福田赳夫さんに関するエピソードをたくさんご存じだと思います。

質問

Wikipediaの福田赳夫さんのページに

20代、下京税務署長時代には京都の祇園の舞妓や芸者から大モテだった

との記載がありました。

意外です。粋筋の方からは可もなく不可もなく、と評価されそう、という印象でした。

りおぽんさんなら福田赳夫さんに関するエピソードをたくさんご存じだと思います。

だからモテるんだ！というお話を教えていただけたら嬉しいです。

回答

本当の水商売の方は、金だとか肩書きがある人間をたくさん見ているので、最後の最後は人間を見ます。福田赳夫さんはその点、少しも偉ぶらない方でしたし、気さくで気が利くタイプ。小男だったことを揶揄されると、自分をウィスキーのジョニーウォーカーのラベルに書いてある男性になぞらえるなど、ちゃめっ気もありました。僕が福田赳夫さんに出会った時、福田さんは総理も経験したおじいちゃんでしたが、あれなら若い頃はモテたと思います。

眼光はめちゃくちゃ鋭いんですけれどね。大学生にでもわかるように、懇切丁寧に当時の政局について説明してくれた。これが本当にわかりやすくてユーモアに富んでいた。自分のことさえ戯画化してね。前総理という立場でこれができる人は少ないんじゃないですか。

なお、以前も書いたことがありますが、実際に芸者さんたちにあまりにモテるので唖然としたのは若かりし日の森喜朗さんです。料亭の会合でお酒が切れると、芸者さんの代わりに自分が立ってお銚子を取りに行ったり、自分でおかん番を買って出たり。その上、座持ちがむちゃくちゃ上手くて、芸者さんたちに気を使う。それだけでなく仲居さんから下足番まで気を使い続ける。彼が叱るのは生意気な若者と新聞記者とかでしたね🤣。

でも森喜朗さんがモテ過ぎた連座制で、僕はでっかい森さんに並んで奥さまの千恵子さんに土下座🙇する羽目になったんですが😅。あれはどう考えても僕は悪くない🤣。

総理になれるような人たちは、水商売の人たちを惹きつける魅力をお持ちの場合が多いですよ。福田赳夫さんも森喜朗さんも保守派なので、一部メディアからやることなすこと悪意で書かれて可哀想でした。