
質問
北朝鮮はなぜ存続できているのでしょうか?アメリカが本腰をいれないのは中国の影響や、アメリカ国内でも北朝鮮の権益があるのでしょうか?
江沢民派と蜜月関係というのも関係ありますか?
回答
よく言われることですが、北朝鮮が中国にとって「緩衝国」であるという地政学的な位置付けがやはり大きいと思います。北朝鮮がなくなれば、中国は米国を始めとする西側諸国と直接対峙しなければならなくなります。それは中国にとって避けたいことです。だから中国はまだ自国の情勢が固まっていなかった朝鮮戦争でも北朝鮮を全力で支援しましたし、現在でも「中朝友好協力相互援助条約」で万が一北朝鮮が攻撃された場合、参戦することになっています。
そして北朝鮮という緩衝国の存在は、米国にとっても悪い話ではありません。米中新冷戦時代とも言われる中、中国と剥き出しで対峙せざるを得ない事態だけは回避できるからです。テロ国家と非難しつつも、国家を崩壊させる程には踏み込まず、歴代政権の北朝鮮政策に一貫性を欠いてきたのは、そんな背景があると思っています。
北朝鮮と中国の江沢民派は歴史的にシンパシーがあるというのは、確かでしょう。でも、それは習近平からすれば、むしろ好ましい話ではありません。北朝鮮の昨今の挑発的な振る舞いを、中国側も苦々しく思っている節は散見されます。それでも中国が北朝鮮を見捨てないのは、政治的な利益があまりに大きいからです。金正恩もそれを見越して行動しています。
問題は北朝鮮が内部から瓦解する可能性です。ただソ連崩壊をきっかけに発生した1990年代の深刻な経済危機で国民が飢えても、北朝鮮は生きながらえました。北朝鮮は極めて政治的・軍事的な国家体制なので、経済問題が革命につながりにくいのではないかと僕は分析しています。対外的な敗北と言った金正恩のカリスマ性にヒビが入りでもしない限り、国家体制はなかなか揺るがないのかもしれません。
とは言え、コロナ禍以降、北朝鮮は1990年代以来と言われる経済危機にあり、餓死者が出ているという噂も聞きます。核ミサイルの発射実験などで金正恩は求心力を維持しようとしていますが、それがどこまで続くのか。僕は注目して見ています。
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