【暴落はいつ来る?】
みなさん、暴落がいつ来るのか気になりますよね?
インデックス投資家でも暴落は避けるべきです。
暴落が来る時期をズバリ言うと、「FRBの金融政策が限界を迎える時」ですね。
※FRB→アメリカの中央銀行
FRBの現在の金融政策がいつまで持続可能なのか、初心者でも分かるように解説していきますね。
2020年からの大量の金融緩和が莫大すぎたため、現在、FRBはQTを行っています。
※QT→量的引き締め。中央銀行が市中からお金を回収して引き締めを行うこと。
今回は以下の点を解説していきます。
✅そもそも現在の金融政策はどのように実施されてるかの復習
✅なぜQTを行う必要があるのか?
✅QTはどの水準を目指して遂行されているのか?
✅なぜ2025年末〜2026年にQTの目標が達成されるのか?
【暴落はいつ来る?】
みなさん、暴落がいつ来るのか気になりますよね?
インデックス投資家でも暴落は避けるべきです。
暴落が来る時期をズバリ言うと「FRBの金融政策が限界を迎える時」ですね。
※FRB→アメリカの中央銀行… pic.twitter.com/1NstGdtjhQ
— 東大ぱふぇっと@億り人投資家 (@utbuffett) October 5, 2023
以下記事をTwitter向けに簡単にしたのが本記事です。
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◯現在の金融政策
現在の金融政策は『潤沢準備レジーム』と呼ばれる状態です。
現在FRBは短期金利を制御するために短期資金市場に十分な資金を供給しています。
結果として短期資金市場は常に金余りの状態となっています。
この状態を潤沢準備レジームといいます。資金の供給量を操作しても、政策金利を誘導できない状態ですね。
そのため、FRBは準備預金に利息を払うことにしました。この金利が実質的に政策金利となっています。
金利の変動は、一般的な資産市場から自動車ローンやクレジットカードローンなどの特定の消費者信用に至るまで、経済のさまざまな部分に影響を与えます。
これが一般に金融引き締めの効果ですね。
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◯バランスシートの縮小が必要な理由
※バランスシートの縮小→国債などの保有資産を減らしていき、金融引き締めを行うという意味と考えて差し支えありません。
現在の金融政策では、十分な準備預金を抱える銀行に、利上げによる高金利の利息を付けることになります。
その結果、利払いにより市場に流通する資金が増加して、金融緩和的な効果をもたらしインフレを抑制できなくなります。
よって、バランスシートの縮小を縮小して、利払いを減らす必要があるのです。
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◯どの水準までQTを行うべきか
QTが十分となる水準を考察します。
準備金が下限と一致する最低レベルに近づいた時期である、2019年半ばの銀行資産に対する準備金の割合を見てみましょう。
当時、商業銀行の総資産に対する準備金の比率は9%でした。
よって、将来の銀行の総資産を算出して0.09を掛けることで、臨界点と思われる準備預金の金額を算出することができます。そして金融政策の限界が来るタイミングを予測できますね。
以下の図は、今後の準備預金などの推移を推定した図です。
※算出過程は複雑なので、詳しくはブログで解説しています。
準備預金は2025年末に向けて最低潤沢水準と一致する量に達すると考えられます。つまり先ほどみてきた2019年の臨界点である銀行資産の9%に達するということですね。
2025年末から2026年の年初あたりに準備預金の比率が銀行資産の9%に到達するというのが、現段階での最新の予測です。
この時点で、FRBはQTを停止すると想定されます。ファンダ面から見ると、この辺りの時期に株式市場には大きな混乱が発生すると考えられます。但し、上記の算定はあくまでもFRBのモデル上の話に過ぎません。
私は独自に開発しているシステムによる予測にて、もっと近い未来に短期金融市場に混乱が訪れて、株式市場が暴落する局面が到来すると考えています。
上記のような混乱が訪れる時は絶好の買い時になります。私の相場予測noteでは急落前の警告と絶好の買い場について時期が来たらお伝えしていきます。
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