
質問
2025年06月26日 回答
トランプ大統領がFRBの議長の後任を指名すると言ってますが、本当に前倒しで指名すると思いますか?また、このとき指名される可能性が高いのは誰だと思われますか?
回答
職責上、トランプ大統領がパウエル議長の後任を指名するでしょう。早ければ今夏から今秋にかけて指名してパウエル議長のレームダック化を図るんじゃないですか。問題はその人選です。
ど本命は元FRB理事のケビン・ウォーシュで間違いないでしょう。ウォーシュであれば金融政策では概ねパウエル路線を継承してインフレファイターの財政均衡論者、FRBの中立性維持。面白いところでは仮想通貨にポジティブです。
問題はウォーシュ以外の候補。スコット・ベッセントの目もあるでしょうが、ベッセントがトランプ政権を離れるダメージがデカすぎます。ベッセント新議長だったら、僕は米国株は売り。トランプもベッセントの重要性に気が付いていると思いたい。
現政権から切れるカードとしては、経済学者で国家経済会議議長のケビン・ハセット。同じケビンでもトランプの意向がずっと通しやすい点がポイント。現在、トランプが進めている経済政策を理論的に支えており、FRB議長になればおそらくドル安政策を進めるはず。FRBの中立性に疑問。
ジョン・ポールソン。ベッセント財務長官より財務長官の有力候補とされた人物だが、財務長官は辞退したと伝わる。FRB議長ではどうか?トランプの「尊敬されている人物」という意向に添い、ベッセント財務長官と五分以上に渡り合える数少ない人物。ただし彼がFRB新議長になれば、トランプはFRBをコントロールできなくなる。ハーバード大卒なのもどうか。
ジョン・ブライアン・テイラー。第一次トランプ政権時のFRB議長選出でパウエル氏とともに有力候補とされた人物。財政も金融もタカ派。テイラールールの生みの親で、FRB議長としての資質は十分。ただしテイラー氏になればトランプはFRBをまったく影響下に置けなくなる。年齢が78歳というのもネック。
クリストファー・ウォラー。現在セントルイス連銀総裁(FRB理事)でハト派と目される。現在のFRB理事から昇格させるならウォラーか。本職はエコノミスト。テイラーとは異なり、柔軟さが売り。有力候補の1人だが、過去の主張のブレの大きさからFRB議長として中立性を維持できるか疑問。利下げドル安路線か。
ラリー・クドロー。第一次トランプ政権の国家経済会議議長で、著名なテレビコメンテーター。トランプと立場が近いのがポイント。77歳と高齢なのがネック。
ビル・ハガティ。現在、共和党上院議員で投資会社ハガティピータソン創業者。元駐日大使。第二次トランプ政権での閣僚有力候補だったが、入閣せず。ある意味隠し玉。年齢的にもなりごろ。ただ貴重な上院議員を1人削るかどうかという問題と、経済政策に関する知見に疑問あり。トランプと立場が近い。
ディビッド・マルパス。元世界銀行総裁。経験は十分な有力候補。トランプとの関係も悪くない。ただし米政府の財政については強い均衡論者で、利下げにも慎重。年齢的には68歳となりごろ。トランプを御していくには十分な人選。
ジュディ・シェルトン。イエレンさんに続く女性総裁になるか。金本位制復活論者という異色の主張を持つ。ただし過去にはトランプの主張に柔軟に合わせてきたという経歴を持つ。現在、EBRD米国理事。トランプに比較的重用されてきた。トランプ傀儡の総裁になるのではないかという懸念あり。
◎ケビン・ウォーシュ、◯ケビン・ハセット、△スコット・ベッセント、▲ディビッド・マルパス、クリストファー・ウォラー、というところか。ウォーシュ以外は誰がなっても難あり。
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