質問
最近はJ-POPも積極的に聴くようになったのでしょうか?
回答
これだからものを知らない人の質問には回答に困る。「J-POP」という「言葉」を作ったのは、「J-WAVE」っていうFM局で社長にもなった斉藤日出夫さんだけれど、僕らはそんな造語ができるより遥か昔から、「ニューミュージック」だとか「シティポップ」っていう呼び名で、そういう曲を聴いてきたんだよ。
これらの中には従来の歌謡曲とたいして変わらないものもあったけれど、コード進行なんかがモロ洋楽で、歌詞だけ日本語というものもたくさんあった。斉藤さんが「J-POP」って造語を考えたのは、確か1988年ごろのバブル期直前だけど、それで突然「J-POP」風の曲が生まれたわけじゃなくて、そう「分類されるようになっただけだよ。
僕らは「はちみつぱい」や「はっぴいえんど」に熱狂した世代。「はっぴいえんど」のメンバーは、細野晴臣、大瀧詠一、鈴木茂、松本隆で、彼らがその後のJ-POPの隆盛を支えた。僕は鈴木慶一なんかの「ムーンライダース」の都会の少年っぽい楽曲が好きだった。「シュガーベイブ」も大好きだったけれど、このメンバーには山下達郎や大貫妙子、伊藤銀次なんかがいた。
この時期にはバンドが結成と解散を繰り返すんだけど、「ティン・パン・アレー」「キャラメルママ」は細野晴臣、鈴木茂、松任谷正隆、林立夫、佐藤博がメンバーで、これにボーカルとして荒井由美(松任谷由実)や大貫妙子が必要に応じて加わるという、今では信じられない豪華メンバーだった。
これはモロにロックだけど、高校生時代、ロックバンドをやっていた僕らにとって、「Char」がメインギタリストをやった「スモーキーメディスン」は伝説の憧れの存在だった。彼が「気絶するほど悩ましい」なんて歌謡曲っぽいロックで大ヒットした時はびっくりしたよ。加藤和彦、加藤ミカ、つのだひろ、高中正義の初代「サディスティック・ミカバンド」やその解散後、高中正義、高橋幸宏、後藤次利らが結成した「サディステックス」もあった。
「下北沢のジャニス・ジョプリン」と言われた金子マリの「バックスバニー」も、ソウルを歌ってはピカイチの上田正樹の「サウストゥサウス」も思い出される。大金持ちのおぼんぼんだった桑名正博の「ファニーカンパニー」は、矢沢永吉の「キャロル」と並び称されるけれど、楽曲はもっと都会っぽいものだった。そして僕にとっては青春の思い出である松任谷由実がいる。
庄野真代や大橋純子、渡辺真知子、それに原田真二だって、今なら「J-POP」に分類されるんじゃないのか?僕の持ち歌の1曲、長谷川きよしの「別れのサンバ」って、曲は完全にサンバかボサノヴァなんだけれど、当時はそれを「歌謡曲」としか分類できなかったんだよ。分類名がなかったから。
こっちはこれらの楽曲をすべて聴いてきた上で、あれこれ言っているんだよ。ぽっと出の田舎者が、上から目線で「最近はJ-POPも聴くようになったのか」なんて聞くんじゃないぜ。まったくアホらしい。僕らが熱狂し、聴いて、支えてきた音楽が、後から「J-POP」という名前が付けられたんだよ。話がまったく逆。
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