エリオット波動に否定的なご意見でしたが、そこでは世界的に近々の大暴落を想定しています。

世の中には「これから市場は暴落する」という言説が年がら年中あります。相場はいつかは暴落しますから、いずれどれかは的中するんです。先の回答で僕は「広瀬さんの予言の的中率はこれまで非常に低かった」とは申しあげています。

また広瀬さんに「米国株はオワコン」と見通せるようであれば、ウォーレン・バフェットやジョージ・ソロス、ビル・アックマンといった百戦錬磨の「著名投資家」にそれが見通せないはずがなく、バフェットやソロスより広瀬さんの見識の方が優れているとは思えない、という意味を込めてお答えしました。

まず直近で米国株がオワコンになるというのは失笑ものの話だと僕は考えます。広瀬さんには過去にも新興国株投資を信者に煽って大損させ、トンズラを決め込んだ過去があります。それでも懲りないのが広瀬さんのすごいところです。

でも米国株はそう遠くない時期に暴落するはずです。僕自身もその予想シナリオは立ててあり、対応策も作ってあります。でも僕にはこれを公開する気はありませんが。

エリオット波動は相場理論としては極めて単純です。経済事象は複雑なので、多方面からあれこれ眺めて分析しないと予測精度が甘くなる、というのが僕の信条です。エリオット波動(だけ)を信奉して、それで全てが説明できるという方は、僕には新興宗教の信者にしか見えないので、否定的なんです。

広瀬さんの過去の予言的中率が低かったことは、ファクトです。エリオット波動信仰者はやっぱり頭がかなり単純に見えます。しかし答えである「暴落予想」が一致している可能性は否定してはいません。