なのに十把一絡げに「これが最適ポートフォリオだ!」という人が多いです(東大バフェット調べ)
今回は、運用額と年間投資額の比率によって最適ポートフォリオが異なることを示します。
ケース1,初期運用額100万円、毎月10万円投資
運用している資産は以下のように推移しますよね。(実際はここにリターンが載りますが、今はひとまず置いときます)
DATE | 運用額合計 | 追加投資額合計 | 当初の資産 |
初期 | 100 | 0 | 100 |
1ヶ月目 | 110 | 10 | 100 |
2ヶ月目 | 120 | 20 | 100 |
・・・ | |||
1年後 | 220 | 120 | 100 |
このようになりますよね。
ここで、1年後の値に着目しましょう。
この人の場合、1年間の投資計画を考える際において、運用額100万円+現金120万円を持っている状態ということです。
グラフにするとこうなります。
めちゃくちゃ保守的なポートフォリオですよね。
ぶっちゃけ思考停止でフルインベストメントして良いでしょう。
ケース2,初期運用額1000万円、毎月10万円投資
運用している資産は以下のように推移します。(実際はここにリターンが以下略)
DATE | 運用額合計 | 追加投資額合計 | 当初の資産 |
初期 | 1000 | 0 | 1000 |
1ヶ月目 | 1010 | 10 | 1000 |
2ヶ月目 | 1020 | 20 | 1000 |
・・・ | |||
1年後 | 1120 | 120 | 1000 |
このようになりますよね。勘の良い方ならお気づきかもしれませんが、
この人の場合、1年間の投資計画を考える際において、運用額1000万円+現金120万円を持っている状態ということです。
グラフにするとこうなります。
さっきと全然違いますよね。
思考停止でフルインベストメントして良い、とまでは言えなくなります。
結論
現在の運用額と年間投資額の比率によって、その人のポートフォリオの潜在的なリスク度は大きく異なります。
運用額が少なければ少ないほど、年間投資額が大きければ大きいほど、ポートフォリオに占める現金の割合が大きくなっているということです。
実質的にはポートフォリオの内訳がこんなにも異なります。
人それぞれのリスク許容度にあったポートフォリオを構築する上で、
運用額と年間投資額の比率が重要ということが理解頂けたかと思います。
株式投資において最も重要なことは、継続することです。人それぞれリスク許容度にあったポートフォリオを構築しましょう。
※ちなみに東大バフェットは暴落が怖いので、長期で見ると債券リターンは株式リターンに劣後することを理解した上で、債券ETFに若干の割合を割いています。

本ブログは無料で記事を公開しておりますが、本ブログがお役に立てたようであれば下記noteリンクよりサポートを頂ければ幸いです。
より質の良い記事の執筆や更新頻度の向上など、今後の有益な発信のために活用させていただきます!
初心者はまずはコレからスタート!
別格のインデックス投資を学べます!
レバレッジを始めたい方向け!
レバレッジ初心者からでも大丈夫!
さらに深い理論がここに!
究極のインデックス投資を学べます!
リスク管理が気になる方へ!
注意すべき点をまとめてあります!
東大バフェットのポートフォリオ!
全体像から解説しています!