質問
子育て時期(特に小学校低学年前後)で意識して育成しようとしていたものは何でしょうか?
回答
子どもの自発性を育む上で一番やってはいけないことは「もっと勉強しなさい」「もっと練習しなさい」と言うことだと思います。そんなことを言われれば、大人だってやる気をなくしますからね。たぶんこれが最悪だと思います。
まずは子どもが今やっていることを「認めてあげる」ことです。ちょっと「おだててしまう」ぐらいでもいいです。親にそうまで言われれば、子どもは悪い気はしません。「もしかしたら、自分はこれが得意なのかもしれない」と思えば、「やる気」になります。やる気になった子どもは強いです。叱るのではなく、やっていることを「励まして」あげます。その上で、やる気を失わせないように注意しながら、子どもに「今、何が足りないのか、アドバイス」していきます。この時、必要なのは、子どもが親を「信頼していること」です。
どんな子どもにも、向き不向きがあります。興味関心も違います。親はそれをよく見極めて、子どもが「興味を持っていること」「得意そうなこと」を伸ばしてあげます。とにかく、子どもに、他の子どもより得意なことを作ってあげて、「自己肯定感を高めること」に努めます。
子どもは親をなんだかんだとよく見ていますから、子どもに勉強させたっから、「自分が勉強している姿を子どもに見せること」です。親がぐうたらしているのに、子どもにだけ努力を強いるのは、虫が良いというものです。親がテレビを見ているのに、子どもにだけ勉強させようとするのは無理です。この面で特に父親の協力は不可欠です。父親がリビングで横になって酒を飲みながらテレビを観ていれば、子どもはそれが大人なんだと思って真似します。高学歴な両親の子どもに学習意欲が高い傾向があるのは、遺伝も子どもの教育にお金をかける傾向があることも要因でしょうが、この「家庭環境の違い」が大きな要素です。学者の子どもには読書家が多いです。
親として子どもを叱らなければならない局面はどうしてもありますが、僕らはこれを極力控えました。叱ったのは「自分や周囲に危険がある時」「社会のルール、儀礼やマナーに反している時」「道理に合わない時」だけに絞りました。特に避けたのは、「お勉強やお稽古事で本人が気が乗らない様子だった時」です。こんな時は叱って無理矢理やらせることはせず、放っておきました。それで学校の提出物などで間に合わなかったこともありましたが、それで困るのは本人です。内心しまったと思っていますから、そこでどうすれば良かったかアドバイスしました。あと、どんな子どもにも「不得意なこと」はあります。それは無理強いしませんでした。完全無欠な人間なんていません。年がら年中、勉強や練習を強いては子どもも疲弊しますから、ゲームの類いはどんどんどん与えちゃったです。ただし、オンとオフの切り替えだけは明確にさせました。子どもの集中力なんて長続きしませんから、「短時間集中型」を目指しました。ズルズルやらせるのは逆効果。集中していなければ、子どもは何も覚えていません。
我が家の話で言えば、娘は3歳ぐらいから、ヴァイオリンやピアノを習わせています。ピアノは妻が教えました。休日は妻がピアノを、僕がチェロを弾いていましたから、娘も「何か楽器をやらなくちゃ」という感じになりました。幼児ですから、もちろんムラはありましたが、叱ったりせず、できた時だけ褒めました。「褒めて伸ばす」ことが第一です。小学校では「ヴァイオリンやピアノが上手に弾けることは同級生や先生から認められる要素」になりましたから、その頃には親が強制しなくても自分で熱心にやっていました。発表会には同級生、時には先生が観に来てくれましたから、本人は鼻高々でした。あと、僕が海外旅行に出るたびに、日本では売っていないような可愛いドレスを買ってきたので、発表会にそれを着て出るのも楽しみだったようです。質問者さんのお子さんはピアノを始めてからまだそんなになっていないと推測するので、娘の幼児期の対応をご参考ください。
勉強や読書の習慣付けは両親で面倒見ましたが、主導したのは僕です。僕が在宅して読書したり、調べ物をしたりしている時は、娘を書斎で遊ばせておきました。3-4歳の頃には、僕が本を読んでいる横で、自分の絵本を読んでいました。娘が読んだ本についていろいろ話かけてきたので、僕もそれを読んで、感想を言ってあげました。僕とお話しできることを娘はとても楽しみにも自慢にもしていたようです。娘が読んだ本に満足している様子だったら、次に読んだら面白そうな本をいくつか僕が選びました。本は子ども向けのものには限りません。僕自身、小学4年生ぐらいでヘミングウェイやドストエフスキーなんかにハマっていた覚えがありましたから、もう娘の興味関心に従って濫読させました。いわゆるお勉強は小学生レベルなら問題ありませんでしたから、娘が興味を持ちそうな学問分野は僕がどんどん教えてしまいました。娘は僕の「講義」をとても楽しみにしていたフシがあります。
小学校低学年時には、自分で本を読むという読書習慣は完全についていたので、僕は「本を選んで、それを買ってあげた」だけです。読書家に育っていたので、小学校1年の段階ですでに小学校で履修する漢字ぐらいは読み書きすることができました。国語力は小学校レベルではありませんでした。国語力があれば、小学校低学年の授業ぐらい簡単ですから、いわゆる「お勉強がよくできる子ども」になりました。小学校時代、娘はいわゆる「オール5」です。「神童」と呼ばれていた時期もあります。そうなれば、先生や同級生にも一目置かれますから、本人もその気になって自発的にやるようになります。問題はどうやってこの「好循環に持ってくるまで」なんです。
小学校低学年ぐらいには、担任の先生の方が、僕らがどうやって子育てしているか、家庭訪問してきて、あれこれ尋ねてくるようになりました。最近は家庭訪問も玄関先で済ませることが多いようなんですが、先生はよほど興味があったらしく、家に上がって2時間ぐらいお話をしたこともあります。熱心にメモを取っていかれました。娘の部屋を見たいと言うので案内しましたが、娘の書棚を見てビックリしていた覚えがあります。
相場予測noteを無料お試しできるキャンペーン!
- 相場当てまくりの相場予測noteを無料で読める!
- 秘密の爆益銘柄を無料でチェックできる!
- 紙書籍が郵送されてくる!
- 総額1万円相当を無料でプレゼント!
超豪華な特別キャンペーンをIG証券様が実現してくれました!
- 私の相場予測を無料で読める!
- 総額1万円相当のプレゼントを無料でゲットできる!
IG証券でしか取り扱っていない投資対象が山ほど存在するため、私のように幅広い投資対象へ投資するなら必須の口座ですね!私自身もIG証券を利用しています!
秘密の爆益銘柄も公開中!
ブログの記事は全て無料で読めますが、相場予測noteに関しては有料記事となっています。
予言書とか言われちゃうレベル!?
驚異の的中率!爆益銘柄の公開!
別格すぎる相場予測を公開中!