東大バフェットです。
東大バフェットは貯金箱としてVIGとダナハーを採用しています。
本日は貯金箱的な概念について触れてみようかと思います。
もくじ
VIGとダナハーの下落耐性
東大バフェットはかねてよりVIG及びダナハーをリスクヘッジ手段として採用しております。
実際、9/3からのNASDAQ大幅下落に対し、VIGとダナハーは下落耐性が高かったかと思われます。
以下は直近の天井である9/3からのチャートです。

青線がQQQ、オレンジ線がVIG、赤線がダナハーです。
直近最高値である9/3から比較すると、記事執筆現在(9/11)の段階では
- QQQ→-9.8%
- VIG→-5.1%
- DHR→-3.5%
となっております。
QQQとVIGを組み合わせることの有用性は以前よりこのブログで主張しておりました。

また、Twitterでも何度か発信していますね。
いや怒ってるわけじゃなくて私なりの優しさってやつですよ。。。。。。。
個別株分からなければQQQとかVIGとかVTIあたりを抱えて寝てる方が良いです・・・(親身なアドバイスです— 東大バフェット (@utbuffett) September 1, 2020
ハイテクで攻めるETFがQQQ、財務の安定している連続増配株で守るETFがVIGです。
ダナハーちゃんは東大バフェットが惚れている個別株です。
というわけで、基本的には…というか資産の一時的な下落が気になる方はVIGをある程度購入しておくのは下落耐性をつける上でも良いのではないでしょうか。
貯金箱とは
以下のツイートはNASDAQの下落直前の9/2のツイートですね。
貯金箱としてはETFならVIGを推します
私はVIGとダナハーを貯金箱にしてます— 東大バフェット (@utbuffett) September 1, 2020
東大バフェットはしばしばTwitter上で『貯金箱』という表現を用いています。
貯金箱とは一体何を指しているのか?
よく聞かれるので今回記事にまとめてみました。これら下落耐性が高いと考えられる株式を貯金箱として用いていたわけですね。
まとめ
これらのリスク管理を全体的な文脈の中で理解したい方はリスク管理まとめnoteを読んで頂ければと思います。貯金箱についてのより詳細な解説もリスク管理まとめnoteに掲載しております。
東大バフェットが現在採用している戦略について詳しく知りたい方は仮想レバレッジポートフォリオnote後編を読んで頂ければと思います。

