りおぽんさん家の楽器はどこから購入されていますか？

僕のチェロは18世紀のイタリアの「ピエトロ・ジャコモ・ロジェーリ」のものです。いわゆるオールドイタリアンです。2000万円以上はするものです。娘のヴァイオリンはやはり18世紀の「ロレンツォ・カルカッシ」、やはりオールドイタリアンです。状態が非常に良いものだったので、価格はチェロ以上でした。当然、弓も楽器本体に見合ったものになります。

こうした楽器は、楽器屋さんに行けば必ず売っている、というものではないんです。僕の場合も娘の場合も、ともに習っている先生のところに、楽器屋さんが「こういうものが入荷した」という話を持ち込み、先生が買いそうな生徒を紹介するかたちでした。当然先生は楽器屋さんからマージンを取っているんだと思いますが、まあそういう業界なんです。

高価なものですから、専門の鑑定の方に鑑定を再度お願いしたり、十分に試奏した上で購入を決めています。でも、オールドイタリアンの状態が良いものは、みんなが右から左に買いますから、早く決める必要があります。

妻の「スタインウェイ」のフルコンについては、ふつうにピアノ専門店で買っていますが、「スタインウェイ」のフルコンより高い😅「ベーゼンドルファー」の装飾的なグランドは、人を介して買っています。これは世界でもそうたくさんあるものではないので。