
質問
ふと疑問に思ったのですが、
①サザビーズなどで宝石を競り落とした際、消費税はかかるのでしょうか?
②また、掛かる場合、純金は売却時に還付がされる(だからこそ日本への密輸が盛んである)と耳にしたのですが、宝石の場合は還付されない感じでしょうか?
③もしも還付されない場合、なぜ純金には「特別に」還付の制度があるのか、そうなった経緯を知りたいです。
回答
サザビーズやクリスティーズのオークションで何かを落札した場合、支払う必要があるのは「落札価格」+「バイヤーズプレミアム)手数料)」+「付加価値税」です。このうち手数料はサザビーズなどのオークショニアが設定しますが、付加価値税の税率(あるいは有無)は「オークションの開催国」に依存します。
ロンドンであれば英国の付加価値税(20%)、ニューヨークであればニューヨーク州の小売売上税(Sales Tax)と言った感じです。これに自分の国に運んで来るまでの輸送コストと関税というのが、とりあえずかかる費用の総額です。高額な品物であれば、さらに警備コストや保険料がかかる場合もあります。
手数料は落札価格によって変動するんですが、最高で25%ぐらいかかりますから、お安いものをロンドン開催のオークションで落札すれば落札価格の半分ぐらい手数料と付加価値税が必要になるわけです。これがけっこう大きいです。
その点、消費税がない香港やシンガポールは、ということになってこれらのエリアで開催されるオークションには人気があり、オークショニアもこれらに拠点を設けているんです。欧米のビッダーがこれらの国に足を運んで下見をしたり、落札後に輸送するのは容易ではありませんから、ロンドンやニューヨークでの開催はなくならないでしょうが、少なくともアジア地域のビッダーにとって東京開催はメリットがありませんから、あまり日本では開催されないということになります。
金地金を使った消費税還付スキームは税理士などを使うので手間がかかりますし、最近では裁判所で還付が否認される判決が相次いでいます。それにそもそも現在ではこのスキームは利用できなくなったんじゃなかったっけ。一時期、一部の不動産投資家に人気があったみたいですが、穴がふさがれたのかと。興味がなかったので調べていませんが。いろいろコストがかかるスキームなので、かえって損を出した人の方が多いんじゃないでしょうか。筋悪だと思います。
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