質問
2024年10月08日 回答
立憲民主中心の内閣が出来た場合、経済政策はアノ悪夢が再来すると考えますか?当時も零細商店やってました。
「一度決まってた予算を白紙に戻してのやり直し」
丁度それから1ヶ月後くらいから売上が急降下したのを
覚えています。あれはもう経験したく無いですね〜。
回答
現時点で立憲民主党単独政権ができるとは思えないので、立憲民主党系の政権が誕生するケースを考えると、連立を組む相手次第になると思います。それでも「イフ」を考えた場合、立憲民主党の野田佳彦総裁が先日発表された「次の内閣」が参考になると思います。
まず野田さんは財政規律論者で、前回の首相時には消費税増税を打ち出しました。このため民主党は総選挙で大敗するんですが、消費税増税自体は自民党の安倍政権に受け継がれて実行されます。野田佳彦さん自体が「穏健な保守」を自認されているように、野田佳彦さんが自民党の総裁で、石破茂さんが立憲民主党の総裁であっても、僕にはぜんぜん違和感がありません。
「ネクスト経済財政担当大臣」に模されている馬淵澄夫さんも「まともな政治家」「スジを通す政治家」であるという印象を持っています。民主党菅直人政権時代に発生した東日本大震災の福島第一原発事故対応では、政府側代表として東電や経産省と対立しながら、「まともな対応策」を推進しようとしたんですが、結局、馬渕さんが首相補佐官を退任したことで頓挫、これが今に至る福島第一原発の問題の一因になっていると思います。
当時は東電が組織防衛のため、あらゆる政治的なコネを駆使していたので、それが影響していたのかもしれません。僕の知人もこの時期、経産省の官僚として、実質国有化された東電と関わったんですが、東電改革について社内の守旧派の抵抗がものすごかったと言っていました。馬淵澄夫さんは前原誠司さんが打ち出した八ツ場ダム建設工事中止を撤回するなど、現実路線を取りました。
馬淵澄夫さんは高速道路無料化が念願だと思います。野田さんとは異なり消費税増税反対派でしたし、どちらかと言えば積極財政派でしょう。
「ネクスト財務金融大臣」に選ばれた階猛さんは、無名だと思いますが、東大法卒の銀行マンで、みずほ証券の主任研究員だった当時、同郷で高校・大学の先輩である達増拓也さんが岩手県知事選に出馬するのに伴い、その後継者になった方です。政界入りしてからしばらくは、小沢一郎さんの側近として活動されましたが、後に袂を分ちました。
希望の党や国民民主党を渡り歩いてきた経歴があるので、イマイチ立憲民主党の岩手県連との仲が上手くいっていないのが懸念材料ではありますが、実質的に自民新人との対決になる岩手1区では無事当選できる可能性が高いと見ています。
経歴を見ればわかるように立憲民主党の議員としては、経済がわかる方ではないでしょうか。前回の野田佳彦政権時に消費税増税に猛反対したため、民主党を離党させられそうになり、最終的に党員資格停止処分を喰らっています。野田佳彦さんが「次の経済閣僚」として、かつて自分の消費税増税に反対したお2人を選んだのが面白いです。
「ネクスト経済産業大臣」に選ばれている田島要さんも無名だと思いますが、元NTT社員で、NTT労組が中核になっている「情報労連」が推している政治家です。この方の経済産業政策でわかっているのは、もし経産大臣に就任すれば、岸田内閣で進んだ原発再稼働や原発リプレースを大きく転換、「2030年代の原発稼働ゼロ」を目指されるであろうということぐらいです。もっとも石破首相も総裁選前には「原発ゼロ」を主張されていましtが、早速軌道修正されているので、さてどうでしょうね。経済安全保障上、この話には経済界が猛反発するでしょう。
こうしてみると、野田佳彦さんは立憲民主党内のややこしそうな方は、ややこしいことを言いそうなポストに回していて、経済閣僚には原子力政策以外、比較的現実路線の方を配置していると思いました。かつての失敗が一応身に染みているんじゃないですか。顔触れを拝見すると、どちらかと言えば外交や安全保障、エネルギー政策、ジェンダー問題などで自民党政権とは大きな政策転換になるんじゃないですか。
ただ立憲民主党としての経済政策として、「公正な分配」「財政ファイナンス化した金融政策の正常化」「人への投資と賃金アップ」「分散・分権型の内需主導の経済」「希望する人が成長分野への新規就労や転職ができるような仕組みの創設」「消費者行政の強化」「中小企業の生産性向上」「同一価値労働の同一賃金の実現」などなど、理念は素晴らしいけれど、実際にはどうやってやるんだろうと思える政策が並んでいるのは確かなので、かつての民主党政権のように「やってはみたけれど、ダメだったわ」という朝令暮改の再来にはなるかもしれません。馬渕さん以外、政権政治家として腕を振るった経験がない方ばかりなので、この辺はまことに未知数です。
あと、株価と大企業、富裕層には優しくない政治にはなると思います。「アベノミクスの否定」は、この政権にとって重要な政策的課題になるでしょう。政権における経済政策の重要性のウェイトも少し下がると見込んでいます。憲法改正を含む安全保障問題、ジェンダー問題、年金と社会保障の改革、原子力行政や環境問題のウェイトが上がるんだと見ています。
以上が僕の私見です。でもそれより前に目の前の石破内閣、なんとかならんかな🤣。僕の評価では「大臣にしちゃいけない人」が、3人も入閣しているんですよ😅。
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