FX/為替相場予測

【為替・日報】今週(5/9 – 5/13)に向けての予想と戦略ドル円の動向考察

東大ぱふぇっとです。

FXで爆益を出しているトレーダーのYSさんに協力して頂いて、為替の予測を込めた上で【投資神託・予言書】毎月の短期ポジション★世界の未来予測★を更新することにしました🐰

それに付随して、FXトレーダー向けの記事をYSさんに書いていただいたので公開します🐰💕

YSさんには週報と日報をレポートとして頂いているのですが、今までは週報しか公開していませんでした。

ちょっともったいないよなぁと思い、日報記事も公開することにしました!週の初めに立てた予測から日を追うごとにどんどん乖離していくという面もありますし。

以降はYSさんに寄稿して頂いたレポートとなります。

5/9(月)のドル円相場

週明け9日(月)のドル円は高値更新後に急反落を見せる動きを見せました。

東京時間より月から、ロシアの勝戦記念セレモニーが開始される14時までドル円は上昇を続け、昨日の高値131.35円を記録しました。その要因は、以下4点と考察します。

・本邦輸入企業による実需のドル買い&円売り

・米金利上昇に伴うドル買い圧力の上昇

(米5年債券利回りは3.10%まで上昇)

(米10年債券利回りは3.20%まで上昇)

・本年度の4/28に記録した直近の高値である131.25円を超えた事による投機勢による仕掛け的なドル買い・円売り

・バイデン米大統領が行うインフレ対策発表

(本日発表)

しかし、ロシアの勝戦記念セレモニーが終わった後のロンドン時間昼にかけてドル円は下落を始めました。大きな要因は以下2点と考察。

・対ユーロでのドル売り圧力が上昇した事

(プーチン大統領が「戦争宣言」に踏み切らなかったことへの安堵感により、ユーロドルが反応)

・上記を皮切りに米10年債券利回りが3.20%から3.05%へ急低下

(東京時間のドル円上昇要因は米長期金利上昇が大きかった為、債券利回りの下落がドル売り圧力を増加させた)

NY時間に入ってもドル円下落の圧力は弱まる事はありません。要因は以下3点と考察。

・連日の世界的な株安により、リスク回避の円買い圧力が強まる

・今までの急ピッチなドル円上昇に対するポジション調整

(利食い売り・反動売り)

・アトランタ連銀のボスティック総裁がハト派発言

「FRBが75bpの利上げを決定する公算は小さい」

これによりドル円は米国時間午後にかけて、この日の安値130.13円を記録しました。

本日は米当局者の発言の他、バイデン大統領によるインフレ対策発表が行われます。11月の中間選挙を控える民主党にとって、共和党に席は譲りたくないはずです。

バイデン政権が勝ち残るには、現在アメリカが悩まされている急激なインフレに米国経済が勝たなければなりません。どのような対策案を出してくるのでしょうか?

事によっては、米国株も再度大きな上昇を見せるかもしれません!為替と株価の両方が注目される日ですね

5/10(火)のドル円相場

10日(火)のドル円は上下激しく動き、方向性が分かりずらい動きを見せました。

東京時間の朝方、ドル円は大きく下落します。要因としては大きく3点あると考えます。

・連日の日本市場の株価暴落によるリスク回避の円買い

・米金利の低下に伴うドル売り圧力の増加

(連日の株安により世界経済の減速懸念が増大。これにより米債買い圧力が増加。米10年債券利回りは前日記録した約3年6ヵ月ぶり高水準3.20%から2.94へ急低下した事でドル売り圧力が増加した)

・原油先物価格(WTI)が軟調に推移

(本邦貿易赤字の拡大懸念が後退した事により円売りの巻き戻しが勃発)

これによりドル円は東京時間お昼にかけて、この日の安値129.80円を記録しました。

しかし、心理的節目である130円で押し目買い意欲は根強く、何度も反発を見せます。

反発する要因は以下5点を思考します。

・株式市場が一旦の底をついた可能性が上昇
(米主要株価指数が前日比プラス圏を維持)

