3500万円ですね。
Bの場合は50%で100,000万円、50%で100万円ですね。期待値は50,050万円ですね。
Aの期待値は高々3500万円止まり。
一方、Bの場合は期待値が50,050万円にもなるのでめちゃくちゃ凄いのは誰が見ても一目瞭然ですね。5億円ですからね。億り人ですよ!
数学的に考えて、Bの方が良いという結論になるのは当然と言えるでしょう。
レバレッジETFは素晴らしい
イメージ的にはAがレバレッジ無しのインデックス投資、BがレバレッジETFですね。
期待値が圧倒的に高いのでレバレッジETFが正しい。
経費率が1%と高いのなんて無視!減価なんてどうでもいい!
期待値が圧倒的に高いので数学的に考えて正しい投資法だ!
全力でレバレッジETFにぶち込むのが良いと考えるのは当然ですね。ロジカル!
1000万円をぶち込んで20年で5億!夢の億り人!!
他の要素を考慮する
さて、期待値的には絶対にBが良いですよね。再掲しましょうか。
- A:20年後、50%の確率で3倍、50%の確率で4倍になる
- B:20年後、50%の確率で100倍、50%の確率で1/10倍になる
ここでふと考えて欲しいことがあります。
全財産1000万円をBにぶち込んで、下振れ50%を引いて20年後に100万円になっていたらどうするんですか?
老後2000万円問題(?)とやらに対処するために、虎の子の1000万円をぶち込んだのに20年経って蓋を開けたら100万円…。無理やん。
積立投資をすればオッケー、という人はこれを読まずにレバナス積立をしてはいけない!レバナス・ツミレバのメリットと危険性!という記事でも読んでおいてください。
レバレッジETFが1/10になるわけがないという人は…減価が進んで本質的な価値がすっからかんになっているのを想像すると良いでしょう。1/10で済んだらラッキーかもしれない。うん。
減価が進んで本質的な価値が減る、とか言っている意味が分からなければレバレッジETFまとめnoteでも読んでください。
最近だいぶ加筆をして解説を追加しました。
東大ぱふぇっとの解
東大ぱふぇっとはBを選びます。
もしも人生を10回やり直した上で一番良いものを選べるのだとしたら、ですが。
人生を10回くらいリセマラして、一番良いデータを選択できるなら、そりゃBを選びますよ。
期待値が圧倒的に高いし、上振れを引く確率も50%とかなり高いので。10回やれば1回くらい当たるでしょう。
当然ながら人生にリセマラ機能は残念ながら実装されていないので、ギャンブルをしたい人を除いて堅実な投資を選択するのが妥当でしょう。
現実的な解
現実的なのは当然ながらAですね。
レバレッジ絶対ダメ!レバレッジを自分は用いない!と言う人は基本的にAを選択することでしょう。
Aはまっとうな投資ですからね。
ちなみに東大ぱふぇっとの現実的な解を述べておこうと思います。
東大ぱふぇっとはAとBの折衷案を選択します。2択問題なのに卑怯ですね。
まあ記事タイトルがネタバレという説があるので良いでしょう(適当)
投資法を俯瞰する
簡単にまとめると以下のような感じでしょうか。
- レバレッジは一切用いない派
- レバレッジを部分的に用いる派←東大ぱふぇっとはここ!
- 全力でレバレッジ派
レバレッジを一切用いないのはAですね。
全力でレバレッジはBですね。
東大ぱふぇっとはレバレッジを部分的に用いるのが良いというAとBの折衷案を推していますし、デリバティブ・インデックス投資で実践しているわけです。
最も、レバレッジETFとデリバティブでは値動きが異なるので、デリバティブで減価は生じませんが。
具体的な折衷案
レバレッジETFで投機・ギャンブルではなく、まっとうな投資をしたい場合には折衷案を選択することになります。
せっかく記事を読んでくださった方のために超簡潔な折衷案を書いておきましょう。
VOOでもS&P500投信でも全世界投信でも良いので、まっとうなインデックスに対して半分、レバレッジETF/投信に半分を入れれば折衷案の完成ですね。
まあメンテなし完全放置の場合、レバレッジETF/投信に半分は割きすぎだと思うのですが、全力でレバレッジETFよりは遥かに良いですね。
もっとレバレッジETFについて知りたければブログ内の記事を漁って見てください。
ブログ記事だけでは足りず、さらなる運用モデルやレバレッジ投資を支えるためのアイデアを知りたい人は仮想レバレッジポートフォリオnote前編(レバレッジETFまとめnote)を見てください。ブログ記事を漁るのが面倒な人は時短課金した方が良いかもしれません。
あれ?もしかしてレバレッジETFの毎日3倍複利ってダメじゃね?てかレバレッジETFの経費率高すぎじゃね?という真実に気づいてしまった方はデリバティブ・インデックス投資の世界へようこそ。
まとめ
東大ぱふぇっとはレバレッジETFを全否定しているわけではありません。
レバレッジETFの利用そのものについてはむしろ肯定的です。使いすぎは禁物というお話ですね。
ただ、レバレッジETFは実質的にはデリバティブ取引であるものの、デリバティブに関する知識0でも誰でも購入出来てしまうのは問題でしょう。だからレバレッジETF全力イキリが出現するわけですし…。
上記のような理由から、レバレッジETFについては規制の動きもあるわけですね。この点も注意が必要でしょう。
なお記事の都合上『レバレッジETFの方が期待値が圧倒的に高い』という設定にしましたが、そもそもレバレッジETFの方が期待値が高いのかどうかすら怪しいです。経費率は高いし減価もあるし。
でもほら、レバレッジETF全力マンは期待値が高いことを前提としているので、そこは譲ることにしました。
- レバレッジETFはノンレバよりも期待値が高いかもしれないが、考慮すべきなのは期待値だけではない。
- 期待値がいくら高いとしても、下振れを引いたらヤバい。
- 全力レバレッジETFはただのギャンブル。
- そもそも期待値が高いのか、まずはそこから議論の余地だらけである。
- 人生リセマラ出来るならギャンブルもアリだが、人生にリセマラは恐らく実装されていない。
東大ぱふぇっとの立場はAとBの折衷案です。それを踏まえた上で同じ思想に至るのであれば以下の点がポイントになるでしょう。
- レバレッジETF全力投資はギャンブルだが、レバレッジETFやデリバティブを部分的に用いるのはリターン改善に繋がりうる。
- インデックスに対して低レバレッジを掛ければインデックスに勝てる可能性が非常に高い。
- レバレッジETFを堅実に運用したい方は仮想レバレッジポートフォリオnote前編(レバレッジETFまとめnote)を見ておくと良いでしょう。
- デリバティブを使ってさらなる飛躍を狙いたい方はデリバティブ・インデックス投資を見ておくと良いでしょう。
- てか適当にデリバティブを触るのはマジでヤバいと思うので知識は付けておいた方が良いでしょう。。。ちなみにレバレッジETFも実質的にはデリバティブ取引ですね。
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