質問
投資をやってると、ファイナンス論や経済学などで数学を勉強する必要性が出てくると思うんですけど、受験生時代や学生時代、数学はどういう勉強をしていましたか?
回答
受験生時代、数学の学習はいつも僕の課題でした。東大文系の入試数学は、京大や一橋大などの他大学を圧して難易度が高いですからね。数学は東大受験生にとって壁となります。
僕がやったのは、とにかく多くのレベルの高い問題を解くことでした。僕の行っていた高校では高1までに数Ⅲまでの履修が終わり、高2、高3はひたすらその演習をやりました。授業で文系・理系を分けたりしませんから、東大理系や旧帝医学部の志望者たちに混ざって、同一条件で同一難度の問題を解かなくてはなりません。厳しい話ですが、これで自分の数学力がかなり正確に測れました。
一番難易度が高かったのは、校内模試です。東大理Ⅲ合格層ですら、120点満点(6問)で80点も取れれば御の字でしたから、文系にはタフでした。文系の僕は80点満点(4問)で20点ぐらいしか取れなかったこともあります。それと比べれば、駿台や河合塾などが催す東大模試の数学は、まだ容易でした。
進学塾の類いには行っていません。僕が習った数学の先生が駿台の数学講師をしていたので、わざわざ時間をかけて同じ人に習う意味はないと思ったからです。学校から出される課題以外でやったのは、「Z会」を受講して、毎週その問題を解くこと、「月刊大学への数学」に取り組むことぐらいです。「大学への数学」巻末の「学力コンテスト」は無茶苦茶難しいですから、思考の遊びだと思ってやりました。半分解けると嬉しかったものです。
僕の数学力は大したものではありませんでしたが、それでも地方の国立大学の理系や医系の問題であれば、合格点が取れるレベルだったと思います。実際の大学受験では、東大のほか、慶應の経済と早稲田の政経で数学がありましたが、拍子抜けするぐらい易しかったです。早稲田の政経の数学はたぶん満点だったと思います。
大学でも経済学の学習では数学が必須でしたが、別に数式を暗記する必要はありません。出てくるのは、関数、対数、微積分と微分方程式、行列などの線形代数といったもの。これに統計学が加わる程度です。
ミクロ経済学の数理モデルやマクロ経済学の計量モデル、ファイナンス論に出てくる多元連立方程式などには見た目がおどろおどろしいものもありますが、落ち着いてその意味を理解していけば済むレベル。数学的な概念で特に新しいものではなかったです。大学院生ならともかく、学部学生が学ぶ程度の経済学なら、高校で学んだ数Ⅲまでの知識の延長線で特に不足はなかったです。
学部後期では数理経済学を学んだので、位相幾何学や高度な集合論など、新しい数学的概念が若干出てきましたが、これは面白いと思ってやりました。ふつうに専門書を読んだほか、理工系の友人から参考書を借りて勉強したぐらいです。
相場予測noteを無料お試しできるキャンペーン!
- 相場当てまくりの相場予測noteを無料で読める!
- 秘密の爆益銘柄を無料でチェックできる!
- 紙書籍が郵送されてくる!
- 総額1万円相当を無料でプレゼント!
超豪華な特別キャンペーンをIG証券様が実現してくれました!
- 私の相場予測を無料で読める!
- 総額1万円相当のプレゼントを無料でゲットできる!
IG証券でしか取り扱っていない投資対象が山ほど存在するため、私のように幅広い投資対象へ投資するなら必須の口座ですね!私自身もIG証券を利用しています!
秘密の爆益銘柄も公開中!
ブログの記事は全て無料で読めますが、相場予測noteに関しては有料記事となっています。
予言書とか言われちゃうレベル!?
驚異の的中率!爆益銘柄の公開!
別格すぎる相場予測を公開中!