質問
玉川学園中等部の国際バカロレア教育について、子どもの将来に役に立つものだと思いますか?
勝手な希望としては子どもには大学は海外に行ってほしいと思っています(もちろん本人の意思次第です)
回答
一般論は僕にはわかりません。一般的には役に立つのかも知れません。以下、人によっては暴論に見えるかも知れない、僕の私論を述べます。
「もし僕が親だったら」、玉川学園の国際バカロレア教育は「最初からは」受けさせません。最後の選択肢にします。理由は僕が魅力を感じないからです。僕が知っている「玉川学園の教育方針」は、僕としてはちょっとヌルいんです。知人に玉川学園の先生がいて、親族も通っていたんですが、それを見て、「僕は」そう感じました。これはあくまで僕個人の私的判断です。
今、学校も生き残りの時代なので、学校名に「国際」と付けて、国際バカロレア認定校であることを売りにしているところもけっこうありますが、これも同様に魅力を感じません。これもあくまで私見で、「僕が親だったら」です。確かに帰国子女を中心に玉川学園高等部は海外大学への進学実績を着実に積み増して来てはいますが、僕は内容的に満足出来ません。
僕も子どもには海外で高等教育を受ける機会を設けたいので、もしまた子どもを育てるなら、それは確実に考慮に入れると思います。我が家からは遠いですが、渋谷学園幕張高校は毎年10人前後が米国の有名大学に合格しています。開成高校も昨年プリンストンなど9大学に合格者を出しています。まだ実際に進学している生徒は少ないようですが、いずれこれらの学校は生徒がその気になれば、合格実績も進学実績も増えて行くと思います。女子校はまだ大学で海外の大学への受験実績が少ないですが、桜蔭高校は過去、1年で9校の合格を出したこともあります。
これが「本当に(意味のある)海外の大学に進学できる高校」だと、僕は評価しています。玉川がそうだとは思いませんが、よくある「国際バカロレア認定校」で、日本の大学への大した進学実績もない学校に進ませても、名ばかりの国際教育を受けるだけだ、というのが「私見(暴論)」です。ちなみに大学でも「国際」と学校名や学部名に付けているところがけっこうありますが、僕の経験上では、企業の採用サイドで彼らを「世界で役に立つ人材」と見るのは、ごく一部の学校の場合だけです。
そして大学からならば、海外の大学院に進むのはもはや不思議でも何でもなくなっています。我が家で海外での高等教育を受けていないのは、僕だけです。娘はハーバードの大学院卒業ですが、大学院受験時にはスタンフォードもMITも合格しています。彼氏くんもほぼ同様の学歴です。妻でさえドイツの音楽大学の大学院を卒業しています。
ちなみに娘には、僕は小さな頃から英語教育を施すことに注力、高校や大学の休みには短期の海外への語学留学もさせています。娘は英語以外にスペイン語と中国語が堪能なので、世界のかなりの人とコミュニケーションが取れます。これはかなり計画的にそうなるように育てました。
娘は(彼氏くんも)大学までは日本で教育を受けていますが、現在は米国企業の日本オフィスに勤務し、部下にも上司にも外国人が多く、実際、娘の直属の部下にはオクスフォードの大学院を出た英国人など外国人が数人いるようです。ピカチュウのぬいぐるみだらけの自分の書斎では深夜、米国本社のカウンターパートナーなんかと英語で激しくやりあっています。彼氏くんは、かつて僕がそうだったように、気がつくと海外出張に飛び回っています。彼は「日本オフィスのトップ」以上のポジションを狙っているみたいです。
たぶん、2人ともいつでも海外現地の企業に転職できるし、海外に移住もできるでしょう。僕としては、これが「国際人」だと考えています。この辺で僕は妥協はしたくなかったんです。海外で働ける人間といっても何でも良かったわけではなく、使う人間であって、使われる人間には育てたくはなかったんです。僕はこの水準で、自分の子どもを「世界で戦わせ」たかった。妻も同意見だったので、3歳ぐらいから、そういう子どもに育つように、入念に長期戦略を練りました。
質問者さんが子どもに海外での大学教育を受けさせたいように、これは僕と妻の「親としてのエゴ」です。もし子どもにそうした資質がなかったり、望まなかったりした場合には、この「親の希望」は撤回する必要があります。その場合になって初めて「国際バカロレア」というものを視野に入れたかも知れません。ただ我が家の場合は、その必要がありませんでした。だから僕は今回の質問に回答するには、一番不適切な人間だったかも知れません。
ちなみに娘たちが勤めているところでは、「東大などの日本の有名大学の学士の新卒」という学歴は、採用上の底辺にあたるみたいです。海外の大学・大学院を卒業しているのがふつうで、後は経験者の中途採用、ヘッドハントがほとんどと聞きます。もはやそういう時代なんじゃないかと僕は思っています。
僕だったら、再度子育てをする場合でも、先ずは国際バカロレアうんちゃらに頼らず、自力で海外の大学や大学院に進学できる子どもを育てることに注力します。あくまで「僕だったら」です。後はご自分で検討してください。玉川学園の国際教育は決して悪くはないと思います。僕が魅力を感じないだけです。
相場予測noteを無料お試しできるキャンペーン!
- 相場当てまくりの相場予測noteを無料で読める!
- 秘密の爆益銘柄を無料でチェックできる!
- 紙書籍が郵送されてくる!
- 総額1万円相当を無料でプレゼント!
超豪華な特別キャンペーンをIG証券様が実現してくれました!
- 私の相場予測を無料で読める!
- 総額1万円相当のプレゼントを無料でゲットできる!
IG証券でしか取り扱っていない投資対象が山ほど存在するため、私のように幅広い投資対象へ投資するなら必須の口座ですね!私自身もIG証券を利用しています!
秘密の爆益銘柄も公開中!
ブログの記事は全て無料で読めますが、相場予測noteに関しては有料記事となっています。
予言書とか言われちゃうレベル!?
驚異の的中率!爆益銘柄の公開!
別格すぎる相場予測を公開中!