投資を行う上での前提条件を踏まえた上で、良い投資の条件とは何なのかを考えていきたいと思います。
投資を行う上での前提条件
- 20年後の世界経済は今よりも成長している
- 資本主義・株式市場が存続している
良い投資の条件とは?
20年後の世界全体の経済は今よりも成長している&資本主義的システムが存続しているならば、基本的に世界全体の株式は現在よりも上昇しています。
であるならば、世界全体の株式に薄く広く万遍なく投資をしておけば、基本的に負けることは無いだろうということです。
世界全体の株式に薄く広く万遍なく投資?
ふざけるな!世界中に会社がいくつあると思っているんだ!無理に決まってるだろ!
とはならないんですね。
世界中の株式を薄く広く万遍なく、あなたの代わりに買ってもらうことが出来るんです。
それがETFと呼ばれるものです。
ETF:Exchange Traded Fundの略称。「上場している投資信託」ですね。「日経平均」「世界全体」みたいなものにまるっと投資できる金融商品です。
要するに、世界全体の株式を代わりに買ってくれるETFを買うだけで、基本的に負けることは無いだろうということです。
それを満たしてくれるのが、時価総額加重平均型株価指数というものです。要するにインデックス型ETFです。
※ざっくり言うと、Appleやマイクロソフトのように株価総額がでっかい企業の株式保有額を多めにして、株価総額が小さい無名企業の株式保有額を少なめにしてあるETFということです。
これの世界全体版を持つのが第一の選択肢、これの米国企業だけに絞った版を持つのが第二の選択肢でしょうか。もっとも、2019年現在において世界全体の株式のうち半分は米国ですが。
ざっくり言うと、世界全体の成長率よりも米国の成長率の方が高いと思うなら、米国株インデックスETFを買えば良いし、よくわからなければ世界全体の株式に連動したインデックスETFを買えば良いということになります。
良い投資の条件とは?
- 世界全体or米国株を中心とした分散投資
- 10年、20年といった長期運用
- 世界全体であればVT
- 米国株全体であればVTIやVOO
といったETFが有名かつオススメです。
世界全体に投資しつつ、どの国にどの程度の比重で投資するかを自分で決めたい方は、
- VTI・・・米国ETF
- VEA・・・米国以外の先進国ETF
- VWO・・・新興国ETF
の3つを好きな割合で保有する手もあります。
数十年後に破滅的事態が起きていない&資本主義的システムが存続しているかどうかは、神のみぞ知るところです。
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