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投資法・投資哲学

アメリカがウクライナバッシングっていうのは驚きました。

質問

2025年03月01日 回答

アメリカがウクライナを支援する力もなくなり、どうしようもないので見捨てるというのはわかるんですがロシアと同じようなことを言ってウクライナバッシングっていうのは驚きました。
アメリカとロシアがこんなことで仲良くするなんて思ってませんでしたが、アメリカ人的にはこれからアメリカファーストでやってくれるなら同盟国はさしおいてロシアと組んでビジネスやってもいいかと思ってるんでしょうか?

回答

「アメリカが」「アメリカ人が」ではなく、「トランプ大統領が」ですね。昨年11月にトランプ大統領が選出された時に予測した通り、トランプ大統領は軍事的な戦争にはあまり興味がなく、米国の利益にはならないと算盤を弾いています。彼が興味あるのは経済的利益でしょう。またトランプ大統領のMAGA=Make America Great Againは本質的にモンロー主義的です。

もう一つ、トランプ大統領にはノーベル平和賞が欲しいという野望があるように見受けられます。その素材の一つがロシアとウクライナの停戦の仲介であり、そのためには徹底抗戦路線のゼレンスキー大統領は邪魔者になります。

米国の現在の意思決定が、この極めて特殊な精神構造を持つ指導者の元にあることを考慮する必要があります。トランプ大統領は米軍の力を弱める方向で動いていますし、軍事的な同盟関係よりも、友好国間との貿易赤字減らしの方に興味があるようです。おそらくトランプ2.0の4年間で米国の世界的なプレゼンスは相対的に弱まり、中国などBRICS諸国の世界的発言力が強まっていくと予想されます。

米国とロシア、それにウクライナの関係で国際政治学者たちの間から指摘されているのが、「ヤルタ2.0」です。これは第二次世界大戦終了直前、米ルーズベルトとソ連のスターリン、英国のチャーチルの3人がソ連の保養地ヤルタで行った秘密会談で、戦後の世界の枠組みを同盟国に諮ることなく、大国3国だけで決定したものです。

ヤルタ会談で結ばれた秘密協定では、ソ連が日ソ不可侵条約を破棄してソ連が対日戦争に参戦することの見返りに樺太や千島列島を領有できることや、内モンゴル(現在モンゴル)をソ連の影響下におけること、ポーランドの多くの部分をソ連領に置き、ポーランド領がドイツ側にズレること、ドイツが東西に分割されることなどが取り決められたとされます。極めてソ連に有利な内容だったので、ルーズベルトの後任だったトルーマンが激怒、これが戦後の東西冷戦の発端になったと言われます。

第二次世界大戦を米国勝利に導いたことで評価が高いルーズベルト大統領ですが、ヤルタ会談当時は持病が悪化しており、正確な判断が困難になっていた、このため戦争終結を急ぐあまり、ソ連に譲歩を重ねてしまい、スターリンの思い通りになった、というのが国際政治史の定説です。会談もソ連影響下のヤルタで行われましたし。

プーチンとトランプのディールは、このヤルタ会談の二の舞になるんじゃないかというのが、ヤルタ2.0と目される理由です。特にロシアの政治学者の間では、トランプ大統領就任に期待する向きが多いですね。

トランプは台湾問題についても中国とディールしそうですし、プーチンも習近平もシメシメというところでしょう。まったく特異な老人を大統領に選んだものです。しかし歴史の変わり目を僕らは見ているのかもしれません。

ただ米国内でもこのトランプのディールを危険視する向きは多く、トランプ政権の実質的な瓦解が早期に起きるという予想も出ています。これが米国の不確実性と捉えられ、ここ1ヵ月ほど米国株式市場が軟調になっている一因でもあります。トランプ大統領就任後の株価上昇がほぼチャラになったので、今後の動静に注目が集まります。

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