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はじめまして。
先日、『長期戦略ロジカル投資術の体系的なまとめ』のnoteを読み終わりました、投資初心者です。
先月より早速つみたてNISAを開始して実際に投資を始めてみたところ、生活防衛資金を除いて余剰金が出たので、勉強の意味も含め、比較的安定した海外ETFにも長期投資してゆきたいと考えています。
比較的安定した銘柄に投資したいのですが、ETFの円建て、外貨建ての選択に関してご意見をいただきたく、コメントをさせていただきました。
(因みにこの時外貨建ては、SBI銀行で、なるべく円高の時に自分でドル転したものを使う、という前提でお読みください!)
まず円建てにすると、
メリット: 株価が下がった時にすぐに購入に踏み切ることができる
デメリット:円安の時に取引が重なってしまうと後々トータルで損をしてしまう可能性がある
と認識しています。
一方外貨建ては、
メリット: ドル転のタイミングが自分で図れ、円高の時にドル転するとより利益が増える
デメリット: 配当金が出た際にそのままドルで受け取れるため、再投資する際にそのまま使える
と考えています。
以上を踏まえた上で素人の考えとしては、
①NISAで投資中のemaxis slim米国株式(S&P500)もどのみち円建てで運用しているので、ETFも為替手数料を気にする必要はない
②ドル転の際に円高のタイミングを待ち続けて機会損失してしまうダメージの方が為替手数料より大きい
③中〜長期投資が前提のため、長い目で見れば為替手数料は誤差の範囲
④そもそも将来の為替相場はわからない
よって、円建てにする方が後々よい、と思っているのですが、これについて東大バフェットさんなら、どのようにお考えになられますでしょうか…?
もしかして、私の見えていない落とし穴やメリットなどあるのではないかと思うのですが、是非お考えを聞いてみたいなと思っています!
一言でいうなら、”長期目的のETFはドル建てか円建てか?”というトピックになり、びっくりするほど初心者すぎて恥ずかしい質問で申し訳ありません…
最近TwitterやブログでVIGなど安定したETF銘柄への投資の話題が続いたので、是非聞いてみたいと思い、投稿をしました。
お仕事にズームちゃんとの時間にと、毎日大変お忙しいことと思いますので、お時間がぽっかりできてしまった時などに、Twitterやブログ記事にてご意見を拝聴できましたらと思います。
末筆になりましたが、いつも初心者にも分かりやすい記事を提供いただき、ありがとうございます。
これからも応援しています!
長文になりましたが、お読みいただきありがとうございました。
よろしくお願いいたします。
あ、1つお聞きしたいのですが、
円建てで投資信託を買おうと、円高になればその分だけ日本円ベースでの評価額は下がり、円安になればその分だけ日本円ベースでの評価額は上がりますが、その点はご存知でしょうか…?
こんにちは、ご返信いただきありがとうございます!
そうだったんですか…!
私はてっきり、円高だとたくさん株が買えるので、評価額は上がるものだと思っていました…!違うんですね…!!知りませんでした…!!!
というのも、色々な米国株ブログで、手数料が損だから外貨建て一択だ!とか、円高の時にドル転するんだ!という意見をよく見るのですが、本当にその方がいいのかな…?というひっかかりが残り、東大バフェットさんにお伺いしてみました。
記事にしていただけるとのこと、日頃とても疑問に思っていたことなのでとても嬉しいです!
楽しみにしております!
まだまだ株のことやお金のことについて勉強し始めたばかりなのが丸見えで、とてもお恥ずかしいのですが、今後とも勉強させていただければ嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
娘さん
コメントありがとうございます!!
また後ほど、記事にしつつお返事しますね!
はじめまして。
ある程度の資産がある人はVIGなどで資産保全をといつことですが、東大バフェットさんはどれくらいの資産額から保全するべきとお考えでしょうか。
数百万とかそれくらいからであれば、定期買い付けでVIG一択という選択肢もありかと思った次第です。
コメントありがとうございます!
記事にまとめてみますね!
こんにちは!
すみません、ご質問に返信させていただいたのですが、1週間経ってもコメント欄に反映されないので、再度コメントさせていただきます。(入れ違いになっていたらすみません…!)
また返信できていませんでしたら、大変遅くなってしまい、申し訳ありません…!
お恥ずかしながら、円高になれば円建てで購入してもドル建てで購入しても同じ評価額になると思っていました…!
色々なETFや米国株のブログを見ても評価額の話はあまりされず、とにかく手数料節約ためにドル建てがいい!というお話が多く、そこにひっかかり?というか、本当はどうなんだろう、という疑問が拭えないままでいる…という状態です。
そこも含めて勉強したいという意味もありますが、note読者として、東大バフェットさんならどんな考え方をされるのかがとても興味深いです。
本当に気が向いた時で構わないので、いつかご意見を伺える日が来るといいな、と思っています!
よろしくお願いします!
すみません・・・。多忙でちょっとコメント欄を読み切れていませんでした。。。
noteのご購入もありがとうございました!
取り急ぎ端的にお答えすると、
①日本円で投資信託を用いて米国株を買う
②ドル転して米国ETFで米国株を買う
①、②のいずれの場合でも、為替レートの影響は同程度に受けます。
例えばですが、10%の円高が進めば円ベースで見たときの価値は10%下落します。①、②いずれの場合もです。
なのでS&P500のように優良な投資信託がある指数であれば、わざわざドル転をしたり、売買手数料を支払うことなく投資信託を利用するのが良いかなと思います!
詳しくはまた記事にまとめてみますね。