東大ぱふぇっとです。
8月は夏枯れ相場などと言われ、下落を警戒していた人もいたことでしょう。私も警戒していました。
ところが、実際に蓋を開けてみたところ、8/1~8/29においてナスダック100は15000ドル→15428ドルと+3%ほど上昇しました。
※まあ8月はあと2日残っていますが。
東大ぱふぇっとは今月は積極的に短期売買を行い、月利10%を達成できました。短期的な天井で売り、短期的な安値で買い戻すことに割と成功していました。個別株分析が不要でこれだけのリターンを出せるのは便利でしょう。
『全体としてみれば上げ相場だが、実際には上げ下げを繰り返している』ということが上のチャートを見れば分かるでしょう。
こういう相場だとレバナスは減価が見られますね。
参考:レバナスの減価
ちょっと気になったのでレバナスの減価を実際に出してみました。
青はQQQ、オレンジはQLDです。※レバナスは国内の投資信託ですので、同様の値動きをすると考えられるQLDで代用しています。
8/2~8/27のデータを用いています。
- QQQ→+3.05%
- QLD→+5.31%
2倍レバレッジなので6%ちょいのリターンが期待されますが、実際には5.3%に留まっています。年間経費率の違いによる差分も多少ありますが、大部分は減価によるものですね。
『全体としてみれば上げ相場だが、実際には上げ下げを繰り返している』
レンジ相場に限らず、このような値動きにもレバナスは弱いです。上昇基調のレンジ相場とでも言えば良いでしょうかね。
減価とかが分からない方は、必ず以下の記事を読んでおきましょうね。
レバナスとかレバレッジETFは、内部的には毎日順張りの短期売買を自動で行っていますからね。
もちろん、レバナスを一定程度保有することには大賛成ですよ。デリバティブ・インデックス投資は敷居が高いですし…。
レバレッジを掛けないよりはレバレッジを掛けたほうが良いので、レバナスを代替手段として使うことには何の問題もありません。
レバレッジ比率とリターン
ナスダック100は約3%の上昇ですから、デリバティブ・インデックス投資の単利レバレッジを2倍で放置していた場合、約6%のリターンとなります。
東大ぱふぇっとは長期レバレッジ比率を1.7倍程度に設定しているため、厳密には1.7*3%=5.1%程度が期待リターンです。
月利10%には届かないため、この差分は短期売買の成果と言えるでしょう。
ダナハーとMARAの強さもあるのですが、SBGはマイナスですし…この記事では個別株要因は除外しておきます。
東大ぱふぇっとはだいたいこんな感じのポートフォリオですし、ナスダック100のリターンに大きく依存します。
具体的な売買タイミング
具体的な売買タイミングは概ね以下の通りです。
※記憶とブログ記事とTwitterを漁って売買タイミングを引っ張ってきたのですが、もしかしたら抜けがあるかもしれません😣
赤が売却、緑が購入ですね。
①ショート開始は完璧だった
保有しているナスダック100を全利確&ショートを開始したのは完璧なタイミングだったと言えるでしょう。上記チャートを見てもキレイに天井で売れていますね。
②買い戻しは悪くはなかった
長期で見たら右肩上がりの株式をいつまでもショートしているわけにはいかないので、適当に買い戻す必要があります。
②の部分での上げを見て、ショートを利確(買い戻し)を行いました。高く売って安く買えたので成功ですね。
さらに買いポジションも追加しました。ちょっとこのタイミングで買いすぎたのは結果的には失敗でしたね。
③もっと安く買えるタイミングがあった
②のタイミングも安くはあったのですが、③の方がもっと安いですね。
③で爆買いを出来ていたらもっと利益はでかかったでしょう。
②である程度買い増しをしてしまっていたため、③での買付余力が少なかったですね。
まあ、ゴールドを利確した証拠金を回して、1000万円以上ナスダック100を購入したんですが。
理想を言えば②で買わずに③での全力買いなのですが、まあ短期売買で完璧な理想論を追い求めるのは無謀だと思いますし…。
④天井で売却できた
④の短期的な天井で売却できたのは良かったですね。かなりの高値で売却できました。
最も、この日はデイトレをしていたのでその後安く買い戻してもいます。
⑤ジャクソンホールでの買い
ジャクソンホールは正直にどっちに動くか分からなかったので、ノンポジからスタートしました。上げを見てから買ったので、底値では買えていないですね。(上げの途中で買ったので、1日で40万円増えましたが)
短期売買は必要か?
今月は上手く短期売買に成功したため、目安となるリターン5%に対して月利10%の成果を出すことが出来ました。この差分は短期売買で稼げたと言えるでしょう。ただ、短期売買で万人向けの再現性を担保するのは難しいですね。私も次はミスるかもしれませんし。
ただ、一方で忘れないで欲しいのが、完全放置でレバ1.7倍でも5%のリターンを取れていたということですね。
デリバティブ・インデックス投資は単利レバレッジですので、途中のボラを一切無視してオレンジの直線のようなリターンを得られます。この直線に対して2倍などレバレッジを掛けられるわけですね。
これで放置して寝てるだけで良いんじゃないかな…と思ったりします。短期売買は疲れますし。
レバナスの場合は単利レバレッジではなく毎日2倍複利ですので、毎日のボラを無視できません。先述したように減価をしてしまいますね。
デリバティブは敷居が高いのがデメリットですが、そこさえ乗り越えればめちゃくちゃ便利ではあります。敷居の高さを取り除くのを目的としてデリバティブ・インデックス投資【実践編】を新たに執筆したので、よろしければ御覧くださいね。
まとめ
- 短期売買に成功すればリターンは改善する。成功すればですが。
- レバナス/レバレッジETFは毎日順張りの短期売買を自動で行っている。
- 全体としてみれば上げ相場でも、毎日上げ下げを繰り返しながら上がることは多い。その際にレバナス/レバレッジETFは減価をしてしまう。
- 短期売買で万人向けの再現性を担保するのは難しい。
- 一方で、デリバティブ・インデックス投資の単利レバレッジや現物株の長期投資であれば、日々のボラを無視してオレンジの直線のようなリターンが期待できる。
すっかり忘れていたのですが、ゴールドの短期売買にも成功していましたね。
左の赤丸で買って、右の赤丸で売却。そして証拠金をナスダック100に回して安値で買い増し。ゴールドによる利益も月利10%に貢献していますね。
ゴールドについては否定的な人も何故か存在するのですが、以下記事にある『あの図』を見ればゴールドの価値を再認識することでしょう。
株式一辺倒だけでなく、マクロな視点から投資を学ぶことが出来るように執筆したので、是非とも読んでみてくださいね。
相場予測noteを無料お試しできるキャンペーン!
- 相場当てまくりの相場予測noteを無料で読める!
- 秘密の爆益銘柄を無料でチェックできる!
- 紙書籍が郵送されてくる!
- 総額1万円相当を無料でプレゼント!
超豪華な特別キャンペーンをIG証券様が実現してくれました!
- 私の相場予測を無料で読める!
- 総額1万円相当のプレゼントを無料でゲットできる!
IG証券でしか取り扱っていない投資対象が山ほど存在するため、私のように幅広い投資対象へ投資するなら必須の口座ですね!私自身もIG証券を利用しています!
秘密の爆益銘柄も公開中!
ブログの記事は全て無料で読めますが、相場予測noteに関しては有料記事となっています。
予言書とか言われちゃうレベル!?
驚異の的中率!爆益銘柄の公開!
別格すぎる相場予測を公開中!