東大ぱふぇっとのポートフォリオにおいてシールドの役割を果たしているBNDについて軽く触れようと思います。
BNDってなに?
バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)のことですね。
読んで字の如し、ですね。
BNDとは、バンガードが出している、米国の債券をざっくり買ってくれるETFってことですね。とてもわかりやすい。
細かいことは後でそのうち後日きっと述べるとして、めっちゃくちゃ雑に例えると、VOOの債券Verみたいなものです。
ブラックロックから似たような商品としてAGGが出ていますが、東大ぱふぇっとはバンガードが好きなのでBNDにしています。
どちらもほぼ同じなのでどちらにするか悩むだけ無駄です。
ポケモンのソードとシールド、どっちを買うか悩んだほうがよっぽど生産性が高いですよ。
ちなみに東大ぱふぇっとはシールドを買いました。
理由は、ビックカメラに向かう途中でBNDのことを考えていたからです。
そもそもなぜ債券ETFに投資するの?
債券ETFは株価暴落に強い
一言でいうと、ポートフォリオ全体のリスクを下げるためですね。
債券ETFって値動きが少ないんですよね。
つまり、株価が暴落しても債券ETFはあまり落ちないんですよね。(それどころかむしろ上昇することが多いんですよね。後述します。)
以下は債券ETFの代表例であるBNDの設定来チャートです。
チャートを見れば分かるように、大まかに言うと80~85ドル付近をレンジとして行き来しているんですよね。非常に安定した値動きと言えます。
ちなみにですが、
みんな大好き配当金が毎月分配されます。
上記のチャートは配当金分は入っていないため、直近ですと配当利回り2.56%(税込み)が上乗せされる形ですね。
値動きがあまりなく、毎年2.56%程度の安定したリターンを生んでくれるのが債券ETF(BND)と言えます。
- 債券ETF(BND)は値動きが少なく価格が安定
- 低リスク低リターンな投資対象(直近利回り2.56%)
株価との相関係数が低い
債券ETFはほとんどの時期において、株式との相関係数が0以下となっています。
ざっくり言うと「株が上がれば債券が下がり、株が下がれば債券が上がることが多い」ということです。
経済が成長している時は株のリターンが良く、経済が停滞している時は債券のリターンが良い、と考えれば分かりやすいと思います。
債券ETFは株価と逆の値動きをすることが多いなら、
「今みたいに株価が高い時は債券ETFを少し保有しておき、株価暴落の買い増し資金にすれば良くない?」
ってことですね。ざっくり言うとこんな感じです。
- 債券ETF(BND)は株価と逆の値動きをすることが多い
- ポートフォリオの一部で保有しておくと、株価下落時にクッションの役割を果たす
- 株価下落&債券上昇時に債券を売って株を安値で仕込む元手にできる
債券バブルってなに?
昨今、債券バブルという言葉を耳にすることも多いかと思います。
めっちゃざっくり言うと、米国の政策金利が下がっているため株価の上昇だけでなく、債券価格も上昇しているんですね。
上記チャートを見ると、確かに昨今ではBNDの価格が高いのが分かりますね。
金利が下がると債券価格(BND)は上がる
金利が下がるとなぜ債券の価格があがるのか?
ざっくり言うと、
「銀行にお金を預けていてもあまり利息が付かないなら、株とか債券とか買うか~」
ということですね。
いやだって、みなさん、
銀行にお金を預けていて年間10%の利息が付いたら高配当株なんて買わないですよね?
預金の利回りが低いから株や債券を買うんです。
クラウドバンク?
あれって一体どういう仕組みなんですかね。和製バフェット将軍の言うように普通に銀行からお金を借りれば良いのでは?
ところで以下は広告なのですが、ソーシャルレンディングならクラウドクレジットらしいです。(この前置き、とても斬新な切り口なのでは?)
※ちなみにすっごい真面目に思うんですけど、こういうのって最低投資額1万円で5000ポイントもらえるなら初回だけやるのアリなのでは?だって利回り50%?だし・・・。
それ以上は言わないことにします。
金利が上がると債券価格(BND)は下がる
逆に、金利が上がると債券価格と株価は下がります。
銀行にお金を預けていて年間10%の利息が付いたら高配当株なんて買わないですよね?
↑我ながら、めっちゃ分かりやすくないですか?
年間10%の利息が付くなら東大ぱふぇっとも株買わないですよ。ていうかVOOよりリターン高いし。
ていうかVT並みのリターンを叩き出すクラウドバンクってなんなんだ。すごすぎる。
※蛇足ですが、クラウドバンクとか関係なく、その辺の銀行とか証券会社でも、「途上国の通貨預金をすると利息40%!」とかあったりしますけど、あれって現地通貨が暴落とかしますからね。やめておきましょう。基本的に為替レートと利率が収斂しますし。
FXはゼロサムゲームですからね!
BNDの投資対象
「後できっとBNDの説明をする」って書いたんですけど、後日にすると絶対やらないので今書いておきます。
以下はバンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)のホームページからの引用です。
格付別構成比率
2018/01/31 現在
すんごい雑に言うと、
- 米国債が中心
- その他は高い信用力を持つ債券・社債が対象
といったところですかね。
残存期間別構成比率
短期債から長期債までバランス良く組み込まれていますね。
ていうかETFの紹介記事って需要あるんですかね。バンガードのホームページ見たほうが早いのでは。
どうせ紹介するならちゃんと他のETFと色んな項目を比較すべきですよね。
まとめ・後記・補足
まとめ
- BNDを使えば、ざっくりと債券全体に投資できる
- 価格が安定していて、低リスク低リターンな投資対象である
- 株価下落への対抗手段になりうる
- 株価暴落時に安値で仕込む元手にできる
- 長期でのトータルリターンは株式に劣る
といったところですかね。
そもそもですが、
「長期で見たら株式のリターンが絶対優位(な可能性が高い)」
「債券を持つと長期でのトータルリターンは劣後する(可能性が高い)」
ってことは念頭に置きましょう。
東大ぱふぇっとは慎重派で怖がりなので、和製バフェット将軍のような精神力が欲しいものです。グロース株にフルインベストメントは強すぎる。さすが我が将軍。
参考として、無リスク資産について前に書いた記事を紹介します。
後記
「BNDについて軽く触れようと思います」って冒頭で言っておきながら3000字書いてるのでこれは優良誤認表示ですね。
いや、逆だ。劣悪誤認表示か。
書くのに90分くらいかかっていますし。ピッフィーさんには「1記事20分で書きましょう」とご指導頂いてるんですけど大幅オーバーですね。
(Twitterでかぶちーずさんから質問を受けた際、140字じゃ書ききれなかったんですよね。だから記事を作ったんですが3000字オーバーですね。)
ちなみにですが、東大ぱふぇっとは株式も債券も不勉強ですので間違っている点もあるかと思います。単純化してロジカルに考えているだけですし。
間違っていたらこっそり教えて頂ければと思います。
※アイキャッチ画像にポケモンを使ってるので、著作権に配慮すべく一応ですが商品紹介をしておきます。(販促のためにパッケージ画像を使ったっていう形にすれば著作権平気ですよね?たぶん)
みなさんポケモン買おうね!※以下は広告なのですが。
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