【思考法】集中投資か分散投資か

東大ぱふぇっとです。

集中投資か良いか分散投資が良いか、これは度々巻き起こる議論のような気がします。

こういった議論をする際にはまずは前提条件を考えることが非常に大切です。

前提条件が自分とは異なる人の意見に左右されて投資方針がブレてしまうのは何としても避けたいものです。

時間軸をどう考えるか

最も重要な要素は恐らく、

という部分でしょう。

今すぐにお金が必要なわけでもないから貯金よりも良い利回りで増えていけば良いというのであれば、インデックス投資をのんびりと行っているだけで十分すぎるリターンを得られることでしょう。参考までに2020年は今の所、S&P500は年初来で13%程度、ナスダック100は年初来で40%程度上昇しています。

どの程度のリスクを取るか

当然ながら『可能であるなら今すぐにでもお金を増やしたい』と考える人は多いことでしょう。

ただ、短期的にお金を増やしたいと思ったとしても、そのためには何らかのリスクを追加的に取る必要があります。

集中投資をする場合には、個別株特有のリスクが付きまといます。その銘柄が何らかの理由で大きく下落した際、自分の資産額に与える影響が非常に大きくなります。

そこまでのリスクを取るべきか？そこまでのリスクを取る必要があるのか？と言うところから考えるべきでしょう。

どの程度の労力を割くか

集中投資をするためには、集中投資に値する個別銘柄かどうかを真剣に検討するために労力を割くことになります。

また、スタイルにも依りますが集中投資をするからにはその個別株の面倒を見続ける必要もあるでしょう。

人によっては精神的労力を割く必要もあるでしょう。

個別銘柄特有の現象を考える必要性がないインデックス投資を選択するか、個別銘柄特有の色々な労力を割いた上で集中投資をするかということですね。

現在資産額・追加投資額

集中投資をして資産が半分になるか1.5倍になるか？みたいな勝負があったとして、AさんとBさんではどっちの方がより勝負に向いているでしょうか。

この場合、Aさんの方が集中投資をするインセンティブはより強くなると言えます。

失敗して資産が半分になったとしても、5ヶ月分の追加投資で元の資産まで立て直せるからですね。

そもそも1億円をすでに持っていたら集中投資というリスクを敢えて取る必要性は薄いのですが・・・。

まとめ

どうせなら短時間でお金持ちになりたいと考える人は多いことでしょう。

ただ、人それぞれ前提条件は大きく違うのです。

今すぐにでも1億円を達成したい、そのためにはリスクも取るし労力も割くというのであれば集中投資は一つの解答となり得るでしょう。

定期預金よりも利回りが良い貯金感覚で良い！というのであれば集中投資をする必要性などありません。

大きなリスクを取ったり労力を割こうと思わないのであれば、東大ぱふぇっとのおすすめポートフォリオみたいな感じで優良ETF+ちょっと気になるなら個別株程度で十分でしょう。

おまけ

集中投資か分散投資か？みたいな議論って銘柄数を絞るべきか？という点における議論ですよね。

正直、時間軸に関する集中投資の方が東大ぱふぇっと的には気になってしまいますね・・・。

日頃からブログやnoteをご覧くださっている方であればご存知かとは思いますが、時間軸的な意味での分散投資をしたいと考えています。普通に積立投資をしていくと数十年後に対して集中投資していることになってしまいますからね。

敢えて視点を変えて言うと、若い時に集中投資をしたいとも言えます。そして今日が人生で一番若い日です。そのためにもレバレッジを掛けていると言えるでしょう。

デリバティブを活用したインデックス投資というのは銘柄数だけでなく時間軸的な意味でも分散をしている投資ではないかと考えている感じですね！

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