【基礎知識編】

バフェットの4つの投資戦略に学ぶPart3!「誠実で有能な経営者」の見分け方とは?

東大ぱふぇっとです。

バフェットの投資哲学の第3回目ですね。

第1回:事業内容を理解できる企業を探す
第2回:城の回りの「堀」の正体

について今までは掘り下げてきましたね。今回は銘柄選択する上で重要な経営者の見分け方についてみていきます。

 

東大ぱふぇっと
東大ぱふぇっと
まあ、正直バフェットは銘柄選択がうまいというより、ただ○○○○○で○○○○○○を運用しているに過ぎないんですけどね。まあ何がすごいってそれを50年以上前からやってることなんですよね

バフェットの運用の本質については以下をご覧ください。

正直これだけでも十分です。はい。

ここで終わりでもいいのですが、まあそうは言ってられないので、、

本日はバフェットの投資哲学について詳しく解説していきます。

バフェットの投資哲学とは?

おさらいですが【バフェットの投資哲学】とはどのようなものでしょうか?

バフェットは、株主宛の手紙の中で以下のように述べております。

 

私達が選ぶ企業の条件は、

① その内容を私達が理解していること

② 将来にわたり長期的に好ましい業績が見込めること

③ 経営幹部は誠実で有能な人々であること

④ 魅力的な価格で購入できること

です。

これら4つがバフェットの投資哲学です。

今回は③について詳しく見ていきたいと思います。

誠実で有能な経営者とは

誠実で有能な経営者の条件とはなんでしょうか?

バフェットは株主宛の手紙の中で、以下の条件を挙げております。

  1. 事業で得た利益を自分達より優先して株主に還元するという点で信頼が置ける経営者
  2. 企業の持つ潜在力を生かし切る能力を持つ経営者

 

東大ぱふぇっと
東大ぱふぇっと
まぁ、当たり前のことではあるんだけどね()

事業で得た利益を自分達より優先して株主に還元するという点で信頼が置ける経営者

事業で得た利益を自分達より優先して株主に還元するという点で信頼が置ける経営者、とはなんでしょうか。

これは比較的わかりやすいと思います。

簡単にいうと、経費や人件費などのコスト削減努力を徹底して、株主利益の最大化を重視している経営者かどうかということですね。

資本主義においては、資本を提供する株主こそが企業の所有者で、その資本の運用を任されているのが経営者です。よって、経営者の責務は株主利益の最大化なのです。

 

経営者が株主利益の最大化を重視しているかどうかの一つの判断基準として「株主還元政策」(配当・自社株買い)が挙げられるでしょう。

 

東大ぱふぇっと
東大ぱふぇっと
米国では多くの企業で株主還元が重要視されていて、実際に30年以上の連続増配銘柄が100社以上も存在してるんだよね!
ダナハーちゃん
ダナハーちゃん
すごい!!

 

みんなが知っている有名企業も以下のように、かなり長期の連続増配銘柄です。

P&G:65年
3M:64年
コカ・コーラ:60年
ジョンソンエンドジョンソン:59年
マクドナルド:46年

※2022年3月時点。

 

もちろん、企業にとって有望な投資先や既存商品の競争力強化の機会があれば、株主還元はセーブして新規に投資していく方がメリットがあります。

株主還元にしても新規投資にしても「株主利益の最大化」が目的とされているかどうかが重要なのです。

 

一見、これは当然のことのように思われるかもしれません。

東大ぱふぇっと
東大ぱふぇっと
けど日本企業ではこの本質がわかっていない経営者が非常に多いんだよね。。。 

 

最近はコーポレートガバナンスの強化等でマシにはなってきましたが、未だに「企業は自分のもの」と勘違いしている経営者や、「株主還元なんかせずに新規投資しまくってガンガン売上を増やすべきだ」と考えている経営者が非常に多いです。

売上を増やすためにやみくもに投資をしても、株主の期待リターンを下回れば、その投資は株主価値を毀損するだけです。

 

このようなことは米国ではほとんどおこらないのですが、日本企業では平気でこのようなことが起こります。

原因としてはサラリーマン経営者が多いことや、投資家のレベルが低いことが挙げられます。

特に後者に関して、日本企業に投資する個人投資家のほとんどは、まとまった退職金を手に入れたリタイア組です。

彼らは、投資に関する初歩的な知識もないまま、金融関係者の勧めで投資をしています。

このような人たちがお土産目的に株主総会に大勢押し寄せ、的外れな質問を繰り返すので、日本企業の経営はいっこうに改善されないというのも、大きな原因の一つです。

 

