
質問
2025年07月05日 回答
りおぽんさんが考える、現在のドル円はどの程度までの円高が妥当と思われますか?
また、現状の日本のエネルギー政策を鑑みて、物価高を抑えるにはドル円はどの程度が望ましいでしょうか?
回答
妥当な為替レートを推定する一つの手法として「購買力平価説(PPP)」というものがあります。経済のファンダメンタルを為替レートに反映させるものですが、最新のその推計値は1ドル108円です。この推定値からすると現在のドル円は30%以上円安に触れていることになります。
現在の為替レートになった原因は一つには日米金利差があるでしょう。しかし異次元の金融緩和は2013年に始まっており、その後しばらくドル円は110円前後で推移しています。その頃のPPPによるドル円は90円前後でしたから若干は割安でしたが、ひどい差というほどのことはありませんでした。
ドル円が110円前後から155円ぐらいまで一気に円安が進んだのは2022年のことです。それ以前に何があったかと言えば、コロナ禍に伴う支出増を賄う手段としての赤字国債の大量発行がありました。2010年代以降の国債発行残高は30兆円台半ばというところでしたが、2020年に100兆円超、2021年には60兆円近い国債の大量発行をやっているんです。
当然ですがこれだけの大量発行の引き受け手はいません。そこで市中消化の原則を破り、市中銀行を介して日本銀行がこれらの国債をどんどん引き受ける事実上の財政ファイナンスをやります。日銀は引き受ける時、貨幣を供給しますので、これが著しい金融緩和に繋がった。コロナ禍のあのタイミングではやむを得ない措置でしたが、これが見逃されるわけもありません。2022年ごろから国際的な投機筋に狙われて日本円の価値はどんどん下落していきます。
こうして日本円はPPPベースの理論的な価格より3割以上安いところで取り引きされているわけです。
この国債大量発行の爪痕は今もそのままですから、PPP通りの110円前後を望むのはちょっと無理があります。ただ3割は売られ過ぎです。僕はプレミアムを15-20%と計算していて、1ドル126-132円が当面のドル円の落としどころ、誘導すべきターゲットだと見ています。
相場予測noteを無料お試しできるキャンペーン!
- 相場当てまくりの相場予測noteを無料で読める!
- 秘密の爆益銘柄を無料でチェックできる!
- 紙書籍が郵送されてくる!
- 総額1万円相当を無料でプレゼント!
超豪華な特別キャンペーンをIG証券様が実現してくれました!

- 私の相場予測を無料で読める!
- 総額1万円相当のプレゼントを無料でゲットできる!

IG証券でしか取り扱っていない投資対象が山ほど存在するため、私のように幅広い投資対象へ投資するなら必須の口座ですね!私自身もIG証券を利用しています!
秘密の爆益銘柄がヤバい!
30倍超えの銘柄もある!

ブログの記事は全て無料で読めますが、相場予測noteに関しては有料記事となっています。
さらに、私の実績が上場企業であるnote社に認められ、同社が提供する金融専門プラットフォームであるnoteマネーでは金融・投資情報の専門家として選出されています。

予言書とか言われちゃうレベル!?
驚異の的中率!爆益銘柄の公開!
別格すぎる相場予測を公開中!