IG証券の使い方は最初こそ難しく感じるかもしれませんが、実際には非常に簡単です。この記事ではIG証券の使い方を詳しく解説しています。
米国債、特に米国短期債を買うべき理由を丁寧に解説した記事を公開したところ、大反響となりました。
米国短期債を買うべき理由が誰でも分かるように解説しているので、まだ読んでない方は読んでみてくださいね。
さて、米国債券先物を日本国内在住の個人が買う現実的な手段はIG証券だけでしょう。IG証券であれば為替ヘッジがあるので、円高によって利益が減る心配はありません。
IG証券を初めて使う方向けに、本記事ではIG証券の使い方を丁寧に解説していきます。
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IG証券の使い方①口座切り替えと入金手続き
IG証券では、株価指数口座、債券先物口座、商品口座などが分かれています。今回は債券先物を買うので、債券先物口座に切り替えましょう。そして入金手続きを行うと良いですね。
下のメニューから、口座→口座切り替えで債券先物口座を選択。
その後入金ですね。
IG証券の使い方②米国債の2年債先物の見つけ方
下のメニューから、マーケット→主要銘柄の中に「米国2年国債先物($10)」があります。これは取引サイズが大きなものなので気をつけましょう。
※1株当たり1300万円分!みたいなイメージ感です。なお、先物の場合は基本的に「1枚」と表現します。
基本的には以下の取引サイズが小さいものを用いましょう。特に最初は、デモ口座を使ったり、小さいものを1枚だけ買って実際に確かめてみるのが良いかなと。
取引サイズが小さい米国債券先物の探し方
その他の主要銘柄を選択すると、「米国2年国債先物($2)」が見つかります。基本的にはこちらを用いましょう。
IG証券の使い方③米国債券先物の実際の購入方法
米国債の銘柄を選択すると、下の方に買付ボタンが出てきます。
IG証券の使い方④米国債券先物の購入画面
下の方に維持証拠金(買うのに必要な最低金額)が表示されています。だいたい6万円程度あれば買えるでしょう。
これで注文を送信すれば、米国債券先物の購入は完了ですね!
IG証券の使い方⑤含み損益の計算方法
さて、ここで気になるのは「債券価格がどのくらい動くと、どの程度含み損益が動くのか」ということですよね。
これは非常にシンプルで、1ポイント動くと2ドル動きます。
※$10のものを買った場合は1ポイントで10ドル動きます。
具体例
記事執筆時点において、IG証券の米国2年国債先物($2)は10290ポイントです。
ここから3%上昇したとすると、10598になります。差額の308を2倍して、616ドルの利益となります。ドル円を135円程度とすると、約83,000円の利益となります。
具体例その2
念のために以下のスクショでも確認してみましょう。
米国2年国債先物($2)の約定レートが10294.6ポイントで、最新レートは10297.3ポイントです。
2.7ポイントの上昇ですね。1ポイント動くと2ドルですので、
2.7×2=5.4ドルとなります。スクショ内の未実現損益5.4ドルと一致しますね。
IG証券の使い方⑥米国債券先物のポジション量の計算方法
IG証券では、米国債券先物のレバレッジ比率は50倍となっています。基本的に米国債券先物はあまり値動きがないため、50倍という高いレバレッジ比率になっています。
維持証拠金を50倍すれば実際のポジション量になります。以下、記事執筆時点での値となります。
米国2年国債先物($2)は1枚あたり、約275万円程度のポジション量となりますね。
別の方法でも計算が可能です。
IG証券での米国債券先物の2年物は記事執筆時点で10290ポイントです。
1ポイント当たり2ドルで、ドル円はおよそ134円程度となっています。
10290×2×134≒275万円となります。
当然ながらどちらの方法で計算しても答えは一致します。
個人的には維持証拠金を50倍するほうが計算はラクな気がしますね。100倍して2で割るだけですし。
IG証券の使い方⑦証拠金を追加する方法とロスカット
IG証券では米国債券先物のレバレッジ比率は50倍です。もしも米国債が2%下落すると0円になる計算です。
実際にはIG証券では維持証拠金の75%に達すると強制ロスカットですね。※ロスカットとは、強制的にポジションを全決済されてしまうことを表します。
よって、基本的に0円になる事態は考えにくく、維持証拠金の75%程度は戻ってくると言えるでしょう。
また、毎営業日東京時間の午前11時において、証拠金率が100%を下回っている場合でも強制ロスカットとなります。
そのため、証拠金がカツカツの状態だと、米国債券先物が少しでも下落している状態で午前11時を迎えるとロスカットとなってしまいます。
ロスカットを防ぐためには維持証拠金よりも多めの入金が必要となります。
証拠金の例その1
以下の例を見てみましょう。
100万円を入金して、米国2年国債先物($2)を1枚だけ購入した際のスクショです。
米国2年国債先物($2)は1枚当たり55,000円程度の維持証拠金でしたね。
100万円÷55,000円≒18ですので、維持証拠金の18倍ものお金が債券先物口座に入金されている計算になります。証拠金率は1800%となっていますね。
これだけあれば十分すぎる(というか過剰な)証拠金率と言えるでしょう。
なお、十分な証拠金率を確保した上で逆指値注文を入れておくという手段もありますね。
証拠金の例その2
米国2年国債先物($2)を9枚買うと、維持証拠金は約50万円になります。
証拠金残高100万円に対して、維持証拠金が約50万円なので2倍ですね。
証拠金率は200%となっています。
証拠金の例その3
証拠金振替を行い、債券先物口座から証拠金を50万円だけ別の口座に移してみました。
