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江戸っ子?

質問

江戸っ子?

回答

江戸っ子ではないですね。この手の質問が時折入るので、まとめて回答しておきます。

父方は金沢市出身で、ご先祖さまは、明治維新前は加賀藩の石高数千石の上級家臣の家でした。加賀藩には家臣でも1万石以上の石高を有する加賀八家(人持組頭八家)という家老家があったんですが、その下のクラスの「人持」と言われる家でした。ご先祖さまは代々、加賀藩の奉行や若年寄、大目付などを務めており、時には家老職にまで上り詰めたようです。

これらは興味があって、国会図書館に行って調べたところ、「加賀藩組分侍帳」という古い資料に、詳細な記録が残っていました。鎌倉期からの家系図が残っているほか、菩提寺の禅寺には江戸初期からの過去帳が残っています。本家は今も健在ですが、僕の父はその末弟(金沢ではおすそさんと言うようです)です。ただ我が家の菩提寺は、京都の鎌倉期に出来た古いお寺に移してあります。

本家は明治維新後はビジネスで成功、特に戦後は糸編景気の時、いくつもの紡績工場を経営、大変威勢が良かったと聞きます。この他、いろんな観光業に手を出しています。これは現在も加賀温泉郷の大きな旅館などとして残っており、従兄弟が受け継いでいます。

本家の家は100畳の和室があるような豪邸です。伯父が存命だった時は3間を男衆、女衆、おさんどんにわけて一族が集まり、男どもは伯父からえらい順にぐるっと輪島塗りの朱塗りのお膳を各自の前に置いて、料理を食べて酒を酌み交わし、一族の重要事を話し合っていました。「犬神家の一族」という映画を観た時は、「僕たちも似たようなことをやっているな。でも映画のやつはしょぼいな」と思ったものです。

僕は男の子だったので、子どもでも伯父たちと同じ男衆の部屋で、その末席に座っていました。従兄弟の代になって、従兄弟の力量では、伯父の時ほど一族を結束さえられなくなっています。従兄弟ではものごとが決められなくなっているので、最近では従兄弟の隣に「東京のおじさん」、つまり僕が座って、この会合を仕切るようになっています。

本家は今も立派な家なんですが、悩みの種は観光名所と勘違いした観光客が勝手に入ってきて、パチパチ写真を撮っていくことです😅。

一方、母方の実家は明治維新までは、大番組の旗本だったという記録が残っています。これも旗本名鑑という本に母方の記載がありました。江戸時代は代々、組頭で600石ほどの扶持をもらっていて、大番組ですから今の千代田区の番町に居住していました。始祖は清和天皇らしいですが、清和源氏の分流で、源満仲流とあります。

当然ですが明治維新後には、旗本としての知行地を失っています。旗本や御家人には徳川家の静岡移住について行って、静岡藩士として貧困生活を送ったという記録も残っているんですが、うちのご先祖さまは見切りをつけるのが早かったようで😅、明治政府の官僚や三菱財閥の三菱合資(のちの三菱本社)に勤務しています。

三菱合資ですから戦前の勤務先は丸の内で、住居は文京区内を移り住んでいて、最終的には三菱財閥本家3代目の岩崎久彌が岩崎家の別宅があった文京区の六義園近くの土地を分譲、三菱合資関係者の多くが移り住んだ時に、この地に居を構えています。実家は今もここにあるんですが、当時の土地分譲ですから200坪-300坪が平均的だったようです。

第二次世界大戦後の財閥解体で、祖父は自分で会社を起こし、なかなかの規模の会社にまで育成しました。僕が幼児期から青年期にかけて、おぼっちゃまとして育てられたのは、当時この母方の実家がかなり裕福であったためです。

僕が現・天皇陛下のお妃選びが話題になっていた時、お妃候補と週刊誌で報道された旧華族のお嬢さまが、天皇家なんかに嫁いだら大変と、我先に結婚相手を探していた時、僕がこの数人とお見合い相手になったのも、こんな家だったからです。

しかし祖父の跡を継いだ叔父がすでに亡くなり、現在は従兄弟の代になっているんですが、都内有数の高級住宅街と言われるところの1000平米近い家なので、不動産価格がとんでもないことになっていて、7-8年前に同程度の広さの家が売りに出された時には、40億円超という笑えないお値段になっていました。現在ではさらに価格が跳ね上がっているようです。

現在の当主である従兄弟はサラリーマンなので、この家の維持がすでに難しくなっており、マンション用地として売りに出して、どこかに移り住もうかと検討していました。しかし僕にとっても生家であり、愛着がある家だったので、とりあえず離れや日本庭園や池がある約半分を僕が従兄弟から買い取り、分筆登記してあります。

従兄弟の子どもは娘2人で、とてもこんな相続税を支払えないという話なので、いずれ残りも僕が譲り受け、従兄弟の子どもたちにはそのお金がまわるようにするという約束になっています。ですからここはすでに僕の別宅になっています。

僕は生まれて直ぐと幼稚園時代、それに中学生時代をこの家で暮らしています。僕は父と不仲だったので、小学校時代もたびたび実家に逃げ込んで、暮らしていました。僕の姉貴代わりの従姉妹は父方の伯父の娘なんですが、東京のお嬢さま学校に通わせようという伯父たちの考えで、小学校6年生から高校3年まで、この僕の母方の実家で下宿していました。ですから2人仲良くできたわけです。

ちなみに僕が通った幼稚園の先輩には上皇后美智子さまがいて、何度か同窓会に顔を出されています。園内にはその時、記念にお手植えされたクスノキもありました。それから半世紀近く経ち、木が大きくなったことや幼稚園を改築するため、伐採されて園児たちのためのコカリナの笛に生まれ変わった、という話が新聞記事にもなっていました。

以上のように、僕は生まれも育ちも文京区内の「東京っ子」とは言えるんですが、父方は違うし、「お江戸に3代続けて住んだら江戸っ子」という定義で言えば、「本郷も兼安までは江戸のうち」とも言います。母方の実家は兼安のある場所からだいぶ先です。もともとは柳澤吉保の下屋敷があり、その後は加賀藩前田家の武家屋敷があったそうです。江戸っ子というのは浅草とか日本橋、神田と言った庶民の住宅地や商業地の住人を指しますから、番町や文京区内の武家地に移り住んだ母方も「江戸っ子」とは言えませんね。

「婀娜な深川、勇み肌は神田、人の悪いは飯田町」と言って、江戸っ子たちは旗本たちが多く住む飯田橋界隈を嘲りました。番町もまあ、人が悪い範囲内ですね😅。

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