最近日本もエリートが縦の旅行、すなわち階級間の交流をしなくなったと批判されますが、私は昔の日本のほうが階級間の交流は少なかったのではないかと思います。

うーーーん、たぶん僕はびっくりされた側の人間ではないかと思います。別に上流階級という訳ではないですし、交流を拒否しているわけでもないんですよ。ただ共通の話題にちょっと困るんです。

特に東大女子はバリバリのお嬢さま育ちで、お嬢さま学校に放り込まれて育ってきたのが多いですから、入学時点で英語以外の外国語ができて、何か楽器ぐらい弾けて、週末にはコンサートや美術館に通うのを習慣にしているのが、ふつうに居ますからね。勉強の話題しかない男性にはちょっと戸惑うんだと思います。

まあご存じの通り、都内私立一貫の東大男子でも、東大女子の扱いにはけっこう苦労しているんですが🤣。

交際とか結婚となると、よくわからない部分がありますね。実際、大学時代のガールフレンドの親の職業を思い返すと、某省の事務次官級や国立大学教授、大企業の経営幹部や弁護士事務所長、それに諸芸の家元や芸術家なんぞが多かったのは事実です。デートに迎えに行けば、ギロッと値踏みされて、「娘をよろしく」と、あんまりよろしくでもない顔で挨拶される訳でした😅。お母さんやお姉さんにも挨拶されたしな😅。あれは心臓に良くない🤣。

また僕は現在の天皇陛下と一つ違いということがあり、独身時代には、皇太子妃候補の報道が過熱していました。「天皇家なんかに嫁いだら大変」というのが、お妃候補に模せられた旧華族のお嬢さまやその親御さんの常識ですので、みんな出来るだけ早く嫁いでしまおうと焦っていました。このため、僕はこういう女性とたくさんお見合いすることになっています。これは一般的な東大男子では経験していないことでしょうね。

僕が通うテニスクラブや乗馬クラブには、今もこういうお家の方がふつうにいます。というか、皇族方が隣でふつうにパコーンパコーンとテニスをしていたりします🤣。これはナイショですが、こういう世界が今でもあるっちゃあります。そうなると勉強以外のことが、どうしても求められてしまいます。