外国旅行した時に、白人とアジア人で明らかに違って差別されてるなと感じた経験等はありますか？

質問

外国旅行した時に、レストランでテラス席は拒否されて眺めの悪い奥の席に案内されるとか、店員の態度が白人とアジア人で明らかに違って差別されてるなと感じた経験等はありますか？
そういう場合、どういった対応をしたことがありますか？

回答

欧州、特にフランスにはアジア人に対する人種差別意識が根強くありますからね。パリのカフェとかで、テラス席に座ろうとしたら、奥の席を案内されそうになったことはあるにはあります。テラス席はその店の看板ですから、彼らがその意に染まぬ客を座らせたがらないのも、無理からぬことです。彼らにとってアジア人は皆中国人であり、中国人観光客のマナーの悪さに辟易しているところもありますから、尚更です。

そんな時の僕の対応策は以下の通り。

①とにかく大人しく言う通りにはならない。明確にフランス語で抗議する。面倒くさい客だなと思われるようにする。日本人はとかく大人しく言うことを聞きがちですが、欧州では言ったもん勝ちです。そういう文化なのだと理解することです。ぽっと出の観光客をテラス席に座らせたがらないのは当たり前です。

②身だしなみに気をつける。その店にはその店なりの客層があります。テラス席はその店の看板ですから、カフェの店員はそれを整えることに神経を使います。店に合わないチープだったり、ド派手だったりするファッションで行けば、それは奥の席に案内したくもなるというものです。店の客層を考え、それをちょっと上回るような服装で行くことを心がけています。

③それでも奥の席に案内されそうになって、テラス席にどうしても座りたかったら、配席を担当していると思しき店員にサクッとお金を握らせます。そしてフランス語で「僕はあの席に座りたいんだけど」と伝えます。よほどのことがない限り、店員の態度がコロッと変わりますよ。

フランス、特にパリなどのカフェでアジア人を特等席に座らせたがらない店もあるのは事実です。そんな時は、とにかく策を講じて戦うしかないです。言われるがままに奥の席に座って、後で「差別を受けた」と日本語で文句を言っても、後の祭りです。