質問
2024年11月26日 回答
レーザーテック、スクリーンあたりはかなり下げてきています。両社には粉飾決算を想起させる噂や兆候がみられます。その一方でそれが大きな問題にならないと考えれば買い場のようにも見えます。りおぱんさんはどのような見方をされてますか?
回答
粉飾決算云々というのはど素人の下衆の勘繰りですから、気にしなくて良いです。でも、受注残高などを発表できないほど、状況が悪い、あるいは不透明なんでしょう。僕はそう理解したので、現在レーザーテックについてはけっこうな量のショートポジションを持っています。これは6000円以上値幅が取れています。
さすがにそろそろ利益を確定しようと考えているので、いい加減底なのかもしれませんが、レーザーテックやScreen などの半導体製造装置株の投資判断をする上で見るべきは、オランダのASMLの業績見通しです。半導体製造装置は国際水平分業で、ASMLはEUV露光装置で圧倒的なシェアを持ちますから、ASMLの見通しが悪いのに、レーザーテックの見通しが良いということは、ちょっとありえないんです。このASMLで先般ASMLショックがあったばかりです。
またトランプ2.0で米中貿易戦争が激化すれば、半導体・半導体製造装置は直撃されます。関税程度ならまだ良いんですが、最悪のシナリオは、トランプさんがFDPR(外国製直接製品ルール)を発動させるケースです。これが発動されれば、日本や欧州の半導体製造装置メーカーも、中国企業とは取り引きが出来なくなります。こうなれば、半導体製造装置株は今の価格からさらに20-30%の暴落をしてもおかしくはありません。
これが実際に起こるかどうかはわかりませんが、この悪夢のシナリオがある以上、僕は現在、半導体製造装置株を買う気にはなれません。買うのは、トランプさんが大統領に就任して、様子がわかってからで十分だと考えています。
以上はあくまで僕の投資判断ですから、今がドン底と見て買いに入るかどうかはご自分で決めてください。
最後に僕の11月後半の動きについて触れます。
トランプ2.0で貿易戦争が激化して、関税だとかFDPRだとかが問題として浮上することがほぼ確実である以上、輸出のウェイトが高い銘柄は買えないし、持っていられない、というのが僕の投資判断でした。これは昨日の村田製作所についての回答でも触れた通りです。
ですから手持ちではTDK、HOYA、SMC、富士通、SWCCなどの利益をバッサバッサと確定させて行きました。代わりに購入したのは、朝のポストで米国株についてポストしたのと同じ、消費財や消費サービスを中心にした内需株です。
具体的に言うと、11月15日にエムスリー(+16%)、21日ワコール(8%)、ユニチャーム(7%)、クレディセゾン(7%)、カカクコム(6%)、22日に花王(6%)、ユナイテッドアローズ(8%)、しまむら(7%)、積水化学(5%)、ポーラオルビス(1.8%)、今日、資生堂(0%)、という感じです。
緊急避難的なところもあり、また僕がこれらの銘柄を得意とはしていないので、クリスマス商戦以降も持ち続けるかどうかはこれから判断します。しかしこれを見ていただければ、僕が今何が買えなくて、何なら買えると判断したのかが、明確にあらわれていると思います。従来から保有している銘柄のダメージが大きいので、今日はPF全体ではカバー出来ていませんが、これらの銘柄は比較的堅調に推移しています。
この他、捨て身枠で18日にインテグラル(8%)、22日にグローバルセキュリティ(6%)を仕込み、東証早押しゲームで25日に京成電鉄(15%)、京浜急行(9%)、今日、三井E&S(13%)を買っています。早押しゲーム株は賞味期限が早いので、いつでも売却出来るようになっていますが😅。
以上の動きは、米国株についてもほぼ変わりありません。
相場予測noteを無料お試しできるキャンペーン!
- 相場当てまくりの相場予測noteを無料で読める!
- 秘密の爆益銘柄を無料でチェックできる!
- 紙書籍が郵送されてくる!
- 総額1万円相当を無料でプレゼント!
超豪華な特別キャンペーンをIG証券様が実現してくれました!
- 私の相場予測を無料で読める!
- 総額1万円相当のプレゼントを無料でゲットできる!
IG証券でしか取り扱っていない投資対象が山ほど存在するため、私のように幅広い投資対象へ投資するなら必須の口座ですね!私自身もIG証券を利用しています!
秘密の爆益銘柄も公開中!
ブログの記事は全て無料で読めますが、相場予測noteに関しては有料記事となっています。
予言書とか言われちゃうレベル!?
驚異の的中率!爆益銘柄の公開!
別格すぎる相場予測を公開中!