お子さんが生まれたら、何歳からりおぽん社の役員としての役員報酬を支払う予定ですか？

会社法には何歳から取締役になれるのか、規定がありません。未成年であることは、取締役であることの欠格事由ではないとされます。

その一方で会社法355条で、取締役には善管注意義務と忠実義務が課せられます。この両義務を理解して遂行できる年齢でないと、取締役就任が不適当と判断される可能性があります。

当然個人差がありますが、一般的に取締役になれるのは「10歳から」と言われています。ただ年齢規定がありませんから、両義務が理解可能で、取締役就任に十分相応しい判断力があると証明できれば、法理上は5歳児でも取締役に就任することは不可能ではありません。

ただそこで争ってもあまり意味がないので、10歳までは生前贈与を続けるということになるでしょう。