東大ぱふぇっとです。
突然ですが、皆さん「炭鉱のカナリア」って知ってますか?
「炭鉱」とか付いていてゴールドラッシュを彷彿とさせる響きですが、実は重要な投資のキーワードです。
投資をやってる人なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
そしてよくわからないからとりあえずスルーしてるはずです()
本日は、そんな皆さんのために炭鉱のカナリアについて解説していきます。
炭鉱のカナリアとは?
「炭鉱のカナリア」とは危険の前兆を指す慣用句の1つです。
炭鉱で有毒ガスが発生した際に、人間よりも先にカナリアが察知して鳴き止むことに由来します。
カナリアのこんな習性を利用して、昔は炭鉱労働者がカナリアを籠にいれて坑道に入っていたんですよ。
なので、危機を煽るのが大好きなマスメディアとかが多用するワードとなっています。
炭鉱のカナリアの代表例
そんな炭鉱のカナリアですが、実は見るべき指標は多種多様です。
もちろん代表的な指数はあるんですが、時代の変遷とともに例えば「SPAC銘柄の株価」とか「ビットコイン価格」とかを炭鉱のカナリアとして扱う人もいます。
要は、株価急落や景気変調のシグナルとなりそうなものであれば何でもいいわけです。
今回はその代表例を4つ紹介しますね。
長短金利差
これは、長短金利差の逆転(長期金利よりも短期金利の方が高くなる現象)を不景気入りのシグナルとしてみるものです。
具体的には、10年債券利回りと2年債券利回りを比較してこれが逆転した後、約18か月後に不景気入りするとみる人が多いです。
根拠を説明すると、
まず、一般的に長期金利と短期金利では長期金利の方が利回りが高くなります。
なぜなら、期間が長いのでその分リスクが高くなり金利も高くなるというわけです。
但し、投資家が目先の短期的なリスクを察知した場合、満期の近い短期国債から先に売却していきます。
すると短期金利が上がるわけです。こういった時に長短金利差の逆転が起こります。
つまり逆に考えれば、長短金利差が逆転するということは、多くの投資家が近いうちに不景気入りなどのリスクを察知しているということを意味します。
よってこれが危険の前兆を示す「炭鉱のカナリア」として扱われているということですね。
「米国10年債券利回り-米国2年債券利回り」の過去20年のチャートは以下。
ゼロを下回ったら長短金利差逆転となります。
図の灰色部分が過去の大きなショック(ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショック)ですが、その少し前にしっかり長短金利差が逆転してますね。
しかもかなり先行性の高い指標と言えます。
2022年3月現在、まだ逆転とはなってないですがかなり金利差が縮小してきていることがうかがえます。
VIX指数
VIX指数は恐怖指数とも呼ばれていて、株式市場の先行きに対する投資家の心理状態を示す指数です。
具体的には、S&P500に対するオプション取引データを基に今後1か月間のS&P500の変動幅(ボラティリティ)を表しています。
つまり、今後1か月間の株価のボラティリティが高くなると多くの投資家が思っている場合にVIXが上昇します。
通常は10~20台で推移することが多く、30を超えると危険信号と考えられています。
過去30年間のVIX指数の推移は以下の通り。
過去の大きなショック(ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショック)の時は、ことごとく30を大きく上回ってますね。
ただVIXは長短金利差と違って先行性はそこまでなくて、大きなショックの直前直後で上がる傾向があります。
直近、ロシアのウクライナ侵攻で一瞬だけ30を越えましたが、今は少し落ち着いて20台前半で推移。
まあ、世界情勢がかなり不確実なのであっという間に30超える可能性も全然あります。
要注視。
VIXに関しては私のデリバティブ・インデックス投資戦略でも重要な戦略的指標として活用しています。詳しくは以下をご覧ください。
ラッセル2000指数
大型株が下落に転じる前に中小型株が下落に転じる傾向にあります。
直近で分かりやすいのは、日本のマザーズ指数が昨年末から日経平均やTOPIXに先駆けて下落していたことですね。
当然、株式市場の本場である米国でも同様の事態が発生しています。
米国の中小型株の温度感を表す代表的な指数としてラッセル2000指数があります。
ラッセル2000指数はNYSEやNASDAQに上場している銘柄のうち、時価総額が上位1001位から3000位までの銘柄の時価総額加重平均指数となっています。
ではわかりやすくラッセル2000指数とS&P500指数の2020年1月からのチャートを比べてみましょう。
青:ラッセル2000
緑:S&P500
ラッセル2000は2020年に急激に立ち上がって、2021年の秋からS&P500に先んじて下落していますね。
ある程度上昇する時も下落する時も先行性がある指標ですね。
ハイイールド債
これは、ハイイールド債(低格付社債)の利回りが上昇するような局面を不景気入りのシグナルとしてみるものです。
通常、低格付け企業(一般的には格付がダブルB以下)というのは倒産確率が高いので社債券利回りが高くなります。なのでハイイールド債とも呼ばれるわけですね。
ところが好景気が続いて投資家心理も楽観的になってくると、利回りの高い低格付け社債も人気化して次第に利回りが下がります。
長短金利差逆転と同じで、投資家が目先の短期的なリスクを察知した場合、最もリスクの高い低格付け社債から売却していきます。
すると低格付社債券利回りが上がるので、それを不景気入りのシグナルとして見ることができるわけです。
よって、ハイイールド債と国債利回りの差(スプレッド)が急拡大していく局面を不景気入りのシグナルとして考える人が多いようです。
米国のハイイールド債と国債利回りのスプレッドの推移は以下の通りです。
これも過去の大きなショック前はしっかりスプレッドが急拡大していることがわかります。
ちなみに現在(2022年3月22日時点)は、ややスプレッド拡大傾向にはありますがまだ安全圏ですね。
炭鉱のカナリアを使用した最適戦略とは?
上記でみてきた通り、炭鉱のカナリアの中でもしっかりと作用するものもあれば、部分的にしか作用しないものもあります。
ぶっちゃけ、中長期という期間で相場で大きな利益を得るためには以下の2つを実行する必要があります。
- レバレッジを掛ける
- 暴落を避ける
この暴落を避けるという目的で開発されたのが「うさぎシステム」です。
この記事はしっかりと見ましょうね。
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まとめ
- 「炭鉱のカナリア」は金融の世界では株価急落や景気変調のリスクを示すシグナルとして使われてる。代表的なシグナルは以下。
- 「長短金利差逆転」:米2年債券利回りが米10年債券利回りを上回ったとき。
- 「VIX指数」:VIXが30を上回ったとき要注意。
- 「ラッセル2000指数」:S&P500指数に先駆けて上昇したり下落する。
- 「ハイイールド債」:ハイイールド債と国債の金利差が4%を上回ったときが要注意。
- どのシグナルを用いるかを判断するのは非常に難しい。
- 機械学習に導き出された最適なシグナルを出すシステムを開発した。
うさぎシステムを使って機械的に売買して、イナゴしているだけで十分すぎる爆益。
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