東大ぱふぇっとです。
今回も「アラブのバフェット」と呼ばれる世界的投資家アルワリード王子について解説しますね。
偉大な投資家からは学ぶものが多いですからね。
ぶっちゃけ、皆さんも巷のインフルエンサー様方()の話を聞くよりもね。。。
この相場で儲かってるの私のフォロワーだけじゃないかな🐰❓
今回は3連載のうちの第2回ですね。
第2回は2000年代以降のアルワリードの投資人生を見ていきます。
グローバル企業に続々投資(2000年代)
2000年代のアルワリードはフォーブズ世界長者番付でTop10の常連となってました。
これは、1990年代に巨額投資をしたシティグループやアップルが爆上げしたのが大きいみたいですね。
そんな中でもアルワリードの投資意欲は衰えませんでした。
1990年代のアルワリードは高級ホテルや高級スーパーなどに多く投資しました。
一方で2000年代は、AOL(インタネットサービス)、MCI(通信)、Fox(ブロードキャスト)などのメディアや通信会社に投資を行っていきました。
更には、フォードモーターやコカ・コーラなどの毛色の異なる企業にも投資を実行。
そして投資の対象をさらに世界に広げ、アジアやアフリカにも次々と投資を行っていきました。
全財産寄付と拘束(2010年代)
2010年代に入っても彼の投資意欲は衰えない。。。
2011年にツイッターに300百万ドル投資を行ったり、ライドシェアのウーバーやリフト、中国EコマースのJD.comに投資を行ったり、いわゆる今時の企業に大型の投資を行っていきました。
ところが!!
そんな最中の2015年、アルワリードは突如、個人資産320億ドル(当時の為替レートで約4兆円)の全額を段階的に慈善事業に寄付すると公表したのです。
資金は自身の名を冠した慈善団体を通じ、医療関連や女性の権利向上などの分野に分配されるとのこと。
その後、目立った投資は行ってこなかったアルワリードですが、2017年に衝撃的なニュースが飛び込んできました。
当時のサウジアラビアのムハンマド皇太子が、アルワリード含む11人の王子と多数の閣僚らを汚職容疑で拘束したのです。
当時、世界に衝撃を与えたニュースでしたが、結局3か月ほどで釈放されたみたいです。
アルワリード自身は、「拘束は皇太子側の”誤解”によるもので、拘束中はニュースを見たり、散歩したり、泳いだり、エクササイズをして過ごした。まったく問題はない。全て順調だ」と説明し、事件がそこまで重大なものではなかったことをアピールしました。
いや、皇太子が王子を拘束って日本じゃあり得ないけど。。。
アルワリードの現在のポートフォリオ
そんなアルワリードの現在の投資先はなんと、Kingdom HoldingのHPに公開されています。
https://kingdom.com.sa/investment
最終更新日がいつかは不明ですが、HPによると以下の通り。(カッコ内はKingdom Holding社の投資時期)
- 航空関連
Flynas(2007年)
NasJet - 銀行
シティグループ(1991年)
Banque Saudi Fransi(2017年) - デジタルサービス
Deezer(2018年) - Eコマース
JD.com(2010年) - 教育
Kingdom Schools Company(2000年設立) - ホテル
Kingdom Hotel Investments(2001年設立)
Four Seasons(1994年)
Accor(2016年) - ヘルスケア
Kingdom Hospitals and Consulting Clinics(2000年設立) - 石油化学
Tasnee(1995年) - ファンド
Five Capital Fund(2015年設立) - 不動産
Jeddah Economic Company(2009年)
Kingdom Centre(1998年設立)
Real Estate Investment Company(1997年設立) - ライドシェアリング
Uber(2017年)
Lyft(2015年) - ソーシャルメディア
ツイッター(2011年)
アルワリードの投資戦略
Kingdom HoldingのHPによると同社の投資戦略は以下です。
- 企業価値や投資家の信頼を強固にする確立されたブランド力を保持する企業
- 優れた経営陣を持ち、持続的な成長と優れた業績を残してきた企業
- 成長力が強く付加価値の高いセグメントにある企業
- 他投資家が見落としている割安な企業
- 我々が持つ中東をはじめとした世界の政府やビジネスリーダーとのネットワークを生かせる企業
優れたブランド力、優れた経営陣、割安、という点で非常にバフェットと似ていますね。
まあ、これが投資で成功する王道なんでしょうね。
まとめ
- シティやアップルへの投資で莫大な利益をあげ、2000年代のアルワリードは世界の長者番付To10の常連に。
- 2000年代は、米国の通信やメディア企業を中心に、投資先をグローバルへ拡大。
- 2015年、個人資産の全て(約4兆円)を段階的に慈善事業に寄付すると公表。
- アルワリードの投資哲学は、ブランド力、優れた経営陣、成長力ある業界、割安、自身とのシナジー、を兼ね備えた企業への投資。
アルワリードは、全財産寄付を公表した時点で個人資産が4兆円ほどあったわけですが、これを一代で築いたというのはとても夢がありますね。
例えば、ジェフベゾスやビルゲイツなどは、起業家として、自身の作った会社が興した事業が大きくなって結果的に大金持ちになったのですが、アルワリードやバフェットなどは、株式投資を行って同等程度のお金持ちになっているわけですから、意味合いが異なります。
私も将来は超有名投資家になって寄付したいなと考えています🐰
まあ、90%くらいの確率で相場を当て続けたら私がバフェットに追いつくことも夢ではないと思っています()
次回はアルワリードの投資哲学を更に深掘りしていきますね。
相場予測noteを無料お試しできるキャンペーン!
- 相場当てまくりの相場予測noteを無料で読める!
- 秘密の爆益銘柄を無料でチェックできる!
- 紙書籍が郵送されてくる!
- 総額1万円相当を無料でプレゼント!
超豪華な特別キャンペーンをIG証券様が実現してくれました!
- 私の相場予測を無料で読める!
- 総額1万円相当のプレゼントを無料でゲットできる!
IG証券でしか取り扱っていない投資対象が山ほど存在するため、私のように幅広い投資対象へ投資するなら必須の口座ですね!私自身もIG証券を利用しています!
秘密の爆益銘柄も公開中!
ブログの記事は全て無料で読めますが、相場予測noteに関しては有料記事となっています。
予言書とか言われちゃうレベル!?
驚異の的中率!爆益銘柄の公開!
別格すぎる相場予測を公開中!