BTCをどんな目線で所有されてますか？｜東大ぱふぇっとの米国株投資ブログ

質問

2024年11月17日　回答

BTCは半減期アノマリー的には来年夏頃に利確した方が良さそうですが、米政府の仮想通貨のまとめ買い、流通環境整備等を鑑みると現時点では10年以上のガチホ目線でみるのが妥当な気がします。りおぽんさんはどんな目線で所有されてますか？

回答

僕は永らく1ビットコインを売り買いして来ただけで、大きくポジションを持ったのは今年9月の話です。この時の僕の理屈は、①現在の価格は当面の底、②当面の価格は先高ーーという程度のもので、実は詳細な分析をしてはいません。現在でもそうです。

これは今後のビットコインの価格が、政治的な要因や制度的な要因に、大きく依存するからです。トランプさんが次期大統領になった以上、2025年からの4年間、仮想通貨に不利な政策が取られるとは考えにくい。ですから買い安心感はありますが、どんな政策がいつ取られるかは、トランプ政権が発足してみないとハッキリしません。予想の精度が上げられないものを、あれこれ予想するのは、時間と労力の無駄遣いです。

ビットコインの弱点は、制度的に資産としての信頼性が低いということで、これがこれまで僕が仮想通貨投資をためらって来た一因でした。GOXされることがあり得る投資対象に、大きな資金は怖くてとうてい割り当てられません。ただこの制度的な整備も、今後の数年で進むかもしれません。そうすれば、年金のような大きな資金がビットコインに一定のポジションを持つこともあり得る話です。

ですから僕はこの政治的要因と制度的な要因の進捗状況を睨みながら、都度判断して行くというスタンスです。とりあえず先高感さえあればいいです。

半減期アノマリーは、仮想通貨投資家がみんなで「こう動くだろう」と予想しているから、成立しているところがあるでしょう。アノマリーでは来年夏ごろまで高くて、その後下落に転じるわけですが、これはトランプ政権の政策１つでコロっと変わります。そんなに重要視はしていません。「こういうアノマリーもある」と、頭の片隅に入れてある程度です。