為替ヘッジのコストについての質疑応答を見かけたので、回答者本人の許可を得た上で回答を載せておきます。
Q,為替ヘッジコストについて教えてください
今、金融商品を購入する時に将来の円高による目減りを考慮すべきでしょうか。
その場合であれば為替ヘッジコストあり!となりますよね。※レバナスみたいな。
ただ、現状、金利差がでかすぎて、そもそものヘッジコストが高くなってるように思います。
・今後の円高(想定ではありますが)による為替差益の目減りを優先して為替ヘッジを行う
・為替ヘッジコストによる目減りと、円高による為替差益は相殺される
をどちらで考えたほうがベターなんでしょうか?
回答
流石ですね。いい質問!ぜひお答えさせて頂きます!
他の読者の方も、読んでいただけるように噛み砕いで説明しますね!余談が多くなる事を許してください。
そもそも為替ヘッジってなんぞや?という事なんですが、為替ヘッジとは、為替変動の影響を抑える仕組みを言います。
為替ヘッジする事で円高や円安の影響を抑えながら、海外の金融商品に投資を為替の影響を受けにくくできます。
例えば、株価が上がると予想できる米国株銘柄を買う時、円ではなくドルで買いますよね?
仮に株価が上がり、ドル円為替も円安に上昇すれば、為替差益と株価の利鞘でダブル利益を取れますが、逆ならばダブル損になります。
為替ヘッジは為替に関わる利益や損失を抑え、本来の利鞘に集中できる様にできる仕組みなんです。
具体的にどんな事をしてるの??
➡︎為替ヘッジは、将来交換する為替レートを販売側があらかじめ予約取引(為替先物予約)してるんです!!
例えば極度に円高または円安が進ことが予想されるなら、購入時に為替に対して保険をかけるんです。これが為替ヘッジです。※余談ですが、オプション市場でこの手の保険が売買されてます。
そして予約取引は、投資信託の種類にもよるんですが、1ヶ月ヘッジと3ヶ月ヘッジが多く買われています。
(1ヶ月間の保険と3ヶ月間の保険とお考えくださいね!)
この間は為替が急に動いても銘柄は為替の影響を受けず金融商品の価値を担保できます。しかし保険ですので、ここに保険料がかかってきます。
これが為替ヘッジのコストです。
今回、頂いた質問の趣旨は、
➡︎ 為替ヘッジのコストが利益を食ってしまい、結局評価損に落ちる可能性はないのか?
➡︎ 可能性がなく、為替ヘッジを選ぶなら、その根拠は何なのか?
と言う事です。
余談が過ぎました。ここからが本題です。
為替ヘッジコストは、外貨の短期金利(FF金利)と日本円の短期金利の差で決まります!
つまり先進国なら、米国関連に投資する為替ヘッジが一番高い訳です。(よく世界共通銘柄に投資してるものもあると思います。米株60%欧州30%など。これらはそれぞれの為替ヘッジコストが割合事に足されて計算されます。)
そして為替ヘッジコストは、1ヶ月ものが割高で3ヶ月ものが若干安いです。コストは取扱金融機関によりますが、1ヶ月ものだと大体FF金利差+0.3%程度!(3ヶ月ものは0.15%程度)
例えば、SP500為替ヘッジありのものを購入すると、現在の為替ヘッジなら年間5.5%程度を見ておかないとダメという事です。
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