高い服をクリーニングに出すのは何回着てからでしょうか？

質問

回答

クリーニングはなんだかんだ言って服に負担を与えます。特に汗汚れやシミを作ったりしなければ、極力クリーニングには出さないようにしています。基本的にスーツやコート、和服、セーターなどはシーズンが終わって服をしまう時にクリーニングに出しています。長期にわたって着る服でもせいぜい3ヶ月に1回ぐらいでしょうか。そのペースで間に合うぐらいにワードローブを整えます。ハードローテーションは洋服の敵です。1本のネクタイはワンシーズンに1-2回締めるかどうかというペースなので、シミを作ったり、どうしても締め皺が気になったりしなければ、クリーニングに出すのは数年に1回です。

頻繁にクリーニングに出すのは、パリッとさせたいワイシャツですね。これは着たら毎回クリーニングに出しています。当然、服地を痛めることになりますが、僕はワイシャツを消耗品と割り切っています。家で洗えない素材のカジュアルシャツは3、4回着たらクリーニングに出しています。

クリーニングで大切にしているのは回数よりお店選びです。高価な服は希少素材を使っているので生半可なお店には任せられません。お店側がビビってしまい、断られることも多いです。地元のお店では高品質クリーニングを売り物にしているお店の高品質仕上げを選んでいます。ワイシャツ1枚が1200円ぐらいだったと思います。

それでも心配な高価なスーツやベビーカシミアのセーターなどは、「ワードローブトリートメント」という目黒区青葉台のお店に宅配便でまとめて送っています。そこから福井のクリーニング屋さんに送って一点ごとに仕上げしているとかで時間はかなりかかりますし(戻ってくるまで、だいたい2-3週間)、クリーニング料金はかなりお高いです。スーツが1着1万円ぐらい、セーターが4000円ちょっとだったと思います。シャツが3800円ですから、地元のお店の高品質仕上げに比べても3倍です。ふつうのクリーニング屋さんと比べると10倍近いかもしれません。その代わり特殊な素材を使っていても対応してくれます。今のところ風合いを損ねたり、型崩れして戻ってきたことはないですね。