質問
りおぽん様 いつもシンママに優しくしてくださってありがとうございます。
少し前に65才シンママさんが一億円をどう運用したら?との質問の回答に、もしあれこれ組み合わせてみて、どうやるのがベストかわからないようであれば、再度質問してください。…の再度質問が無いようでしたら是非お願いいたします。
私もシンママ、まもなく還暦、資産は一億ちょっとと質問者さんに似た境遇です。色々組み合わせを考えてみるものの、どれがベストか分からず悩んでおります。
回答
2024年12月30日 回答
生活資金は他にある、1億円はすべて運用に回せるものとして回答します。
この運用資産はたぶん虎の子で、大きく毀損することに耐えられないと推察します。リスクは取りづらい。であれば参考にすべきはGPIF(年金管理運用独立行政法人)の運用方針です。年金は元本を毀損するわけには行きませんから、ガチガチに保守的な運用ですが、それでもキャピタルゲイン、インカムゲインを順調に増やしているからです。
公表されているGPIFのポートフォリオは、国内債券、海外債券、国内株式、海外株式がそれぞれ25%ずつです。GPIFはその立場上、国内債券や国内株式のウェイトを多くせざるを得ませんが、これをアレンジしてみましょう。
僕は投資アドバイスはしないので、以下はあくまで僕が同じ立場であればそうするというものです。
まず大きく分けて、①ETF・投信に60%、②債券に40%という配分にします。そして、それぞれ複数の商品を購入します。
まずETF・投信。5-6本の商品に分けます。VOOとVTIとかS&P500とNASDAQ100みたいな組み入れ銘柄が重複している商品を複数持っても意味がないので、商品の性格を変えます。
以下、一例を挙げてみます(この通りにしろということではありません)。
1本目は王道の「eMaxis Slim 米国株式(S&P500)」など、S&P500という株価指数に連動した投信です。為替リスクは避けます。これに2000万円配分します。直近の1年リターンは36%です。
2本目はもうちょっと尖った商品として、「Fang+」か「US Tech20」関連のETFか投信に1000万円。大和アセットマネジメントが近くiFree ETF FANG+を上場するようですが、これは人気化しそうです。これにしてみましょうか。
3本目はより尖ったセクターに投資する投信です。半導体(「野村世界業種別シリーズ(半導体)など)や「次世代通信 世界株式戦略ファンド」のようなものです。アクティブファンドなので手数料が高いですが、ハイリターンが狙いやすいです。これに1000万円。
4本目は日本株に投資してみます。ただ日経平均やTOPIXに連動するインデックスファンドでは面白みがない。若干のリスクは取りますが、今月新しく出来たばかりの「fundnote日本株kaihouファンド」は、僕自身の投資手法に似ていることもあり、1000万円は組み入れてみたい。
5本目は守るなら「ダイワ日本株高配当ファンド」、攻めるならIPO周りの銘柄をアクティブ運用する「fundnote IPOクロスオーバーファンドあけぼの」でちょっと高いパフォーマンスを狙ってみます。この枠に500万円。
6本目はREITに投資する「DIAM 世界リートインデックスF(毎月分配型)」か「ダイワUS-REIT」あたりに500万円。REITはリスクオンの時はパフォーマンスが悪いですが、下落耐性が強いという特徴があります。
以上でS&P500をベースにしつつ、リスクを分散してパフォーマンスを調整してみます。
一方、債券は銀行預金の代わりです。はっきり言ってリターンはS&P500などの投資信託やETFにまったく敵わない。しかしローリスクであるのがメリットです。市場のボラティリティ(つまり相場が不安定になった時、威力を発揮します。これもいくつかの銘柄に分散します。
1本目。米国10年国債(ソブリン債)。もっとも安全な資産の一つです。現在の利回りは4.6%。利回りに魅力はないですが、ほぼ確実に取れるのがメリットです。これに2000万円。
債券はその国の国債をベースにその国の社債の信用度(格付け)に応じて利回りにプレミアムが乗っていきます。オススメはBBa格ぐらいの大企業のドル建て社債です。
BBa格というとリスクが高そうですが、McDonald、Verizonあたりがこの格付けで、年利6-7%を狙えます。これらに2000万円。
以上はギリギリ高いパフォーマンスを狙った組み合わせではまったくありません。できる限り損失を出すリスクを抑えながら、資産を安定的に増やして行くことを狙ったものです。
もうちょっとハイパフォーマンスを狙いたいというのであれば、債券のウェイトをあと10%下げて投信ETFを10%上げます。あるいは債券のうち1000万円分を「野村PIMCO世界インカム戦略ファンド」のような高リターンの「国際債券型」の投信に割り振ります。
以上がモデルケースです(あくまでモデルです)。若い方ならもっと攻めたアセットアロケーションもありでしょうが、年齢的に「今あるものを減らさない」という考えがまずあって、その上で「出来るだけ増やす」という戦略を立てるのがオススメです。
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