東大ぱふぇっと
東大ぱふぇっと
だから、私は日本の投資家のレベルを向上させることを活動の大きな目標としているという側面もあるよ🐰💕

 

このような企業に投資しては、ただただお金が減るだけです。

初心者にとっては、経営者も投資家も洗練されている米国企業に投資する方が結果を出すという意味では実は簡単かもしれません。

企業の持つ潜在力を生かし切る能力を持つ経営者

この点については少し抽象的でわかりづらいですね。

少しかみ砕いていうと、「自社の強みを理解し、その強みを最大限に使って、株主利益最大化のための努力を行っている経営者かどうか」ということです。

 

例えば、バフェットが「イネビタブルズ(保有していなければならない企業)」と称す、コカ・コーラとジレットで考えてみましょう。

コカ・コーラの最大の強みはなんといっても「コカ・コーラ」ですね。

これをしっかり、全世界にマーケティングしていくことがコカ・コーラの株主利益の最大化につながります。

同様に、ジレットの最大の強みは「髭剃り」です。

これをしっかり、全世界にマーケティングしていくことがジレットの株主利益の最大化につながります。

 

東大ぱふぇっと
東大ぱふぇっと
とっても単純なことなんだけど、こういったことを高いレベルで実践していける人が有能な経営者だとバフェットは考えてるってことだね!

 

バフェットは手紙の中で以下のようなことも言っています。

「優れた企業への投資を考える場合、最も恐れるのが、「焦点が外れること」です。企業の思い上がりや倦怠感が取り巻くことで、経営者たちの関心が横道にそれてしまった例は枚挙にいとまがありません。」

ここに記載の通り、バフェットが最も恐れるのは強みを持つ分野”以外”に事業を拡大させることです。

なぜなら、自社に特別な競争力のない分野に投資を行っても平凡なリターンしか得られないからです。株主の期待リターンを上回ることができないような投資では、株主価値を毀損してしまいます。

 

ダナハーちゃん
ダナハーちゃん
色んな女の子に手をだす人は嫌い。。。

やっぱり一途であるべきなんですよ。うん。

少し難しい話ですが、新規投資によって売上は増えても、「株主価値の最大化」という観点では逆効果なのです。

バフェットいわく、コカ・コーラとジレットですら、数十年前にこのような過ちを犯したようです。

 

東大ぱふぇっと
東大ぱふぇっと
信じられないかもしれないけど、コカ・コーラは過去にエビの養殖事業に、ジレットは石油開発を行ったことがあるみたいなんだよね。。 
ダナハーちゃん
ダナハーちゃん
め、迷走!?

 

さすがに今となっては、両社ともに軌道修正して、自身の強みのある商品に注力していますが、こういった超優良企業ですら焦点が外れることはあるのです。

日本企業を考えてみましょう。

バフェットに言わせれば日本企業は焦点が外れまくってると言えるでしょう。

日本を代表する企業ですら、コカ・コーラやジレットの髭剃りのような看板商品、つまり圧倒的な競争優位性を持つ商品を持っている企業は少ないように思えます。

これには海外進出の難易度の問題も有るかもしれません。

 

米国企業は自社商品やサービスが米国で売れればすぐに海外進出します。

それは投資家からの要望もあるでしょうし、前例も多いので海外に目が向きやすいですし、全世界どこいっても英語で何とかコミュニケーションが取れます。

一方で日本企業はなかなか海外進出しませんよね。投資家からの強い要望もないでしょうし、スタートアップですぐに海外進出する前例も少ないですし、言語の壁も大きいです。

 

こういった要因もあって日本企業は国内市場で戦い続けます。

一方で国内市場はここ30年間ほどずっと低迷が続いてますよね。こういった国で、売上を増やしていこうとすると、異なる事業に参入して、商品数を増やしていくしかないのです。

その結果、日本企業は焦点がぶれまくってしまうのです。。こういう側面を考えても、いかに日本企業への投資で成功することが難しいかがわかります。

まとめ

  • バフェットは銘柄を選択する際の投資哲学を4つ挙げている。
  • 今回取り上げたのは「経営幹部は誠実で有能な人々であること」というポイント。
  • バフェットが考える誠実で有能な経営者の条件は以下二つ。
  • ①株主利益の最大化を重視している
  • ②自社の強みに絞って経営している
  • このような経営者がいる企業に長期に投資することが重要。
  • 日本企業は有能な経営者が少なく、投資初心者には経営者も投資家も洗練されている米国企業の方が簡単。
東大ぱふぇっと
東大ぱふぇっと
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