・世界的なリスクオフにより、資産現金化需要が高まる事へのドル買い

・ロシア・ウクライナのヘッドラインによるユーロ売りドル買い

・米当局者によるタカ派発言

ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁:「6月および7月会合でそれぞれ50bpの利上げを実施することは理にかなっている。」

クリーブランド連銀メスター総裁:「75bpの利上げの可能性を永遠に排除することはない。」

これらが支援材料となり、ドル円はNY時間の引けにかけて130.40円近辺を推移していました。

本日は今週のメインイベントである米4月の消費者物価指数(CPI)の発表があります。

FRBが景気指標よりもインフレ指標を重視するスタンスであると私は考えてます。

CPIは重要なインフレ指標の一つなので、本日発表されるCPIが市場予想を上回る場合は、FRBの利上げに対する姿勢は更に強化なものになるかもしれませんね!

5/11(水)のドル円相場

11日(水)のドル円は一昨日同様、乱高下が多く、方向性が見出しづらい相場でしたね。

この日の東京時間は目立った動きがありません。米国時間に発表される米4月のCPI結果を前に価格は動きません。

東京時間が引けると、欧州勢がドルを一気に売り込みます。通貨バランスを見ると、ロシアの勝戦記念セレモニー前後のポジションを一気に調整している様子と思考。通貨は日本時間の21:30に向かって収束し始めました。

注目された米4月の消費者物価指数(CPI)ですが、結果は市場予想を大きく上回るものでした。これに続き、ドル円の上昇材料が揃って行きます。

・米4月の消費者物価指数並びにコア消費者物価指数は結果を上回る上昇

CPI(結果+8.3%、予想+8.1%)

コア(結果+6.2%、予想+6.0%)

・CPIの良結果を皮切りに米長期金利が急上昇

(CPIの良結果により、米国によるインフレは高止まりしたのでは無いかという安心感が生まれる) ➡️ (FRBによる次回(6月)のFOMCで、75bps利上げが行われるのでは!?という織り込みが再度開始する) ➡️ (米10年債券利回りが一気に3.07%近辺まで急上昇) ➡️ (米ドル需要急騰)

以上の流れから、NY時間寄り付き前の朝方に、ドル円はこの日の高値130.82円を記録しました。

しかし、買い一巡すると、すぐに伸び悩む展開となります。

(以下要因)(時系列順!)

・欧州当局者による利上げに対し相次ぐタカ派発言。欧州圏のドル売り目立つ。

フランス中銀のビルロワドガロー総裁:「ECBは今夏より段階的に利上げを開始する」

エストニア中銀のミュラー総裁:「ECBは7月に利上げすべき」「6/9のECB理事会で今後数カ月の利上げ見通しを説明する可能性がある」

ドイツ連銀のナーゲル総裁:「ドイツのインフレ率は今年中に7%近くまで上昇する」「6月末で資産買い入れプログラムを終了し、7月に利上げを行うべき」

ECBのラガルド総裁:「ECBは資産購入終了から数週間以内に利上げする可能性あり」「インフレ見通しは中期的に目標を大きく超えている」

・米長期金利が急低下。これによるドル売り圧力のが増加。

(米10年債券利回りが3.07%から再び2.91%ラインへ急低下)

・主要株価指数の動きが鈍い事

(NYダウは前日比420ドルの急上昇を見せたのに、午後にかけて下がっていき、一時前日比▲360ドル超まで急反落)

・上記を背景としたリスク回避の円買い圧力が増加

これによりドル円は再び129円台に帰り戻り、この日の安値129.46円を記録しました。

本日は、再びインフレ指標の一つである米4月の生産者物価指数が発表されます!昨日のCPIによる上昇も背景として残る中、今日のドル円はどの様に動くのでしょうね?

トレードの検討を祈ります!