証拠金残高50万円に対して、維持証拠金が約50万円ですので、証拠金率が100%となっています。証拠金率が100%を割った状態で午前11時になると強制ロスカットですので、この状態だとちょっと米国債券先物が下落するだけでロスカットになってしまいます。
IG証券の使い方⑧どの程度の証拠金を入れるのが良いか
どの程度の下落を想定するか次第で、どの程度の追加証拠金を入れるかの判断は変わります。
米国債券先物の2年物チャート(週足)を見てみましょう。
債券利回りではなく、米国債券先物の価格のチャートです。※ちなみにIG証券では、上記の先物価格を100倍した値が債券先物で取り扱われています。
利上げなどが行われる前の段階では110ドル程度、シリコンバレーバンク問題が起きて債券が買われる直前の価格が101ドル程度です。
政策金利が大幅に引き上げられた上でも、なお10%程度の下落しかしていないですね。
米国債券先物において、なぜ政策金利が重要なのかは以下記事にて解説済みですので、まだ読んでない方は読んでおいてくださいね。
このことを踏まえると、(米国債のデフォルトがない場合は)ここから更に下落しても2%程度といったところでしょうか。より安全に考えるなら4%の下落に耐えれる程度を入金しておくのが良いでしょうか。※あくまでも私見であり、4%に耐えられる証拠金を入れておけば絶対に安全とか言うわけではありません。
50倍レバレッジですので、維持証拠金分だけ入金する度に、2%の耐性がつきますね。
2%の下落に耐えれれば良いと思うなら、証拠金率を200%以上、4%の下落に耐えれるようにするなら、証拠金率を300%以上にすれば良いですね。
IG証券の使い方⑨米国債券先物のロールオーバーについて
先物取引では、取引最終日というものが決められています。「メジャーSQ」「トリプルウィッチング」という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。
先物取引は、各限月ごとに定められた取引最終日時までポジションを保有し続けると、自動的に清算されてしまいます。よって、引き続きポジションを保有したい場合は、一旦清算した後に、期先(期限が先)の限月でポジションを保有しなおす必要があります。
これを「ロールオーバー」といいます。
IG証券の先物CFD取引においては、自動的に「ロールオーバー」を行うことはありません。
お客さまご自身で行っていただく必要がありますので、取引システム「取引銘柄情報」の「取引最終日時」をご確認のうえ、十分ご注意ください。
と記載があります。これを読んでも分かりにくいと思うので、ロールオーバーのやり方や、やる時期について解説をしていきますね。
IG証券の使い方⑩米国債券先物のロールオーバーをやる時期
米国債券先物の限月(取引最終日がある月)は3月、6月、9月、12月です。3ヶ月おきですね。
そして、取引最終日は前月の最後から3番めの営業日となっています。
つまり、2月下旬、5月下旬、8月下旬、11月下旬にロールオーバーを行う必要があります。最終取引日時が近づきますと次の限月の銘柄が表示されます。
ロールオーバーの時期が近くなってきたらブログなどで周知しますので、定期的にブログをチェックしてもらえればと思います。
ロールオーバーのやり方は簡単で、現在持っているポジションを清算(売却)し、新しい限月の先物を購入するだけですね。
IG証券の使い方⑪早めにロールオーバーを行う必要性の解説
IG証券では本来の最終取引日よりも、1ヶ月近く前に最終取引日を迎えることになります。これは皆さんの資産を守るための良心的な措置と言えるでしょう。
一般に先物取引においては、取引最終日が近くなると価格が大きく変動します。また、出来高もどんどん減少していきます。6月が近づくにつれ、6月までの先物の取引が活発ではなくなっていき、9月までの先物の取引が活発になっていく感じですね。
株価指数先物や米国債券先物の場合は実感しにくいので、原油先物を例に取ってみましょう。6月までの原油先物をあなたが持っていて、その状態のまま取引最終日を迎えると、あなたは実際に原油タンカーで原油を取りに行く必要が出てくると考えれば分かりやすいでしょうか。
先物取引をしている人々のほとんどは、実際の原油は不要なわけです。とすると、取引最終日が近くなってきたら次の限月(ここでは9月限)の先物取引へと移行していきます。ペーパーアセットでの投資家は次の限月へと乗り換え(ロールオーバー)を行い、取引最終日まで原油先物を保有しているのは石油会社などに限られると言えます。
まとめ
今回の記事では、IG証券を使うのが初めての人、米国債券先物を買うのが初めての人でも安心して米国債券先物を購入できるようにIG証券の使い方を初歩から解説を行いました。
米国債券先物のポジション量の計算方法や、証拠金率の計算方法も丁寧に解説したので、IG証券の使い方は基本的にはこれで十分でしょう。
米国債券先物取引を初めてやる際には、まずはポジション量の少ない米国2年国債先物($2)を1枚だけ買ってみて様子を見てみることを強くおすすめします。いきなり大きなポジション量を取って、なにか想定外の挙動をすると危ないですからね。
【IG証券の使い方】米国債券を購入する上で見ておきたい記事まとめ
最後に、米国短期債を購入する上で見ておきたい記事をまとめておきますね。IG証券の使い方を丁寧に解説しています。
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IG証券の使い方:米国債を買う理由を詳しく解説した記事
IG証券の使い方:実際の入金・取引手順を解説した記事
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IG証券の使い方:ロールオーバーのやり方を解説した記事
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