GAFAMとNVIDIAの中で最も安心して長期保有できる銘柄は何だと思われますか？

GAFAMもNvidiaも、すでに株価が目一杯高くなっているので、「安心して長期保有」までは出来ません。好決算を出しても売られるリスクがありますから、常に決算を跨ぐかどうかの判断を迫られます。

5年の株価上昇率で見ると、NVDAが2750%の上昇と圧倒的です。GAFAMはだいたい200%前後ですが、AMZNは135%程度です。その期間の上昇率は94%ですから、いずれも指数をアウトパフォームはしてはいます。しかし5年の株価上昇率は鈍化しつつあります。特にGAFAMは新しい飯の種を見つけないと、これ以上の株価の上昇が説明つかなくなっています。

その点、NVDAの業績の伸び率は絶好調でまさに旬ですが、AI市場の伸びが目一杯株価に織り込まれているので、やがてやっぱり新しい飯の種を見つける必要が出てくると考えています。

僕は2008年のリーマンショックから2012年にかけて、GAFAMとNVDAを主力に米国株投資をして、これがのちに爆益を生みました。しかしいずれも順次利確して手放し、現在でも残っているのは2012年12月に購入したMSFTと、売買を繰り返しているNVDAだけです。MSFTも利確を続けてだいぶポジションを落としています。

GAFAMをこれから取得するのは、リスクリターンが見合わない、というのが僕個人の投資判断です。