5/12(木)のドル円相場

12日(木)のドル円は3円超の大幅下落を見せました。

東京時間の朝方、ドル円は一昨日の米当局者のタカ派発言による波及を受けて、高値129.91円まで上昇するも、心理的節目である130円の壁を越えることはできませんでした。

上昇に力の無いドル円は、マイナスニュースに反応し始めます。

現在、円高に触れる大きな要因は3つと思考します。

・中国経済の失速懸念

(新型コロナウイルスの感染拡大により、ロックダウンなどのコロナ対策が長期化➡︎アメリカ製造業に大きな影響を与える為、アメリカ経済の影響も懸念される➡︎リスク回避の円買い)

・過剰になった流動性相場の逆流

(FRBによる利上げとバランスシート縮小の二重の金融引き締め➡︎これにより、リスクアセットの下押し圧力が増加する(株などを買わず、資産を現金で持つこと)➡︎米代表株式指標は連日続落➡︎市場心理を日々悪化させていく)

リスクアセットとは・・・収益に不確実性を伴う有価証券や外国為替、融資、デリバティブなどリスクのある資産のことをいいます。

・通貨間の資金調整

インフレ率の上昇による世界的経済衰退懸念から、財政並びに経済力が強い国の通貨の需要が高まる。(通貨間の売買が活発になり、安全資産などの需要が高まり、資源国通貨や高金利通貨などの需要は下がる。)

・上記3点を背景にリスク回避の円買い圧力が上昇

(クロス円下落する事でドル円も連れ安の方向に動く)

ドル円の下落はNY時間の午前中まで続きます。

ロンドン時間では、

・フィンランドによるNATO加盟申請の方針発表

(今回のロシア・ウクライナ問題により、フィンランドはNATOに加盟申請を要求するも、ロシア側は猛反発。今後、ロシア・フィンランドを巡る地政学的リスクが広がる恐れが強まり、ドル円の円高要素に加わる)

・欧州勢のリスクオフ

(株式市場の急落により、市場心理が悪化。資産の現金化需要が上昇する。有事のドル買い、リスク回避の円買い圧力が上昇)

NY時間では、

・米経済指標の冴えない結果

(米4月の生産者物価指数の伸び率鈍化)

(米新規失業保険申請件数は予想外に増加)

・米長期金利の急低下

(米10年債券利回りは3.20%をトップに2.81%まで急低下)

・オプション市場におけるダウンサイドの折り込み

(ドル円の価格がオプション市場におけるショートガンマゾーンに到達したため、インプライドボラティリティが高騰し、リスクリバーサル拡大に伴い円コールが急拡大しました)

ショートガンマゾーンとは・・・ヘッジをしていないオプションの売りの状態を言います。簡単に言えば、下がれば下がるほど売らないといけない、上がれば上がるほど買わないといけない状態です。

インプライトボラティリティとは・・・オプション取引における将来の変動率を予測したものです。予想変動率と言うと想像が付きやすいかもしれません!オプション取引においては、変動率の算出方法が2種類あります。1つは過去のデータに基づいて統計的に算出するヒストリカルボラティリティ。もう一つが市場で取引されている実際のオプション価格から逆算して導き出されるインプライドボラティリティです。今回は実需による円の需要が高騰しました。

リスクリバーサルとは・・・コール(買う権利)とプット(売る権利)を反対売買した時の差額。

これらが重石となり、ドル円はNY時間の朝方にかけて、約2週間ぶり安値127.53円まで急落しました。

しかし売り一巡後は、急ピッチで下落した反動も相まって持ち直し、執筆現在は128.40円近辺で推移しています。

本日はインフレ指標3つ目である米5月消費者信頼感指数が発表と米当局者の発言が相次ぎます。円高の動きは続くのでしょうか?それとも跳ね返りを見せて130円の壁を越えようとするのでしょうか?

僕は動きを注視します!

あとがき

当然、為替と株も互いに関連しあいながら影響を及ぼし合っているわけです。

ここに書いてる内容に限らず、株価の未来予測をする上でysさんの戦略や知見を含めて予測精度を高めてます!

一人でそこら辺のインフルエンサーを束にしても到底かなわないような人材が増えたということですね。

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