質問
大塚国際美術館は行かれましたか?
数々の本物を観られているりおぽんさんですからわざわざコピーを観に行くこともないのでしょうが、もし行かれたことがあるのであればそのコピーの精度や感じられた事など教えて欲しいです。
色味やタッチの再現、現地に立った時との感じ方の差はどの程度のものなのでしょうか。
回答
なぜかこの質問が定期的に入るんですが、美術品をコレクションしていれば、日常的に贋作に出会います。その中にはかなり出来の良いものもあります。美術品をコレクションするというのは、ある意味で真贋を見抜く戦いなんです。こんな戦いをして贋作を散々見ているのに、徳島まで行って、さらにそれを見る必要はないじゃないですか。
日本で見たい贋作は、フランス人画商フェルナン・ルグロに騙されて、上野の国立西洋美術館が購入したドランやデュフィです。いずれも今なお国立西洋美術館の倉庫に「資料」として保管されているそうですが、展示されることは今後もありえないでしょう。国立西洋美術館の学芸員さんだけが見ることができます。僕はドランもデュフィもまったく趣味ではありませんが、「あの国立西洋美術館が騙された絵」であれば、どれほどのものか見てみたいです。
またサザビーズやクリスティーズなどでも、たまに出品したものが贋作だったと判明して返金騒ぎをやっていることがあります。近年の大物ではジャコメッティの彫刻作品がありました。あんな落札価格がうん十億円になるもの、オークショニアも目玉作品として厳重に鑑定するはずなんですが、それでも騙された偽ジャコメッティの出来栄えは、見たくあります。
美術品コレクターなんて好事家が多いですから、有名な贋作事件の登場作品は「有名な贋作」として高値で取り引きされます。昭和初期の「写楽の肉筆画」で知られる春峯庵事件に登場した、江戸期の有名版画家たちの偽肉筆画は「春峯庵もの」と言われて、好事家垂涎の的です。このため偽肉筆画である春峯庵ものの贋作、つまり贋作の贋作まで出る始末です。
僕もこれには興味があるので、その日のために「春峯庵華宝集」という、肉筆画を騙し売るために当時制作された豪華な図録を持っています。これも今ではお値段がかなりお高くなっています。
これだけ日々贋作に接しているのに、徳島に行ってまで、贋作を見たいとはまったく思いません。それぐらいだったら、「いのたに」に行ってラーメンを食べています🤣。
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