中学受験の話です。中学受験を目指してる親御さんから「地元の公立は荒れてるから」を理由に挙げることが少なくない。

質問

2025年02月06日　回答

中学受験の話で最近、下記のツイートが流れてきました。下記よりツリーも繋がっています。

「中学受験を目指してる親御さんから「地元の公立は荒れてるから」を理由に挙げることが少なくない。しかしそれを理由に挙げた時点で、「その子はろくでもない育ち方しかねないなあ」と私は感じてしまう。その思考は、自分たちを別格に置き、そうでない人々を見下すものになっているからだ。」

私自身も約30年前に上記理由で親に私立受験というものがあると教えられ、自分の意志で都内の中高一貫の女子校を受験し、進学しました。
特別裕福な家庭ではないにも関わらず、私立受験＆進学させてくれたことは私が両親に感謝していることの最たることなのです。

女子校でしたので、暴力や喧嘩などをみることもなく高校を卒業し、大学は共学でしたが、同様でした。

揉まれてこなかったなぁ、とは思いますが差別しているなんて思っても見なかったのですが、世の中ではこのように考えられているのかと驚き、なかなかこのツイートが頭から離れません。

りおぽんさんは上記についてどのようにお考えになりますか？

回答

これはデマゴーグがよく使う手なんで気にする必要はありません。「公立が荒れているからそれを避けて中学受験をする」というのと、「自分たちを特別な地位において、(公立に進んだ人を)見下している」ということには、明確な論理の飛躍があります。僻み嫉みの感情をもって、嫌味を言い出せばどんな理屈だって付けられるものです。

かつて都立高校の一部が進学校だった時、それはケシカランという話になって、学校間格差をなくす学校群制度というものができました。何か優れていれば引きずり下ろしてやろうという負の感情は、日本ではとてもシンパシーを得やすいんです。これこそが日本を低迷させた大きな要因とも言えます。学校群制度ができた結果、都立高校はいろんな意味で低迷し、それで浮上したのが東京の私立高校でした。

才能がある子は才能を伸ばす教育を受ける権利があります。それは他の子を見下すことを意味してはいません。こういう僻みっぽい方がいて、大衆の僻み根性を煽るので、この国はますますダメになっていくんです。