東大ぱふぇっとです。
最近は短期動向を当てて短期売買をやっています。
実際に予想をした上でポジションを減らしたりもしていますね。
しかしながら、中長期的に米国が強いという考えに変わりはありません。
今日は少し趣向を変えてみます。
いつもとは違った角度からアメリカの優位性を説明してみますね。
例のごとく、難解な用語は用いずに義務教育レベルの知識で分かるように解説しますので安心してくださいね。
地政学とは何か?
そもそも、地政学とはなんでしょうか?
地政学を地理と勘違いしている人を割と見かけるのですが、地政学と地理は別物です。
地政学は、地理的な環境が国家に与える政治的、軍事的、経済的な影響を、巨視的な視点で研究するものである。 (Wikipediaより)
これだけだと何を言ってるか分かりにくいかもしれません。
分かりやすく具体例を挙げてみましょうか。
超簡単な地政学の例
地政学とは地理的な環境が政治や軍事などに与える影響についての学問でしたね。
ここでは、超シンプルな具体例を出します。
地理的な環境と言う言葉が分かりにくいので、超シンプルに『地図上の配置関係』としましょうか。
政治的、軍事的、経済的な影響はややこしいので、超シンプルに『戦争』としましょうか。
地図上の配置関係から戦争を見る
地政学の定義がややこしいので、地図上の配置関係から戦争について見てみましょう。
戦争の中でも特に大きかったのは第一次世界大戦と第二次世界大戦ですね。
以下に超シンプルなヨーロッパの地図を用意しましたので御覧ください。
※Google Mapより
左から順に、フランス、ドイツ、ロシア(当時はソ連)ですね。
地政学の大原則
ここで、地政学の大原則を1つ紹介します。
- 隣同士の国は仲が悪い
隣同士だとケンカします。領土争いとかね。
日本と揉めている国をちょっと考えてみましょうか。中国・韓国・ロシアですかね。全部隣国です。
逆に考えてほしいんですが、日本とエジプトがケンカしますかね?ないでしょ。
隣同士の国は仲が悪いと分かってもらえたでしょうか。
地図から戦争を考える
地図を再掲します。
- 隣同士の国はケンカします。
- フランスとドイツはケンカします。
- ドイツとロシア(ソ連)はケンカします。
第一次世界大戦はどうだったでしょうか?ドイツはフランス・ソ連と戦いました。
第二次世界大戦はどうだったでしょうか?ドイツはフランス・ソ連と戦いました。
同じですね。なぜなら、地図上の配置が変わっていないからです。
ちなみに、敵の敵は味方と言えますね。つまりフランスとロシアは同盟を結びます。露仏同盟とかね。
実はシベリア鉄道の建設費はフランスが出しています。フランス視点で見ればロシアが強くなってくれるのは都合が良いからです。なぜなら、ロシアが強ければドイツは東西に戦力を分散させなくてはいけないからです。
ロシアが弱かったらドイツはフランス方面に戦力を集中させますからね。
地政学とはなにか?
地政学とは何なのか?再掲します。
地政学は、地理的な環境が国家に与える政治的、軍事的、経済的な影響を、巨視的な視点で研究するものである。 (Wikipediaより)
地図上の配置から、ドイツはフランス・ソ連と戦うという歴史を繰り返したことが説明できました。政治・軍事的な影響ですね。
地図上の配置から、シベリア鉄道の建設費はフランスが出したことが説明できました。経済的な影響ですね。
これが地政学です。
繰り返しになりますが、地政学と地理は別物です。
地政学的にアメリカは『島』である!
アメリカ合衆国は北アメリカ大陸ですね。小学五年生の地理で習う内容みたいです。小学五年生と言えば平均の出し方を習う学年ですね。個数で割り算するのを忘れないようにしましょう。
上記の地図は単純に面積だけで描かれています。地理ですね。
地政学とは経済や軍事や政治に与える影響についての学問ですので、ここでは経済力を元に地図を再構成してみましょう。
GDPベースの世界地図
以下の地図はGDPの高さを面積に反映したものです。
GDP Wealth 2018 | Worldmapperより
どうでしょうか?経済力ベースで見るとアメリカ合衆国は『島』であるのがよく分かりますよね。大陸と呼べるのはユーラシア大陸だけだったりします。
一般に経済力と軍事力は密接な関係があります。経済力があればそれだけ科学力もありますし、軍備に回す資金も潤沢になります。そのため、上記のGDP地図を地政学的に用いることは問題ないでしょう。
なお、1つの例外として、防衛費をGDPの1%までに制限している国もあるのですが。。。
『島』であることの強さ
隣同士の国は仲が悪い。
これが地政学の大原則でしたね。
地政学的に『島』であるアメリカ合衆国は、軍事的に極めて強い位置取りとなっています。
ユーラシア大陸はごちゃごちゃしていますね。東の方では中国インドロシア。西の方ではドイツ・フランスなど。ちなみにイギリスは『島』ですね。ヨーロッパの大陸国家同士がケンカしてるのを『島』から眺めている感じです。たまに上陸されますが。
こうやって見てみると、アメリカ合衆国の強さがよく分かるのではないでしょうか。
戦争でアメリカ合衆国を空襲した国家は歴史上でただ一つしか存在しません。
なおその国は現在防衛費をGDPの1%までに以下略。
まとめ
- 地理と地政学は別物。
- 地政学とは地理的な条件が政治・経済・軍事に与える影響についての学問。
- 隣同士の国は仲が悪い。敵の敵は味方。
- 例)WWⅠでもWWⅡでもドイツはフランス・ソ連と戦うという歴史を繰り返した。
- 例)ソ連のシベリア鉄道はフランスの資金援助で作られた。
- 地政学的にアメリカ合衆国は『島』である。軍事的に極めて強い位置取り。
- 戦争でアメリカ合衆国を空襲した国家は歴史上でただ一つしか存在しない。
- なおその国はビニール袋を有料化したので、ビニール袋が有料です。
アメリカ合衆国は地政学的にも最強です。米国株投資家の中で語られているのを見たことがほぼないですが…。仮想レバレッジポートフォリオnote後編には1行さらりと書いてありますがね。
地政学的にアメリカ合衆国が強いことは、東大ぱふぇっとがアメリカ合衆国への投資をメインにしている理由の1つです。マクロで見ればアメリカに投資をすれば良い。個別の企業がどうなのか分析するより、巨視的な視点でアメリカに投資をしています。
地政学は、地理的な環境が国家に与える政治的、軍事的、経済的な影響を、巨視的な視点で研究するものである。 (Wikipediaより)
個別株は非常に小さい細かな視点です。もちろん個別株を否定しているわけではないですし、ダナハーちゃん🐰💕を愛しています。
でも、巨視的な視点で見れば、アメリカ合衆国にレバレッジを掛けてインデックス投資をすれば良いという結論になるわけですね。最終的に行き着く答えはデリバティブ・インデックス投資です。
巨視的な視点に興味がある方は以下の記事も読むと良いでしょう。
世界各国の株式・ゴールド・債券といった巨視的な視点から投資を学べるように執筆しました。中でもあの図は必見ですね。
おまけ
地政学シリーズがあまりにも人気だったので、【禁じられた学問】地政学・世界史【大人の教養】シリーズを始めてみました!
無料部分でもかなり読めるようにしたので、ぜひ読んでみてね!!
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